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BDIF テツノパオ [全文無料]

やぎやぎです。
相も変わらず水デッキばっかり使ってます。

今回はテツノカイナex入りのセグレイブパオジアンexデッキのご紹介です。
四天王決定戦でも大活躍していたこのデッキですが、どういった経緯で形作られたか、どのように使うのかこの記事を読むとだいたい分かるかと思います。

テツノカイナexいれなくても強いんじゃないか?
そもそも枠ないんですけど…
そんな人は是非最後まで読んでいってください。

今回はテツノカイナexが公式発表されてからシティリーグまでの期間がかなり長かったのもあり、どういう思考で構築が変化していったかを書き記しておきます。
過程に興味無い人は完成リスト以降から見てください!
(ざっくり書いていって細かいことはリスト解説のとこで書きます。)
またシティリーグで実際に使用した構築の採用カードの解説、不採用となったカードの理由を書いていきます。

社畜なので実物練習は週2くらいで、1人回しとイメージプレイがほとんどなので、discordメンバーからもらった情報をもとに自分の足りないところを補完しました。

ここで改めて、デッキ試運転などご協力頂いたdiscordメンバーに感謝いたします。

SpecialThanks!
りさりさ
(@0723da )
うきょんさん
(@ukyon_kokiyuri )
しらすさん
(@poke_shirasu )
あしゅさん
(@45nmr)
はみさん
(@__ha__mi_ )
ささみさん
(@sasa_mi__ )
ろんどんさん
(@yu_pokemoncard )
ピアニストさん
(@pianist_1206 )
さむさん
(@micro_mtm )
くみさん
(@dora_0933 )
ゆうだいさん
(@o_dilj2 )
まるけんさん
(@m31415926535a)
優梅さん
(@yuumepokemon)
丘さん
(@tsukiakarino_ )

https://x.com/risarisa0723da/status/1721088593815650388?s=46&t=GTujJUVZOsSsvl5NRsJldA

60枚同じデッキがシティリーグでBest4に入賞したので是非参考にしてみてください!

シティリーグ終わりましたのでdiscordで意見交換したい人や、デッキテストしてくれる人をまた新たに募集してます!

20000字くらいあるので暇な時にでも読んでください。

情報開示から構築の変遷
9/10
公式から古代未来のカードが発表される。
テツノカイナexのごっつぁんぷりふぁいがセグレイブの特性きょくていおんですぐ使えて、既存のサーナイトexデッキやロスト軸のデッキに対してかなり強力なのでは無いかと全世界で話題に。
同時に発表された大地の器により水エネルギーと同時に雷エネルギーも確保出来るため、要求を満たしやすく親和性がかなり高いと思われる。
HPの高いルールを持ったポケモンにはパオジアンexのヘイルブレード、HPの低いルールを持たないポケモンにはテツノカイナexのごっつぁんぷりふぁいでサイドを2枚づつとる事が出来るためかなり強そう。


9/17
時は流れ、シティリーグの抽選受付締切間近。
新時代到来前のシティリーグより、新時代のシティリーグのほうが勝てるのではと思い全て新時代の日程に変えて応募、無事11月5日に当選。

シティリーグ日程を新時代に変えたポイント。

1.あらゆるデッキにおいて構築が洗練されすぎている。
ポケモンカードは構築・操縦技術・運の総量で勝敗が決まりますが、完成度の高い構築が出回っているため構築では差がつかない。
操縦訓練をしても運が少し傾いてしまうと負けてしまう。
レイジングサーフでの環境の変化は僅かと考えていたため、構築を勝敗の要因に入れるため新時代の日程とした。
強いのが作れるかは知らんけど。

2.パオジアンミラーがジャンケン。
前提として筆者はパオジアンexデッキを使うことが確定している。
パオジアンミラーは先手が有利すぎるのはみなさんご存知のことかと思います。
パオジアンexが増加傾向にあったため、同志討ちを避けるため新時代の日程とした。

3.パオジアンexとテツノカイナexの組み合わせが強すぎる。
最初の走り書きのとおり、この組み合わせ流石に強くないかということで、このテーマを1番上手く組んだやつが最強決定戦に名乗りをあげたかった。

4.新時代強カードたくさんで楽しそう。
ポケモンカード楽しむため。
「進め君らしく 心踊る方」


9/18~9/24
テツノパオ ver.1

デリバード→テツノツツミ
ハリテヤマ→テツノカイナex
エネルギー転送→大地の器
わざマシン やみうち→ブーストエナジー未来

草案は長々と解説しても仕方ないので要点だけ!

