ゆっくりと空を見上げる

大阪の空は明るい。
深夜0時、カーテンを閉め切って部屋の照明をすべて消しても白い光が部屋を差す。

長野を出る前、かけてもらった言葉を思い出しては、その意味を考えて案ずる。

おそらく意味をもたないその言葉たちに、意味をつけたがってしまうのは、まだまだ私が暇人だからだろう。

毎日3時間残業して、割引シールの貼られたスーパーのお弁当をお腹に詰め込んで、ビールを飲んで寝る生活。
まだくだらない思考をめぐる余裕があるみたいだ。

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