見出し画像

スボミー×ユキメノコ×ゲッコウガ

割引あり

やぎやぎです。
シティリーグ2が終了しましたので、デッキ解説とサーバー活動記録を兼ねて執筆させていただきます。
自己紹介は省略(過去記事参照)

数ある記事の中でもこの記事に興味をもっていただき、またいつも読んでいただいてありがとうございます。

運営させていただいているゲッコウガex専門Discordサーバー「霧隠の里」の一部メンバーで取り組んだ、シティリーグにむけたデッキ開発の構築の変遷やリスト解説など書いていきます。
興味ないところは読み飛ばしながらお付き合いくださいませ。

またありがたいことにDiscord参加希望者が想定より多く、安心安全快適にご利用いただくために定員を設けて運営している都合上、参加できていない人も多数おられお待たせして申し訳ないです。
非アクティブユーザーを定期的に入れ替えていますので空きができたら順次招待しておりますので気長にお待ちください。
(要望多数あれば2個目もつくるかも)

Special thank you member ♡(敬称略)
りさりさ、ぶらいあん、てぶくろ
おみく、しらす、ずよ
hokkai、MORI、JI YUNG
トモノクツキ、丘、ターリナ
れんとら、まつぽ、おつきみ

シティリーグ 5週間前

あったけえ

シャワーズex、グレイシアexが公式発表され、ブイズ×ゲッコウガexを諦めるところから物語は始まる。
草ゲッコウガを候補として調整し始めようとしたところメンバーが手伝ってくれるとのことで、今回はメンバーを絞ってデッキ調整してみようという新しい取り組みをしてみた。

•草ゲッコウガとは
9月頃に作られDiscord内で密かに温めていた新しいアーキタイプのゲッコウガデッキ。
オーガポンexのみどりのまいでつけたエネルギーをエネルギー付け替えでゲッコウガexに付け替えることで、擬似的にゲッコウガexにエネルギー加速してぶんしんれんだをするというもの。
力の砂時計により連続でぶんしんれんだを使えてとても楽しいデッキでしたが、当時猛威を振るっていたタケルライコexやレジドラゴVSTARに対して勝率がよくなかったためいつか使おうと思って封印していました。
9月くらいにPTCGLをやっていた人は当たったことあるという人もいるのでは無いでしょうか。
(調整中にイトウシンタロウ様の配信中に当たっていたらしい)

超電ブレイカーで収録されたケッキングexがゲッコウガexと相性がいいのでは?とヤマグチヨシユキ様×サイトウコウセイ様の環境予想で言及されていてので試したところ、草ゲッコウガとの相性が非常によく、従来の欠点であった大型種のポケモンに対応しにくいといった点がかなり改善されてシティリーグの候補になりました。

おおまかなデッキコンセプトは同じとしてペパー+ロトムV+森の封印石をエンジンとして動くもの(Aタイプ)と、現在流行している通称宝石と呼ばれているヨルノズクから動くもの(Bタイプ)の2種類から絞るところから。
参加メンバーが2つに分かれてそれぞれ環境に合うように調整。

それぞれのデッキの違いを軽く解説

A
かがやくゲッコウガのかくしふだとオーガポンexのみどりのまいで自然と山札が減っていき、ロトムVのそくせきじゅうでんまで使えるとほぼ必要札が揃っている状態になるので、足りない分をペパーや森の封印石で補うといったイメージ。

B
スピンロトムのファンコールでナマケロを並べることができる点が高評価。
なかよしポフィンを自然と多く採用できる。
ヨルノズクのほうせきさがしで進化•エネルギー確保をする。

PTCGLが環境追いついて試せる環境になりましたのでPTCGLで各自まわしていただいていました。

A課題
•手札が細くなりがち
•後半のハンド干渉からの復帰
•エネルギー関連札多すぎる(?)

