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2024.4.7「だって『愛情チェック』が、ね?」

⚠こちらの日記にはスタライ8thツアーのネタバレが含まれます!

こんばんは。くろーどです。
日記、全然続きませんでしたね。

ともあれ、本日はスタライ大阪公演の千秋楽でした。
金曜日の夜公演ライビュ、土曜昼、日曜昼夜と見させて頂いたのですが、心から素晴らしいライブだったと思います。

どのユニットにも思い出がありますが、まずは私の大好きなアイドル、天城燐音さんのことからお話させてください。
かれ、今回も最高だったんですよ。

こちらをお読みの皆様は、スタライBNSでのMC「愛情チェック」を覚えていますか?
内容そのものは、とてもアイドルらしい「自分のことが好きな人〜!」でペンライトを振って貰うというものなのですが、お題目が「愛情チェック」なんですよね。

お茶目といえばお茶目なんですが、ちょっぴり試し行動めいているというか、不安を感じるというか。
天城燐音というアイドルの歴史を思うと、ファンの愛を「試さないと」心配なのかな、なんて思わされるフレーズで、少しだけさびしい気持ちになる方もいたようです。

私も例に漏れず、確かめなくても好きなんだけどな……と思っていたわけですが。

もちろん当然、そう問うてくれることで、私たちも愛を伝えやすくなるから有難いんですけどね。
大きな声で名前を叫んだり、アピールをしたり。そういうのって苦手な人は苦手なはずですし、燐音くんがスタライに登場しはじめた頃はコロナも流行っていてそういうのが難しかったですから。

ペンライトで伝えられる機会をくれるのは、正直かなりありがたくて、ファン思いだな、気が回る方だなと思っていたくらいなのですが。

けれど、なんの心配も屈託もなく、ファンを信じて舞台に立てるようになってくれたら嬉しいな〜という気持ちもありまして。

「愛情チェック」か……と、思って燐音くんを応援しておりました。

その後のライブでも燐音くんの「ほしがりさんファンサ」は観測できまして、

・BNSにて「愛情は態度で示してほしいよな」

・7thにて「俺っちのことが大大大好きな人〜?」

なんて、ファンサをしていたんです。態度で示して、はちょっと露骨でドキっとしますね。私は背筋が伸びました。

そんな燐音くんは今回のスタライでも例に漏れずほしがりさんのファンサをしてくれるわけですが、驚いたのはその後です。

⚠ここからはしっかりがっつりネタバレになるので、鑑賞後の閲覧をおすすめします。初日MCに触れますよ。

〜会話は私の記憶なので、雰囲気です〜
曲間MC、しののんと燐音

毎回恒例のペンラ遊びのトークで、内容としては2人の質問にペンライトを振って答えるというもの。さっそく繰り出される質問は、燐音くんの「いつもの」です。

燐音「じゃあ、俺っちのことが大好きな人〜!」
しののん(もう、みたいなリアクション)
燐音「まじめくんもやってみろよ」
しののん「僕のことが好きな人〜?」

と、Crazy:Bらしく、素直に欲しがっちゃえよとしののんを煽ります。
この時点で、なんだか少し憑き物が落ちたような印象を受けたのですが。

特筆すべきはその後のMCでしょう。
準備のためにしののんが先に捌けたあと、燐音くんはもう一度私たちに質問をくれます。
たしか、この後のライブも盛り上がってくれる人〜!みたいなことを。

そして、当然大盛り上がりの会場を見て、こんなことを言ってくるわけです。

燐音「こんなに綺麗な景色が見れねェなんてまじめくんも勿体ないな。でも、てめェらのことだ。この後も最高の景色を見せてくれるよな?」

と。細部は私の記憶なので(そもそも私自身大盛り上がりで覚えている余裕もなくて)曖昧ですが、おおよそこんなことを言ってくれたのです。

これって、すごいことじゃありません?
だって、「愛情チェック」が「てめェらのことだから」ですよ?

私たちならきっと、この後歌うRa*bitsも……そして当然Crazy:Bのことだって、全力で応援してくれると信じてくれているのです。
期待してくれているのです!

