#409 地方移住の撤退戦略について振り返る
こんにちは
ヤギです
去年はどんな記事を書いていたのかな?と振り返っていくと地方移住の撤退についての記事を書いていました。一年経ってみて今の自分は地方移住についてどう考えているのかまとめていきます。地方移住を検討されている方の参考になりましたら幸いです。
去年の記事はこちらです。
○記事の要約
地方移住は再チャレンジ可能
トラブルがあったらすぐに引っ越しましょう
撤退のラインを決めよう
というわけで言いたいことは基本的に同じですが、この一年間の変化として大きいのが先月行っていた農家の限界集落での学びです。
まだ読んでいない方はこちらにまとめていますのでぜひ読んでください!
地方移住の流れについて
そもそもですがいきなり田舎に移住しようというのが失敗の原因になります。田舎でやる気に溢れていたが期待との差で嫌になり、東京に戻った方も多いでしょう。手順を踏めば移住の失敗を減らすことができます。
わたしが考える順番がこちらです。
お試し移住or短期で住み込みバイト
地方都市に移住
住みたい地域に移住
時間はかかりますが、段階的に引っ越していくことで大きな価値観のズレを極力減らすことができるでしょう。
1.お試し移住or短期で住み込みバイト
まず第1段階として、お試し移住の制度の活用であったり住み込んでバイトしてみるということです。
短期間で暮らしながら生活を体験できるのはいい機会です。
こちらの記事でも紹介しましたが、数週間から数ヶ月まで自治体によって異なりますがお試しで生活することができます。
移住を検討している近くの地域名+お試し移住
などと検索してみてください!
もしくは私のように住み込みでバイトをしてみるというのもひとつの手です。リゾートバイトや山小屋での生活も良いかもしれませんが、田舎での生活という点では少し違うかもしれませんね。
2.地方都市に移住
まず、第1段階で周辺地域の状況をなんとなく見て続いてこの第2段階で地方の大きめな都市に移住しましょう。
例えば山梨県甲府市であったり、静岡県浜松市であったり新潟県新潟市などなどです。こうした場所に数ヶ月から数年住んでみてから、田舎へ移住するのか、とどまるのか、それとも東京に戻るのか
決めたら良いと思います。
そもそも同じ場所に住み続けないといけないなんてことはないですからね。
地方都市に住んでいる間に本当に住みたい地域を見て回ったり、全く気にしていなかった地域をみたり偶然の出会いを楽しみましょう!
そうしていろんなところを見ながら住む場所を決めていきましょう
3.住みたい地域に移住
2までの手順を踏めばかなり失敗の確率を下げることはできるでしょう。確実に成功する方法はないのでね。
で、この手順を踏むことで良いことがあります。それが2の際に不動産の方と仲良くなっておくということです。もしくは2と同様の不動産を利用するということです。
もちろん2の不動産が良くない場合は別です。しかし基本的に不動産の人とは長く付き合っている方がメリットも大きいです。
逆に小さな集落の場合は地元の不動産が強い(そこにしか情報が出ていない場合あり)ので2で引っ越したときにその地域の不動産を確認するようにしましょう!
空き家バンクを活用するのもあり
ここ数年で取り扱いの数が増えている空き家バンク。事業所としても利用可能な物件もあるためちょこちょこ見ています。
が、しかし良いと思う物件は今のところ出会えていません…
しかし先日の農家に住み込んでいたときに出会った方は空き家バンクでめちゃくちゃいい物件をゲットしたと話をしていました。
なのでタイミングもあるでしょうが条件次第で掘り出し物が見つかるかもしれませんね!
危なくなる前に引っ越そう
さいごにお伝えしたいのは撤退のラインを決めましょうということです。
どんなにいい場所であっても、どんなにいい家(建物)でも人間関係のトラブルは大なり小なりあります。
以前の記事でも書いていますが、そういうトラブルが大きくなる前(実害が出る前)に引っ越しをしましょう。
一旦東京に住んでまた田舎に戻れば良いんです。
ひとつの場所に留まる必要はありません。色んなところに住んでいろんな経験をしいろんな価値観を学べるチャンスですからね。
僕もそうでした。
東京で一人暮らしをしたり、シェアハウスで海外の人と住んだり、田舎に移住したり…
引っ越しをしていなかったらできない経験ばかりです。
いつも紹介していますがさいごに大前研一さんの言葉です。
ちょっと古いですが良書です。
というわけで去年の記事を読み返して見て今の自分はどう考えているのか、どう変わったのか書いてみました。みなさんは地方移住をする際にはどんなことに悩んでいますか?田舎の生活について知りたいなどなどご意見ご感想お待ちしております!
以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに
ではまた