#455 ガイアの夜明け【変わる築地と豊洲】
こんにちは
ヤギです
私はU-NEXTに契約しているのでフルで見ましたがYouTubeにも少しあがっていました。今回の記事では動画内のある言葉に疑問を持ったので私の考えをまとめてみました。まずはこちらをご覧ください。
※鰹節問屋この会社は、大正5年創業108年
またこのようなことも話をしていました。
ここまでのコメントを読んで、皆さんはどう考えますか?
私の考え、そして意見について述べていきます。
良いものには適正な価格を
良い商品には、それに見合った価格をつけるべきです。長い間「安くて良いものを」という考えが続いてきましたが、その結果、今そのツケが回ってきていることに気づくべきです。
もちろん、築地で長年商売を続けてきた方々の意見も理解できます。その地域での伝統や誇りは大切です。しかし、私はそのような場所こそ、適切な値上げを行うことで、日本の将来に貢献できると考えています。良いものにしっかり値段をつけることで経済は強くなると私は思っています。
インバウンドと国内市場の分離
確かに、観光客向けに特別な価格設定をしている店もあります。これはこれで良いと思いますが、もしそのことに不満があるのであれば、
インバウンド向けの店と国内向けの店をエリアごとにしっかり分けるべきだと思います。
そうすれば、同じエリア内で不満が生じることはなくなるでしょう。実際にこのような分離を行い、売上や経営にどう変化が生じるのか、個人的に非常に興味があります。ま、現実的に考えると難しいですよね。
特に商売なので…値段をあげられないジレンマに陥っていそうです。
エリアを分けるという意味では先日書いたこちらの記事もおすすめです。
価格だけの上昇に対する懸念
一方で、ただ単に価格だけが過剰に上がっていくことには疑問を感じます。星のやリゾートの星野さんが以前指摘していたように、サービスの質が向上しないまま値段だけが上がっている現象には警鐘を鳴らすべきです。
良いものには高い価格がつくべきですが、需要があるからといって価格を上げるだけでは、その需要が落ち着いたときにどうなるのか不安です。このジレンマは、豊洲の市場でも同様に感じられているのではないでしょうか。もちろん、豊洲には若干の妬みも含まれているかもしれませんが…。
本質的な価値を高める必要性
どの業界でも、価値のあるものには適正な価格をつけるべきです。しかし、単なる値上げは見せかけに過ぎません。その波が去った後も耐えられるように、価値や中身を高めていく必要があります。
これは私の仕事にも通じることです。売れるからといって安易に値上げするのは間違いです。需要と供給が合っていない場合は別ですが、インバウンド需要が終了した後に高価格帯の商品やサービスが中身のないものになってしまったら、どうなるでしょうか。この点について、消費者としての視点を持ち、生産者としてもよく考えていきたいと思います。
まとめ
今回は、「ガイアの夜明け」を観て感じたことと、星野さんが話していたことを結びつけて考えてみました。
もちろん、皆さんそれぞれが守りたいものがあるでしょう。しかし、経済の変化に対しては一人ではどうすることもできません。だからこそ、備えることや普段から勉強しておくことが大切だと感じます。
皆さんも、インバウンド需要による価格設定について、ぜひコメントをお寄せください。
以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに
ではまた