これがどれだけ嬉しかったことか……!
私はずっと、燐音くんからこの言葉を聞きたかったんだと思います。

よく考えるとしののんにほしがりさんファンサを勧めたのも、燐音くんがファンを信じてくれているからですもんね。

大好きな人〜?と聞けば、はーい!と色とりどりのペンライトが返ってくる。
もしかしたらその色が、黄色か、あるいは赤色をしていることを、燐音くんは確信してくれているのでしょう。

だから、自分が味わった甘い蜜をしののんにも勧めてくれたのかなと思います。

なんてCrazy:Bらしく、幸せな話なんでしょうね。

Crazy:Bは素直な欲望を我慢しない集団で、燐音の「怒り」や椎名の「食欲」、あれやこれやの欲を燃やして走り続けているわけですが。

そんなCrazy:Bとしての時間が、燐音くんの愛してる?の意味を変えてくれたのかな、なんて。
もしかしたら、私たちファンとの時間が燐音の心を解いてくれたなんて。

そう思うのは烏滸がましいことかもしれませんが、そうだったらいいなと思います。

それに、3日間の公演での共通のMCだって、燐音くんは私たちを信じてくれていました。

だって、ステージに出てきた燐音くんの一言目、覚えています!?
「お待たせしました!」って言ったんですよ。

そうです、待ってました。心待ちにしていましたとも!
煽るの上手いしトップバッターかなとか、それとも後半なのかしらとか、何を歌ってくれるのかなとか、ずっと期待して待っていました。
チケットが手に入る前から、ライブが発表された時から、ずっと、待っていたのです。

だから、すごく嬉しくて。

本当に、私たちが期待しているって、信じてくれてありがとう。
楽しみだったよ、愛しているよ、当然でしょう。ファンだもの。

だから、遠慮なく欲をぶつけてくれて嬉しかったです。
そして、そんなふうに真っ直ぐな欲を持てるようになるまで、アイドルでいてくれてよかったなと思います。

アイドルを、ファンの私たちを、愛してくれてありがとう。
挫折を経験してもなお、諦めずに夢を追って生きていてくれてありがとう。

そんなふうに思える最高のライブでした。

ここまではMCの話でしたが、ライブの時の燐音くんはずっと楽しそうで、子供のように笑うんですよね。
だからどんな瞬間も、かれは今幸せなのだろうなと思えて最高でした。

極めつけはあれですね、自分たちの持ち曲を披露して「Crazy:B最強!」と叫んだ時。
合同ライブでそんなこと言うんかいと思いましたが、欲望に忠実で輝いていましたよね。

たしかに、最強です。
会場からも「最強〜!」と掛け声が上がり、それが本当に嬉しくて。ずっとずっと大事にしたい思い出になりました。

Crazy:Bは「欲」のユニット、言いたいことは言って、お腹がすいたら食べたがって、愛されたい時は素直に尋ねる。

ついその欲望に振り回されたくなってしまうのが彼らの魅力で、気持ちの良さなんでしょうが、こうも「欲」が美しいものであるとは、Crazy:Bに出会わなければ気づけなかったかもしれません。

爽やかな欲望と解放のイエローが、どこかこちらの背中を押して、月曜日からの私たちすら少し素直にしてくれる。
いたずらっぽい笑顔の彼らが、味方でいてくれる気さえする。

たしかに彼らはもう、私のアイドルなんだなぁと再認識させられる最高のライブでした。

この機微が描かれるスタライってすごい……。

以下、燐音くん及びCrazy:Bの好きポイント覚書です。

☆Ra*bitsとのMCでの絡み

後半のトークコーナーはRa*bitsとクレビ
日替わりでメンツが入れ替わり、
初日:燐音、しののん
2日目:HiMERU、なずな、光
3日目:ニキ、こはく、友也
の組み合わせでした。

2日目ペンラ遊びは「ダッシュしたい!」という光の要望に応える形でウェーブ作り。
「天満が」走るので、みなさんは合わせてウェーブを作ってくださいねとHiMERUが提案。
自分は一切走らずニコニコ見ていたのが良かったです。

3日目は質問コーナー。
暴走気味のニキとこはくに振り回された挙句、そろそろ時間やでとこはくに言われ、90度のお辞儀をする友也が面白かったです。
友也が捌けたあと「真白はんも抜けてるところがあるんやなあ」と言うこはく、年上よ!?可愛い顔してるけど先輩よ!??ってかんじで最高でした。
誰に対してもちょっと態度がでかいのが可愛いですよね。これとか。

ララバイ「優しい悪夢/第1話」より


☆Ra*bits⇒クレビ登壇のMC

燐音「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん!」って出てくるのが面白い。テンション上がって思いつきで話してるのかも。
そして、Ra*bitsのヒカリスペクトルでしんみりした会場を一瞥し、椎名が切り出します。