テツノブジンexくるくるしてセビエを簡単にとられたくないのでHP70セビエは採用しよう。

キャンセルコロン×げっこうしゅりけんするくらいならごっつぁんぷりふぁいでサイド2とるほうが早くないか?
キャンセルコロンは不採用。

いろいろいれてバレットっぽくするよりルール持ち→パオジアンex、ルール無し→テツノカイナexと大きく役割分担をするほうが強いのでは?

安定してごっつぁんぷりふぁいをするため大地の器は必須。
もちろん水エネルギーにもなるのでパオジアンexがアタッカーとなるさいもエネルギー不足になりにくくなるのもGood!

ポケモンの1枚採用多いためヒスイのヘビーボールも必須。

パオジアンexの特性わななくれいきで水エネルギー2枚もってきて、スケーターズパークを場に出すことで、テツノカイナexが古代の器1枚で起動することができる。
スケーターズパークを採用。

テツノカイナexが逃げるエネルギーが重たいので入れ替え系多めに。
後ろのルール無しポケモンが壁ででてきてもごっつぁんぷりふぁい出来るようになったためあなぬけのひもがとても強そう。

上の理論でテツノツツミも強そう。
すごいつりざおで使いまわせるあなぬけのひも感覚。
トドロクツキexが後攻1ターン目からルール持ちポケモンを倒してきそうなのでルールを持たないポケモンを前にして終わりたいため、壁要因は多いほどいい。

頂きへの雪道は減りそうだから対策カードは減らせそう。
大地の器でも山からエネルギーを抜けるからミュウexのリスタートでやりくりできないか?

スーパーエネルギー回収1枚でテツノカイナexが動けるため、メインアタッカー2匹と相性がとても良い。

ブーストエナジー未来でルールを持たないHP140ポケモンやピジョットex、パルキアex、ルギアexなどを弱点込みで倒せて逃げることも容易になるため採用。

ver.1の問題点
先攻2ターン目でテツノカイナexを起動することが困難。
パオジアンexでエネルギーを山から抜いて、セグレイブを用意して入れ替えることがかなりハードル高い。
スケーターズパークが必要な時に引けてないことがかなり多い。

既存のデッキと戦わせての感想。
サーナイトexデッキのサーナイトに対してテツノカイナexがとても強く、かなり有利に感じる。
相変わらずマナフィを強要しているのも強い。
ロスト軸のギラティナexデッキの頂きへの雪道が辛くて勝率が思ったより悪い。
→ミュウexよりやはりビーダルか(?)

簡単に環境予想をしてみた
・サーナイトex減少
サケブシッポ加入もテツノカイナex厳しめ。
環境に残るならマナフィでサケブシッポからセグレイブ守るか、かなりアグロによせないといけない。

・リザードンex減少
苦手なパオ増えそうな上にトドロクツキexに勝てなさそう。
ルールを持たないポケモンたちがテツノカイナexにとられるのも厳しめ。

・ロストデッキ 減少
テツノカイナexでロスト溜めるターンがシビアになりサイドレース厳しめか(?)

・パオ 増加
テツノカイナexと組み合わせる人が思ったよりも多そう。
あまりに多いならマナフィ搭載しないといけないかもしれない。

・ミライドンex 増加
テツノカイナexの組み合わせで1番多そう。
4エネ要求なので即ごっつあんぷりふぁいは難しそう。

・ルギア やや増加(?)
テツノカイナex入れて使う人がいそう。
エナジーブースト未来テツノカイナexでサイド3とられるのが厳しいから減りそうな気もする。

・サーフゴー 増加
器で安定するようになるため増えそう。
基準打点が下がりそうなのでサーフゴーの耐久でもやっていけそう。

・ミュウVMAX 減少(?)
トドロクツキexきつそう。
とかいってなんやかんやいるやつ。

・トドロクツキex
後1からわざ使っていけてワンパンもでき、ガラルファイヤーなどでサイド奇数で戦える。
人気ありそう。

・テツノブジンex
YouTuber達が後1ヨガループやばい!って言ってたから環境初期はそこそこいそう。
環境次第ではジラーチ採用も。

・ガケガニ
非ルールお手軽火力。
非ルールはテツノカイナexに蹂躙されそうだけどガケガニは戦えそう。
そこそこいそう。

・レジギガス
ごっつあんぷりふぁい耐える。
大地の器で強化入ったので前よりは見ることになりそう。


9/25~10/1

ver.2

改善点
ミュウex→ビーダル
トドロクツキexと増えそうなミライドンexの対策としてゆうきのおまもり、安定を求めて森の封印石とタウンデパートを採用。
→これもテツノカイナexの始動に苦労しました。

