#408 【農家での学び⑩】 集落、農家に対して思うことと稼ぐこと
こんにちは
ヤギです
6月中に米農家さんに住み込みで働いていました。そこでの学びはこちらのマガジンで発信していますので限界集落に移住を考えている方であったり、米農家ってどんな感じなのか気になる。田舎で田んぼをはじめたいという方におすすめです。
個人的には集落の歴史と水についてはしっかりと学んでおかないといけないことだなと実感しました。実際に自分が体験しないとわからないことを学ぶことができ大変有意義な時間を過ごすことができました。
というわけで、今回は集落や農家、農業について思うことを書いていきます。コメントもお待ちしておりますね!
僕は木下さんのこの本を読んでいたからその影響で農家で生活をしながら稼ぐ地域になるためには?などと考えていました。
まだ読んだことのない方は読んでみてください!
常に人手不足
農村にはITを使える人も、導入をしようと働きかける人もほぼいません。
そしてそもそも日常の作業に追われ余裕がない方がほとんどです。
草刈りだって終わりの見えない戦いですからね…
機械化して大規模にやっているところは採算は取れるようですが、中規模だと採算が取れない場合がほとんどのようです。
草刈りであったり農機具のメンテナンスは時給に含まれるでしょうか?
そうした目に見えない売上に直接関係しない仕事、作業が農家の場合無限にあります。
その上、天候気象条件によっても左右されますからね。
毎年毎年同じ作業の繰り返し。すごいですよね本当に頭が上がりません。
集落での人間関係
では集落の人間関係はどうだったのかと聞かれれば大きな問題はありませんでした。話がやや飛躍して回っていることもありましたが、基本的には大丈夫でした。
ただ、これが暮らすとなると別になるかもしれませんね。
短期で住むのと長期で住んでいくのはわけが違いますからね。
わたしが来て感じたポイントは以下の通りです。
相手にどれだけ気持ちよく話をしてもらうか
集落の歴史や成り立ちなどを聞く
ちょっと手伝ってもらう
あえてちょっと手伝ってもらうことでコミュニケーションを作り相手の懐に入りこむと受け入れてもらうことができました。(やり過ぎ注意)
でも本質なのは相手に興味を持って話を聞くここだと思います。
自分がまじめか適当なやつとレッテルを貼られてしまうかで今後の集落生活にも関わりますからね。二宮尊徳さんも至誠というように誠実であれってことですね。
では次に米農家の未来について考えていきます。
個人農家と農業法人
これに関して僕の考えるところがあります。間違っている場合はご指摘いただけると幸いです。(その他コメント待ってます!)
正直、米農家に関しては広さがないとやっていけないと実感しました。
ある程度の面積があれば食えていけそうですが、小規模の場合人を雇う余裕はありません。なので
個人で自分たちが食べる分位をやる
大規模にやる
高価格な品種を海外や料亭に下ろすように作る
多分これらではないと厳しいように思えます。
そしてそもそも1つ目は集落の掟のことや土地の問題などでできない可能性もあります。正直こんなに大変で天候などの関係で採れなくなる場合もありで手取りはわずか。なんて厳しすぎますよね。
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