回転寿司はもう回転レーンがない。
怒涛のボードゲームが終わり、家族で祖母の家に行った。
祖母の家に行く前に、みんなでお昼ご飯に行く。
魚べえという回転寿司の店。初めて聞くところだったが、元気寿司の系列らしい。
幼少期、祖母の家に行く時はよく元気寿司に連れて行ってもらっていたので、懐かしい気持ちになった。
2テーブルに分かれることになって、私は姉家族と共に寿司を食べた。
甥っ子が頼んだものを１つのお皿にまとめると嬉しくなるよと教えてくれた。
甥っ子に倣ってまとめてみる。
回転寿司の小さなお皿にぎゅうぎゅうに寿司が並ぶ。たくさん食べられる気分になってとてもよかった。
近頃の回転寿司はもう回転レーンがない。
でも、新しく回転寿司やさんはできる。
かつての用途の名前だけ取り残されるパターンが現代にも起こるとは思っていなかった。
祖母の家についてのんびりする。
祖母の家には車のラジコンがあり、甥っ子たちはこぞって車を走らせる。
その中で、妹がラジコンで駐車と車庫入れの練習をしていた。
妹はペーパードライバーだから、苦手な車の動きを練習しているとのことだった。
妹は勉強家でずっといろんな資格の勉強をしている。息を吸うように学ぶんだなと思った。
甥っ子が祖母の家にあるコロコロで掃除をし出した。
私も同じくらいの歳の時に、祖母の家にあったはたきがとても気に入って、部屋中掃除してそのはたきをもらったことがある。
自分だけの掃除道具が子どもは好きなのかもしれない。甥っ子はコロコロは家にあるので置いて帰ることにしていた。
姉の旦那と妹の旦那と仕事の話になった。
今回の集まりで、外に働きに出てるのは私含むこの3人しかいない。
今まで私は、ちゃんと仕事もできなくて、結婚もしてなくて、本当に親戚の集まりは肩身が狭かった。
同じ土俵で話せるようになったことで、親族の輪に入ることができて、ようやく認められた気がして嬉しかった。
少しずつ社会に出れるように努力してきて、ようやく社会的になれてきた気がする。
今年は、十分頑張ってきた社会的な私に、もう少し優しくしてあげたい。