解決策
→相手によって使わないアタッカーがいてふしぎなあめが余るからピジョットexを入れてみる。

B課題
•スピンロトムのファンコールでもってきたヨルノズクを山下に埋められると止まることがある
• いれかえ札がほしい

解決策
→ヨルノズクラインを太くして安定感をあげる

シティリーグ 4週間前

公式からなんとスボミーが発表される。
確実に環境に入ってくるカードのため草ゲッコウガは第一候補から外れ、スボミーゲッコウガが新たに候補に。
手持ちのゲッコウガexも総メンテナスを余儀なくされた。

草ゲッコウガはこの後も少し回していましたが、スボミーゲッコウガが強かったため途中で完全に候補から外れました。

せっかくなのでジムバトルで供養しました。
ジムバトルレベルですが6-0だったので大はずれではなかったと思います。

短い命でしたが、今後どこかのタイミングで活躍できる場面がくるかもしれないので研究結果途中ですがここにおいて書き記しておきます。

木の葉流忍術木遁 A

力の砂時計ケッキングex 280連打
力の砂時計ゲッコウガex 120-120連打
マキシマムベルトケッキングex  330
マキシマムベルトゲッコウガex 220
マキシマムベルトオーガポンex 290
オーガポンex 360
このダメージラインを意識して環境デッキ(超電ブレイカー)とたたかいます。

→後半干渉できなくなることが多く感じたのでナンジャモ3、博士の研究1にしてもいいかも。

木の葉流忍術木遁 B

基本はAと同じ。
ヨルノズクのほうせきさがしでペパーを選択すると3枚サーチできてお得。

→レジドラゴVSTARのトライフロストでヨルノズクとられるとサイドかなり進むためマナフィ必要かも。

はるnチャンネルでケッキングex×オーガポンex(ゲッコウガex無し)のデッキ紹介されていたので参考にするとまだ強くなるかも(?)

スボミーについて

お待たせしましたここから本題です。

今回の主役

逃げ0、エネ0でのお手軽グッズロック。
ここまで散々話題になっていますのでヤバさはみなさんご承知のことかと思います。

スボミーの登場は、環境に大きな影響を与えており、ゲームスピードの極端な向上を抑えるためのデザインと解釈できます。
(ダストダスのゴミなだれのような役割)

ゲッコウガexの目線の話をすると
ゲームスピードが速い環境では、アタッカーを返せないとサイドレースで負けてしまう火力不足•ハードルの高さの問題がありましたが、しっかりと盤面の準備をしてから動きだすことができるようになった点は良い環境の変化と捉えることができるでしょう。

反対に、ふしぎなアメが使いにくくなる点はやはりマイナスな要素としてあげられるため、ゲッコウガexにおいても構築の改革はやはり必要かと思います。

自身のシティリーグ当選の日程がスボミーフェス発売初週だったこともあり、せっかくなら新環境の目玉であるスボミーを使う側で考察をすすめました。
(スボミー発表早くて助かった…)

スボミーを使う上で大事なこと
遅らせている、止めている間に自分がなにをできるか。(受験生の夏感)
むずむずかふんで相手に10ダメージ与えているだけでは勝てません。
忘れてはいけないのが、相手もスボミーを使ってくるということです。
グッズロックしている間にグッズロックされて相手だけ盤面ができている…といったことにならないようにすることが大事だと感じる。

ユキメノコ×スボミーについて

スボミーフェス発売前の環境ではゲームスピードが速く、一部のデッキとの対戦では「1ターン出遅れたらそのまま負け」といった対戦も少なくなかったのではないでしょうか。
ゲームスピードが落ちると考えられる現在の環境では、少なくとも序盤の1ターンの価値は低くなっている(なる)と考え、自身の1ターンの価値を上げることができるユキメノコと組み合わせることにした。
平均ターン数が増える、特性持ちポケモンが増える(ラティアスexなど)ことから以前の環境より戦えるのではと考えた。

