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報われない努力に共通するたった1つの特徴

『世界一やさしい「才能」の見つけ方 』が2023年4月3日に発売。

本作は、世界累計30万部突破の大ベストセラー『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』待望の第二弾となります。

本noteでは発売を記念して、特に学びが多い部分を抜粋して紹介します。

努力は必ず報われるわけではない

うまくいかなかった仕事。
失敗したプロジェクト。
すぐに辞めてしまったアルバイト。

何がいけなかったのでしょう。

努力が足りなかったから?
それもあるかもしれません。

けれど、みなさんも自分の人生を振り返って薄々気づいているのではないでしょうか?

報われる努力と、報われない努力があることに。

世の中では、
・努力すれば成功する
・努力しなければ成功しない

このいずれかだと考えられています。

しかし、それは間違いです。

「報われる努力」と「報われる努力」の違い

本当はこうです。

・才能があるものに対して努力して、楽しみながら大成功する
・才能がないものに対して努力して、しんどい思いをしながら成果も出ない。そして努力することをやめてしまう

これは、研究でも証明されています。

アメリカのネブラスカ大学において16歳の学生を対象にした研究では、学生を「読むことが得意なグループ」と「読むことが平均的なグループ」に分け、3年間同じ訓練をしました。

「読むことが平均的なグループ」は、練習前に毎分90語のペースだったものが、3年後に150語になりました。伸び率は1.6倍以上です。

「読むことが得意なグループ」は、毎分350語のペースだったものが、3年後に2900語以上読めるようになりました。なんと8倍以上の伸びです。

「読むことが得意なグループ」の方が圧倒的に伸びている

つまり、この研究から次のことがわかります。

・才能がないことを努力しても、大きな結果は出ない
・才能があることを努力すれば、大きな結果が出る

そして、同じ時間をかければかけるほど、もともと得意な人との差は広がってしまいます。

P.F.ドラッカーもこのように言っています。

「努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わないことである。強みに集中すべきである。無能を並の水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーを必要とする」
(『プロフェッショナルの条件』ダイヤモンド社)

「努力は必ず報われる」と思っている人は、自分の才能に気づきにくいでしょう。

努力しなくてもできる「才能」を育てれば、大きな結果が出ることを知っておいてください。

努力は必ず報われるわけではない。才能を活かす努力が報われる。

著者情報

八木 仁平(やぎ・じんぺい)
3ヶ月10STEPでやりたいこと探しを終わらせる「自己理解プログラム」代表。高知県生まれ。
早稲田大学卒業後すぐに独立したものの、お金以外の働く目的を見失って鬱状態に。
本当にやりたいことを見つけるため、独自の「自己理解」に取り組む。
その手法を発信し始めたところ、ブログは累計2600万PV。Twitterフォロワー数40,000人超に。
自己理解プログラムには全国から問い合わせが殺到している。最終目標は「国語・算数・理科・社会・自己理解」といわれる世界をつくること。共に実現するメンバーを募集中。

30万部突破のベストセラーの第二弾!
『世界一やさしい「才能」の見つけ方』が4月3日に発売!

『世界一やさしい「才能」の見つけ方
一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』

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