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#596 学び直しシリーズ①:財務諸表の全体像 

こんにちは
ヤギです

新年で何を学びたいとみなさんは思いましたか?僕はお金についてです。特に会計などの財務諸表の読み方についてです。なので学び直しということで、今回から不定期で開催していきます。
僕は過去に少しだけ勉強しましたが今では全く覚えていません。だからこそ、アウトプットの備忘録的な感じで記事に残していきます。

初回はYouTubeの要約です。2回目以降はUdemyの講座で学んだことをアウトプットしていきます。
今回引用した動画はこちらです。では早速内容に参りましょう。


【決算書を読む技術】知識ゼロでも図解で決算書が読める

この動画では「決算書を読む技術」をテーマに、公認会計士の川口弘さんが初心者向けに決算書の基礎を解説します。損益計算書、キャッシュフロー計算書など主要な諸表の規定が具体例を交えて説明されます。

1. 決算書を読む意義とは?

  • 会社の健康診断書決算書は、企業が1年間でどれだけの成果を出したかを数値化したもので、経営状況の「鏡」で判断します。一度情報として自分で読み解くことで、他人のフィルターを通さない純粋な情報を得られます。

  • 経営者の視点を養う決算書を読むことで、従業員としての視点から経営者の視点を獲得し、会社全体を俯瞰的に認識する力が養われます。

2. 決算書の基本構造

  • 三大重要諸表決算書は主に以下の三つで構成されています:

    1. 貸借対照表(バランスシート)

    2. 損益計算書

    3. キャッシュフロー計算書

  • それぞれの役割

    • 貸借対照表: 企業がどのように資金を調達し、どのように運用しているかを示します。

    • 損益計算書: 1年間の収益や費用、最終的な利益を記録。

    • キャッシュフロー計算書: 現金の流れを追い、資金の配分を把握するための重要な指標です。

3. 貸借対照表(バランスシート)の読み方

  • 基本構造貸借対照表は「資産」「負債」「純資産」の三要素で構成されます。

    • 資産: 現金や設備など、企業が保有する財産。

    • 負債: 銀行からの入金または支払いのある金額。

    • 純資産: 株主から資金や企業が利益をもたらしました。

  • 安全性の指標純資産が資産全体に占める割合(自己資本比率)が重要。一般的には30%以上が健全とされています。これが低い場合、財務的な安定問題がある可能性があります。

  • 実例で理解する動画では、K社とT社を例に比較。

4. 損益計算書(PL)の見解

  • 5段階の利益損益計算書では、収益とコストを5つの段階で分類し、それぞれの利益を算出します。以下のステップで読むことが重要です:

    1. 売上総利益: 売上高から売上原価を差し引いた利益。商品やサービスがどれだけの利益を生んだのか示します。

    2. 営業利益: 総利益から販売費や一般管理費を差し引いた利益。本業での収益力を示す指標で、企業の実力を把握するのに最も重要です。

    3. 経常利益: 営業利益に加え、金融収益や支払利息などの収益と費用を含めた利益。

    4. 税引前利益: 経常利益から特別利益・特別損失を計算した利益。

    5. 当期純利益: 最終的な利益で、投資家や株主にとって注目すべき数字。

  • 収益力の見通し売上高に対する営業利益率や当期純利益率を計算することで、企業の収益力を評価できます。一般的に、営業利益率は5%以上が望まれます。動画では、以下のような実例が紹介されました:

    • 収益が低い企業の例: 売上が高いにもかかわらず、利益率が桁違いに低い会社はコスト構造に問題があると指摘されています。

    • 高収益企業の例: 売上高は少なくても、利益率が高い企業は効率的に利益を上げていることがわかります。

    • 特別利益による利益: 例として、固定資産の売却や補助金による一時的な利益が示されました。

5. キャッシュフロー計算書(CF)の書き方

キャッシュフロー計算書では、現金フローを以下の3つに分類して分析します:

  1. 営業活動によるキャッシュフロー: 本業の活動で生じた現金の追加。ここがプラスであることが健全な経営の基本です。

  2. 投資活動によるキャッシュフロー: 投資や資産の売却による現金の動き。企業の成長戦略が読み取れます。

  3. 財務活動によるキャッシュフロー: 借入金や返済、株主への配当金など、資金調達に関する現金の動きです。これが過剰にマイナスの場合、収益能力に不安がある可能性があります。

  • キャッシュフローのバランス営業活動によるキャッシュフローがプラスで、投資活動によるキャッシュフローが適度なマイナス、財務活動によるキャッシュフローが大きなマイナスでないことが理想です。

  • 例としてのCF分析動画では、健全なキャッシュフローを持つ企業と、投資活動が過剰で資金繰りが厳しい企業の比較が解説されました。

6. 図解での理解が効果的

  • 図解の重要性数字だけでは直感的に理解しづらい決算書も、図解を活用することで全体像が見えやすくなります。例えば、貸借対照表をボックス図で表現することで、資産と負債のバランスを視覚的に把握できます。また、損益計算書を階段状の図にすることで、収益の流れや各段階の利益を視覚的に捉えられます。

  • 図解の具体例動画では、以下のような図解が効果的に活用されています:

    • 貸借対照表: 資産(左側)と資金調達(右側)を左右対称に示し、資産と純資産の割合を明確化。

    • 損益計算書: 売上から各費用を差し引いた5段階の利益を階段状に表示。

    • キャッシュフロー計算書: 営業・投資・財務活動ごとにキャッシュフローを分けて表示します。

7. 決算書を読むメリット

  • 競争分析競争企業や取引先の決算書を読み込むことで、課題を把握し、それに基づいた提案を行うことが可能になります。

  • 自己成長自社の決算書を理解することで、経営の視点を持ち、業務の改善やキャリアにつながることができます。

まとめ

決算書を読む技術は、ビジネスパーソンにとって必要不可欠なスキルです。この動画で学んだ「図解を用いた理解」は、決算書の複雑さを解消し、初心者にもわかりやすいアプローチとして推奨されます。企業の健康診断書とも言える決算書を読み解き、自分のキャリアやビジネスの可能性を広げましょう。


というわけで今回は以上になります。今まで好き勝手記事を書いて来ましたが、自分の勉強のアウトプットのためにもこのnoteを活用できるのではないかな?と思ったのでやってみることにしました。無料、有料、マガジン…など決めていませんがいろいろ考えていきます。

財務関係を0から学び直しをしたい方、ぜひ一緒に学んでいきましょう!
次回もお楽しみに
ではまた

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ヤギ@地方移住
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