3週間調整し続けて構築も変化していきましたが、採用していたが途中で不採用になったカードなどについては不採用カードの項で解説したいと思います。

またユキメノコ×マシマシラ×スボミーの組み合わせはゲッコウガex以外でも応用でき、グレイシアex・ドラパルトex・サザンドラexなどの特性を持たず、ばら撒ける系のポケモンと組み合わせても強く使えます!

https://x.com/hee1225589/status/1867878666891641113?s=46&t=GTujJUVZOsSsvl5NRsJldA

システムそのままにゲッコウガexをグレイシアexに変えて自主大会優勝の実例もあり。

デッキ解説

シティリーグ2 Best8

デッキコンセプト
後攻をとって1ターン目からスボミーでグッズロック開始してターンを稼ぐ
①ユキメノコのいてつくとばりの試行回数を増やす。
②マシマシラのアドレナブレインの試行回数を増やす。
③ゲッコウガexをぶんしんれんだが使えるようになるまで育てる。
相手を足止めしている間に自分だけ上記のアドバンテージを稼いで、終盤でばら撒いたダメージでサイドをとりきるコントロールよりのデッキ。

後攻選択 目指す盤面

採用カード解説

・ケロマツ 2枚
スボミーのむずむずかふんにより、相手側のアタッカーを用意してベンチのケロマツをたおすというハードルが高くなりましたのでかなりたおされにくくなりました。
よってほとんどの場合で場に1枚出せていればよいため2枚採用としました。
1ターン目に急いで出さずにユキワラシを優先することも多々あります。

・ゲコガシラ 1枚
スボミーにグッズを止められている場合でも2進化に到達できるように採用が必須と考えています。
カイで手札に持ってこれるのも優秀です。
サイド落ち対策、スローな環境になると予測してふしぎなアメを減らしてゲコガシラを厚く採用していた期間も長かったです。

・ゲッコウガex 2枚
グッズロックの影響で不完全となっている、いてつくとばり+アドレナブレインで半壊している相手の盤面にハンド干渉+ぶんしんれんだを打ち込むのが本当に強いです。
ゲーム中盤でしのびのやいばを使って1度わざを受けてからもう1度グッズロックに戻ったりすることもあります。
手札に加える手段が少ない•重い、サイド落ちするとゲームが締められないことが多いので2枚採用としました。

・ユキワラシ 3枚
理想盤面では2体のユキメノコを場に置きたいので1枚サイドに落ちた時でも場を作れるように3枚採用しました。
なかよしポフィン、ボウルタウンで優先して置きたいポケモン。
ARが視認性よくておすすめ。

・ユキメノコ 3枚
ユキワラシと同じ理由で3枚採用。
カイで手札に加えることができるので進化は思ったよりしやすいです。
特性を持ったポケモンが環境にかなり多くいるのでCL前に体験しておくのが吉。
ARが視認性よくておすすめ。
理想盤面でなぜユキメノコが3体ではないのかの解説。

この数字を覚えておくと
リーサルが何ターン後か計算しやすい
マシマシラストレスで即気絶

比較表の通り、ユキメノコが3体になるとアドレナブレインを2回しか使えず、ユキメノコ2体のほうが結果的に(サイドをわたさずに)ばら撒けるダメカンの総数が多くなります。

・スボミー 3枚
序盤に少しターンをもらうためではなく、終盤までずっと止めるような運用となりますので厚く採用。
3枚目以降は夜のタンカのほうがバリューありそうに見えますが、2枚採用だと1枚サイド落ちした時に夜のタンカorすごいつりざおが必要となり、マシマシラを並べたり、エネルギーを用意するリソースを使ってしまい、理想盤面を作るのが遅れてしまうため3枚採用しています。
むずむずかふんされているときにグッズで穢土転生できないこともポイントです。
後攻をとる構築上ガケガニに先1キルされてしまう可能性を下げるためにたねポケモンを多く採用することも大事。
場に緊急ボードがある場合や、2枚どりされる可能性があるような対戦では場に2体出さないようにしましょう。

ここから先は

9,449字

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?