ひかるミュウ マゼンタレスエラーの検証と結果
お疲れ様です。元印刷工のやぎ丸です。
この記事では、高額なトレカのエラーカードとして有名な「マゼンタレス」のひかるミュウについて、
【本物のエラーカード】なのか?
【偽物のエラーカード】なのか?
その検証の経過と結果をまとめています。
僕は普段、YouTubeで動画を投稿していますが、この話題はあまりにもマニアック過ぎるので再生も期待できないだろう…ということで、noteの記事にすることにしました。
(YouTubeってあまり再生されない動画を投稿すると、次回おすすめしてくれなくなるんですよ…アルゴリズムめ)
まず、今回の検証をすることになった経緯についてお話しします。
僕は視聴者様からのプレゼントで、
「マゼンタレス ひかるミュウ」頂きました。
そして僕は最初、このカードを
【本物のエラーカード】だと思っていました。
その理由は…
このように、頂いたマゼンタレスひかるミュウは「赤だけが消えていた」からです。つまり、このマゼンタレスミュウは日焼けでは無い!と、判断してしまったんです…
そもそも、マゼンタレスの「マゼンタ」とは「赤色」のことです。ほとんどの印刷は「CMYK」の4色で表現されていますが、
C=シアン(藍色)
M=マゼンタ(赤色)
Y=イエロー(黄色)
K=キープレート(黒色)
この「マゼンタ(赤色)だけが印刷されていない」から「マゼンタレスエラー」と呼ばれています。
では、「日焼け」とは何なのか?というと、
【紫外線によってインクの成分が破壊され、主に赤色と黄色が見えなくなる現象】のことです。これを退色と言います。
そうなんです。日焼けで赤色は消えますが、同時に黄色も消えてしまうんです。
僕は日焼けの特性についての検証を1年以上前から行っており、その結果がこちらでした。
なぜ横一線に色が変化しているのか?というと…
こんな感じで検証を行ったからです。こうすることで日焼けの境目を作りました。そして1年以上の検証の結果…
ということで、
「日焼け=赤色と黄色が消える!」
「マゼンタレス=赤色が消えて黄色が残る!」
だから今回頂いたのは、間違いなく本物のマゼンタレス ひかるミュウだ!!!!やったー!!!!!!
………そんな安易な判断をしてしまったんです。はい…とても反省しています🙇♂️💦
その判断は、大きな誤りでした
その誤りが明確になったのは、
コレがあったからなんです…
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