天気予報でフランス語 単純未来形と近接未来の使い分けを攻略しよう!
Le ciel va s'assombrir cet après-midi, et les températures chuteront dans la nuit.
(今日の午後は曇ってきて、夜には気温が下がるでしょう)
va s'assombrirはvenir+動詞の原形なので近接未来形
chuterontは直説法単純未来形
この近接未来と単純未来の使い分けは何なのかなあーと。
1.時間的な距離
2.時間の連続性
3.事象の確度
こんな感じで考えてみましたよ。
1.時間的な距離
まず、「今日の午後」って言い方するのは、朝の天気予報だけだと思うんですよ。
昼の天気予報で言うとしたら「今日の夕方」じゃないですかね。
つまりこの例文は朝の天気予報だということです。
朝から見た午後→近接未来
朝から見た夜→単純未来
文法書の解説通りにいくと、上記のように時間的な距離で使い分けてると考える事ができます。
2.時間の連続性
それから、朝の天気予報というのは、日中お仕事する人を想定してると思うんですよ。
で、朝という時間帯から見て午後というのは、日中のお仕事をしてる人にとって繋がった時間じゃないですか。
朝、家を出て→会社行って→仕事をして→家に帰る。
一方で夜というのは、その繋がった時間が一段落ついた後の、「分断された時間」みたいに考えることができるじゃないですか。
第1部.朝家を出てから仕事を終えて帰宅するまで。
第2部.家についてから寝るまで。
そういう、時間的なまとまりで考えると、
朝から見た午後とは、ひとつながりの未来→近接未来
朝から見て夜とは、つながってない未来→単純未来
こんな感覚もあったりするんじゃねえかな、って考え方でどうでしょうか?
3.事象の確度
後は、未来に起こるであろう事象の確定度みたいなのもあったりするのかなーなんて。
午後=時間的に近い未来→予報の確度が高い→近接未来
夜=時間的には午後より後→予報の確度が下がる→単純未来
とすると、午後の予報でも天気図的に予想が難しい(確度が低い)など場合は単純未来も使えるってことですかね?
この仮説はちょっと自信ないですが。
いつかフランス現地で生活するようになったら、この仮説が正しいか天気予報をチェックしてみようと思いますよ!
以上、天気予報でフランス語の近接未来と単純未来を攻略しよう!でした。