先攻2ターン目のテツノカイナex始動率
40%(ハンド0の無理やりも含めるので実際はもっと低い。)

既存のパオジアンexに雑にテツノカイナexと雷エネルギーいれたら最強!とはいきませんでした。
序盤はパオジアンex、最後非ルールでサイドずらされた時にごっつぁんぷりふぁいでいいのではという意見をTLでも散見する。
個人的には、今までそのターンクロススイッチャーで勝てていたのだから、その考えではテツノカイナexを入れることがマイナスになるんじゃないかと考える。
そもそも先攻2ターン目に相手のルールを持たないポケモンを壁にされた時にごっつぁんぷりふぁいでサイド2からとれるからこそ強いのではと思う。
(それが難しいという話ではある。)

ここらへんからテツノカイナexの世間の評価は、思ったより使いにくいねとやや下降気味となる。

すごい釣竿を1枚クララやネジキにしたほうが強い説あり。
ブーストエナジー未来はあきらめて展開札にしてとりあえず安定してテツノカイナexを起動させてみるところからにしよう。

新規案
1.前に出てきたポケモンを倒すことが多く、常に2枚づつサイドをとれると仮定した場合クロススイッチャーやボスの司令は極端に少なくてもいい、もしくはいらないのではないか説。
最悪あなぬけのひもで正面動かすことでなんとかならないか?
入れ替え札が増えるから安定感も上がる。

2.パオジアンexでエネルギーを集めてテツノカイナexに繋げるのがそもそも非効率なのではないか説。
セビエ2匹とかがやくゲッコウガ、ビッパなどのシステムポケモンを並べた時にベンチがめちゃくちゃ窮屈になることもあるのでパオジアンexを極端に減らして大地の器でエネルギーを集めるようにしてはどうか?
パオジアンexの特性はおまけと考えてアタッカーとしてのみ採用、大地の器を4枚採用して2ターン目のテツノカイナex起動のためのエネルギーを集める。
この形だとポケストップとの相性も良く、グッズ特化にしてみる。

大地の器型A


古代の器をフルで採用することによりパオジアンexに依存せずにテツノカイナexを起動させることが出来るようになり、また2ターン目の起動率も格段に向上しかなり狙いやすくなりました。
グッズの多さからポケストップで3枚ヒットも練習段階でかなりあり、手応えを感じる。


10/2~10/8
思いつき&知見

トドロクツキexとのラリーをずらせる可能性のあるユキメノコex1-1の採用はどうか?
カイリューVにくるいえぐるさせてバスターテールかげっこうしゅりけんで返すのでも十分か(?)

パオジアンex前でエネルギー集めなくて良くなったからミュウのふしぎなしっぽでグッズ集めるのもありでは?
→テツノブジンexの懸念もあり。

頂きへの雪道を考慮しなければ大地の器で山からエネルギー抜いてミュウexのリスタートで事足りる。
ナンジャモからの復帰がやや心配。

げっこうしゅりけん90+ブーストエナジー未来ごっつぁんぷりふぁい140=230となるためサイドプランの幅がめちゃくちゃ広がるため採用をもう一度検討。

カウンターキャッチャー再録は神とさせてください。
クロススイッチャーを減らして枠が空けれる。

10/9~10/15

器型B

とりあえずカウンターキャッチャーいれた。
頂きへの雪道が環境に多かった場合のBプランとしてミュウexをビーダルに変えてみた。
→ブーストエナジー古代のトドロクツキexやリザードンexと対峙するのにパオジアンexはやっぱり2枚のほうがよさそうだ。
スイッチャー2枚は異端すぎた。