ニキ「大変っす!みんなRa*bitsの曲に感動した〜って顔のままっすよ!」
燐音「おいおい。そりゃねェっしょ!」

と煽り、自分たちを見て〜!とアピールします。こはくやニキもそこに便乗し、私たちが声を出すまでもっともっとと煽ってきます。

ここ!ここがすごかった。

合同ライブでそんなこと言う!?ってかんじでもありますが、この欲に忠実な姿は実にCrazy:Bで気持ちがいいです。

あと、Ra*bitsのみんなに感動して呆けてしまっていることを指摘するのがニキなのも上手いですよね。
ニキが言うと毒がないどころか、はっきり言うな〜(笑)とニコニコしてしまうというか。
程よい強さの煽りになります。

それに、Ra*bitsのパフォーマンスに感動しちゃったからという言い方をするのも上手いですよね。
もちろん本当に思っているのでしょうし、舞台袖で自分たちもしんみりしていたのかもしれませんが、それをあえて言葉にするのが良いんです!

感動しちゃうっすよね、わかるっしょ、でもCrazy:Bの番やで、わしらはまだまだ足りんよ、だからもっとHiMERUたちを見てください、と。
「わかるよ」のニュアンスを感じる煽りなのが「わかってる」んですよね〜!
こういう機微を汲んだ話し方をするところも、Crazy:Bの魅力だなと思います。駆け引き上手。

NANANAでは「駆け引きに費やす言葉たちは性に合わないな」と歌っていますが、そういうフレーズが似合うことこそが、駆け引き上手の証拠ですよね。
MCひとつとっても雰囲気に火をつけるのが上手すぎる。大好きです。


☆アンセム後の捌け

曲にちなんで、運転前の左右確認をして、出発してくれました。
燐音が前方、こはくが左右、ニキが後方を確認して、電車ごっこの要領で並びます。

絵面が可愛すぎるのが恥ずかしいのか、HiMERUだけ離れたところで「HiMERUはやりませんよ……」という顔で呆れていました。

それを見かねた椎名に手を引かれ、一緒に退場。
HiMERU以外の一同は「失礼しましたァ〜!」とご機嫌で去る中、HiMERUだけはやっぱりノらない。
その代わり、ふつうに手を振ってくれました。

絶対打ち合わせしてたんだろうな〜。HiMERUだけは終始やりませんからね……なのが面白い。こういう時仲間だと思っていた桜河もノリノリですから、仕方ないですね。

悪ふざけっぽいパフォーマンスも、HiMERUらしさをプッシュするフレーズがある時はノリノリでやってくれる節があるので、これは解釈違いだったのかも。

デコトラの上には乗ってくれるのに……。

サドンデス「Romanticism/第9話」より

やっぱり、ファンの前かどうかが大事なんですかね?

あと、ぱらりらぱらりら〜ってニキが言って捌けていったせいで安全運転かわからなくなっちゃった。
でも、Crazy:Bさんはうるさい音楽を流すデコトラに乗っていたとしても、安全運転は安全運転なんだろうな〜。
そのほうが愉快で楽しいですし。気持ちのいい人たちですね。

☆最終日投げキッスのコーナー

毎回恒例ツアーの回数投げキッスをするコーナーです。
最終日はいつもと同じじゃつまらないっしょ!という燐音くんの号令で、私たちも投げキッスをすることに。

「俺っちたちが7回『アレ』をやったら、てめェらも『アレ』を返してくれよ♪」

と、投げキッスを「アレ」と表現していたのが良かったですね。
こういう時ストレートに言わずに、匂わせ⇒考え⇒認識⇒困惑・喜びの回路を作って混乱させてくれるのもナイスファンサです。

こういうのはえ!?ええ!??ってとぼけるのも楽しいですからね。

本当に私たちが投げキッスしていいんです!?いいっしょ♪のコミュニケーションがとれるのが嬉しい。

その後敬人にキッチリ補足解説されていたのも良かったです。敬人がやるとそれもファンサになるのよね。

ほかにも最高ポイントはたくさんだったので、思い出したら追記していきます。

スタライ楽しかった!Crazy:Bさんも仲良しで良かった!幕張が待ち遠しいです。

フォロワーさんが好きなセリフでペンラシートを作っていて良いな〜と思ったので、次回はこれで参加しようかなと思います。

ナイトクラブ「エピローグ③」より

それでは、また。他のユニットのレポを上げる時に。

☆追伸

Crazy Roulette1000万回再生おめでとうございます!

やった〜!

スタライで披露したタイミングに合わせてのログインボーナスにしてくれたのが粋でしたよね。ありがとうございます。

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