色数を絞って描くシリーズ
色数を極力減らしながらオリジナルのイラストを描くシリーズを気まぐれに不定期でやっています。
「数学の授業中に描くタイプのイラスト」シリーズとくっつけてやろうと思っていたんですが、数学ネタが思いつかないため頓挫。色味もそういえば気に入らないなと思いまして、ひとまず放置していました。
今回は、また新たな色味のシリーズですが、またしても青と黒にします。あと白も。青系の色が好きなんです。
青と黒はオリジナルだと使いやすいんですが、仕事だと意外に使いにくい色でもあります。どちらも暗いイメージがあり、明るさを求められる仕事では向いていないため敬遠されているような気がして自分から避けがちです。だからこそオリジナルの絵を描くときは使いたくなる色の組み合わせでもあり、オリジナルと仕事の絵両方が、ぼくの代わりに勝手に営業してくれると信じてまた今回も描いていきます。
テーマをもうけ、自分に課題を課してオリジナル作品をつくっていかないと、あまり絵がうまくならない(魅力的な絵が描けない)のではないかと最近いろいろな人の意見を聞いたり見たりして思っています。
というわけで、普段は黒い線で縁取って描くスタイルですが、今回は線を引かずにどれだけ描けるかという点にも思いを馳せながら描きます。
今の時点でできている3点をここに載せました。
上の2つは白なしで青と黒のみ。下のは白が入っています。
白が入るだけで全然印象が違います。
恐ろしい違い。同じ色とは思えないほどの違いです。
こんな感じでもう少し制作していきます。
ちなみに、色数を絞ると紙に印刷する仕事で「特色を使おう」というときに対応しやすいのではないか、とも考えています。「黒色・特色・紙の白」の3色で考えるときに、オリジナル作品をつくる経験が役立つのではという期待。
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