「苦手なこと」を手放す勇気が、あなたらしい人生をつくる
『世界一やさしい「才能」の見つけ方 』が2023年4月3日に発売。
本作は、世界累計30万部突破の大ベストセラー『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』待望の第二弾となります。
本noteでは発売を記念して、特に学びが多い部分を抜粋して紹介します。
短所が出てしまう活動は、あなたにとって無意味
短所をカバーするためにまず考えたいのは、「短所が出てしまう活動を手放すことはできないか?」です。
実は、「自分の満足」にも「仕事の成果」にもつながってないのにやっていることは意外なほど多くあります。
多くの場合、「やらなければ」という思い込みがあって続けてしまっています。
まずはその活動を手放さない限り、どんなに短所をカバーしようとしても、「無意味なことを生産的にやる」だけになってしまいます。
そうなってしまうのは避けたいですよね?
そのために、「やらなければいけない」という思い込みを手放し、短所を手放しましょう。
4人以上の飲み会で「空気」になってしまう僕
僕がずっと悩んでいたことを書きます。
僕は4人以上いる飲み会や食事会が非常に苦手で、そのような場に行くと全く喋ることができなくなってしまうのです。
相槌を打つばかりで、空気のような存在になってしまうことがコンプレックスでした。
もしかしたら、共感してくれる方もいるかもしれませんね。
僕は人見知りではありますが、1対1なら普通に話せるし、仲良くなることもできます。けれど4人以上だと全然だめなんです。
そのため、現在は対策を練ってなんとかしています。
対策とは極めてシンプルなことで、「4人以上の飲み会に行かないこと」です。
苦手なことは苦手だと、潔く諦めることにしました。
セミナーや講座にもよく参加しますが、その後の懇親会には行きません。楽しめないとわかり切っているので。
諦めるまでには、「たくさんの人がいる場で盛り上がれる自分でなければいけない」という思い込みが強く、「本当に行かなくて大丈夫なんだろうか?」とモヤモヤしていました。
しかし、結果的に、一切困ることはありませんでした。むしろ、家族や友人一人一人との時間を大切にできるようになりました。
そのことで信頼できる人と深い関係を築く時間が取れるようになったので、不思議なことに仕事もうまくいき始めました。
僕にとって、「多くの人がいる飲み会で人脈を作らなければ!」という考えは完全なる間違いでした。
短所を手放すことによってストレスがなくなり、生活も仕事もうまく回り始めたのです。
手放すほどあなたは、あなたらしくなる
一度聞いてから、僕の記憶に焼きついて離れない言葉があります。
「なあ、木彫りの象ってどうやって作るんだ?」
「そりゃあ簡単だ。象らしくないところを全部削ればいいんだよ」
そして、ここに僕はこうつけ足したいです。
「じゃあ自分らしく生きるには?」
「同じだ。自分らしくないところを全部削ればいいんだよ」
自分らしくないことをすべて手放した先に「残ったもの」が「つい、やってしまう」くらいの才能と考えることもできます。
「手放し法」の実践例
今まで当たり前にやってきたことを手放すのは勇気がいるでしょう。
ですが、あなたが「手放したい」と思っている時点で、それはあなたが人生においてやるべきことではありません。
「つい、やってしまうこと」は体に刻まれている行動なので、いくら手放したいと思っても、絶対に手放すことなんてできないのです。
手放すことで、あなたの「長所を活かす」ための時間ができ、あなたはさらにあなたらしく生きられるようになるのです。
著者情報
30万部突破のベストセラーの第二弾!
『世界一やさしい「才能」の見つけ方』が4月3日に発売!
『世界一やさしい「才能」の見つけ方
一生ものの自信が手に入る自己理解メソッド』
30万部突破のベストセラー!
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
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