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きょうとおおさか②

京都大阪2日目。
HOTEL SHE, KYOTOさんでは、宿泊中に1回、クラフトアイスを無料でいただくことができる。そのアイスを食べるために早く起きた。味ははちみつ味にした。

チェックアウトして京都の街へ。
京都にきたからには、みたいな観光はせず、本屋に寄って欲しかった本を買った。最近単行本で出た新刊。
旅行をしていても、普段の生活が滲むくらいが私にはちょうどよかった。
むしろ、そうでないと落ち着かないと思う。
詩のホテルに行って、言葉という日常を、形を変えて非日常として味わうみたいな、そんな旅行が、私にはあってるんだなと思った。

午後は京都のボードゲームカフェ「comedy」さんに行った。
螺旋階段を上がって入り口を開けると、所狭しと並んでいるボードゲームが見えた。
秘密基地みたいだった。娯楽がこれでもかとぎゅっと詰まっていた。
約束していた人たちと遊ぶ。してない人とも遊ぶ。
京都にきた私に、わざわざ時間を作って人が会いにきてくれるのはとても嬉しかった。
ゲームをしている光景を見て、「家族みたいだね。」と言った人がいた。
家族みたいなあったかい雰囲気でゲームができるのは、comedyさんの雰囲気が素敵だからだと思う。通いたくなるいい店だなと思った。

あっという間に時間が過ぎ、東京に帰る時間になった。
この街は誰も、私のことを知らない。
知っていても私の、いいところしか知らない。
そして私もこの街の、いいところしか知らないのだ。
それが旅。知らないことばかりだけど、知らなくてもいいのが好きだ。
何者でもない私を、たくさんの人を受け入れてくれる京都という街が好きになった。

アイス溶けるとヤバい
高次元へと繋がる

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