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#495 延命治療と胃ろうについて

こんにちは
ヤギです

先日Voicyで永江さんの放送を聞いていて感じたことをまとめていきます。
永江さんの放送ではThreadsの話をしていましたが、その中で日本の死生観について話をしていました。
なのでわたしの考えも踏まえて記事にしていきます。

延命治療は虐待に当たる

スウェーデンでは無意味な延命治療は虐待であるとされている。というようなことを話されていました。これってスウェーデンだけに限らず欧米やオーストラリアでも同じで、そうした尊厳死に対してはっきりとした考えがあります。

じゃあ日本はどうでしょうか?
寝たきり、酸素チューブ、胃ろうで声をかけても返事はしない。
便尿は垂れ流しで介護の方が清拭をする。

これって生きてるって言えるんでしょうか?

胃ろうにかかる費用

胃ろう手術費用はいくらかかるの?

厚生労働省によると、胃ろう造設手術は60,700円、造設時の嚥下機能評価加算は25,000円で、合わせて85,700円かかるとされています。
手術の費用だけではなく入院すると、治療代やベッド代、食事代等がかかります。胃ろうの手術を受けたあとにかかる費用は以下のとおりです。
1.診察代
2.チューブなどの交換代
3.栄養剤費
通院や胃ろうの管理などのため、さまざまな費用が発生します。

ケアスル介護

チューブの交換代は物によって異なるそうですが、
8,000円から22,000円程度(2ヶ月に1回)。
栄養剤費が毎月20,000円〜30,000円程度(どのくらいの量をいれるかによって異なる)
で、この金額はすべて保険適応です。

また胃ろうの方は全国で24万人いるとされています。
胃ろうの造設後の平均寿命は3年という数字も発見しました。


胃ろうは悪いわけではない

で、ここまで書いてきましたが、僕は胃ろうが悪だとは思っていません。必要な方もいるでしょう。
僕がいちばん問題だなと思っていることが、
とりあえず胃ろうで
みたいなスタンスの家族です。

そりゃ医者から胃ろうをしなければ死にますよ。
みたいに脅されたらじゃあお願いします。って言いますよね。
そこが問題だと感じています。

医者からしても収入は増えるわけだからやったほうがいいのでしょう。
言い方悪いけど、無限サブスク状態だから。

家族も親(だいたい)の死を決めることができないのも考えようです。
家族もきちんと考えを出した上で胃ろうをするなら別に問題はないでしょう。しかし、考えもせずにとりあえずそれでみたいなのは僕は良いとは思えません。死生観が欠如しているからこそ、学ぶべきことだとわたしは思っています。

胃ろうだけではありません。
他の疾患でも無限サブスク状態になっている問題は多くあるでしょう。

延命ではなく天命

判断できるようになるためにも普段から話をすることが大事です。
ま、わかっていてもなかなかできないんですよね。

以前もお伝えしましたが、わたしの場合は話すきっかけとして本を送りました。それが”最高の老後”です。自分で読むのも送るのにもおすすめです。


わたしが死生観を考えるきっかけになったことのひとつが尾石晴さんのVoicyの放送です。そこで久坂部羊先生の書籍を紹介されておりわたしも読んでみました。その記事がこちらです。ぜひこの次に読んでほしいです。

これからも死生観や福祉、医療費などについても考えていきます。
一緒に学んで行きましょう。

以上です
今回は死生観と胃ろうについてお話してきました。
ぜひみなさんの思ったこと考えたことコメント欄までお願いします。
次回もお楽しみに
ではまた

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ヤギ@地方移住
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