海外の有名なプレイヤーがTwitterにて新時代のデッキたちを公開していたので壁として採用し練習に取り入れてみる。
アルセウスVSTAR入りのテツノパオも公開されていたのでひとまず回してみたが、そこそこ。

vsトドロクツキex 9-1 器型A
サイドプラン1-2-3、2-2-2ですすめることで勝ちやすく、カイリューVがトドロクツキexのカラミティストームを耐えるのでかなり有利に立ち回れ、ほぼ勝てた。
くるいえぐる誘発してからかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんで回収したりしてた。
テツノパオ目線アラブルタケが入ってないとかなり楽な印象。

10/16~10/22
思いつき&知見
大地の器でパオジアンexに依存しなくなってるからミュウでグッズ集める流れでエヴォリューションもしてもらったら強そう。

サイド有利な時は常に前を倒してサイドを2とればいいから、後ろ呼ぶ手段はカウンターキャッチャーだけでいい説。

先2でテツノカイナexごっつぁんぷりふぁい始動出来なくても、後からカウンターキャッチャーネオラントVもしくは、イキリンコexなどでサイド有利の偶数に戻せるから焦らなくてもいいかも?
サイドプラン1-2-3、1-3-2

カイリューVとテツノカイナex出せる嵐の山脈が有用かも(?

メタカード枠(環境次第)
サーナイトex(サケブシッポ)、パオジアンex(かがやくゲッコウガ)→マナフィ
ミュウVMAX(ゲノセクトV)、カビゴン(ロトムV)→ミカルゲ
ミュウVMAX(ゲノセクトV)→ドラピオンV
テツノブジンex(チャーレムV)、ロスト軸(ヤミラミ)→ジラーチ
どれか1枚は入れそう。

こだわりベルトでカイリューVのドラゴンゲイルが280になったり、テツノカイナexのごっつぁんぷりふぁいが弱点込300になったり、ミュウVMAXへのヘイルブリザードが水エネルギー1枚分お得になるの良さげ。

公式でリスト作る時本物にできるようになった。やったー!

発売前週のリスト3選

ビーダル採用型

課題点
テツノカイナex、カイリューexスタートした時ように入れ替え札もう1枚ほしい。
後攻のミュウVMAXがきつい。

対非ルール用

課題点
上記と同じく入れ替え札がもう1枚ほしい。
ルール持ち主体相手だと強く戦えない。
この形だとブーストエナジー未来がほしい。

ミュウ採用型

課題点
ナンジャモからの復帰。
頂きへの雪道が重たい。
盤面コントロールがとても難しい。


10月23日~10月29日
新規案
大地の器でエネルギーを手札に呼び込みやすくなっているためブロロローム上手く使えるのではないか?
HP140なので頂きへの雪道+カウンターキャッチャー+手札干渉+ヤミラミのロストマイン120でエンジンを失わないし、テツノカイナexのごっつあんぷりふぁいも耐える。

29日チーム戦使用

これまで試してきたことを合わせてみた。
(細かいことはリスト解説で)
トナメ1没だったが使用感よかったので5日のシティリーグはこれを環境に合わせて変えたものにして出る。

日記はここまで!
ここからはシティリーグで使った構築、不採用カード解説、採用カード解説、対面で気をつけることを書いておきます。
今回は初心者の人にも分かりやすいように略語を使わないで分かりやすいように書いていますので拡散よろしくお願いします、、、


11/5 シティリーグ

不採用カード解説
リストを見て これなんで入ってないんだろう? と思ったカードがあると思います。
また入れてたのに抜けたカードたちや検討されていたカードの中でも、環境の変化などで今後採用する可能性があるものを解説しておきます。
(他にこれは?というカードがあれば質問ください!)

重複する内容もありますが、より深く書いておきます。

HP70セビエ
採用する理由として↓

1.テツノブジンexのタキオンビット×2+チャーレムVのヨガループで気絶しなくなる。

2.ヤミラミのロストマインで2匹同時に気絶しなくなる。

が挙げられますが、逃げるエネルギー2でスタートしたときの良い動きをする要求が高くなってしまう点とテツノブジンexが環境にそこまで多くいないこと、ヤミラミのロストマインに関してはターンの猶予があるので、プレイングでカバーできる範囲にあると考えて不採用とした。

ジラーチ
採用する理由として↓

1.チャーレムVのヨガループからセビエやビッパを守る。

2.ヤミラミのロストマインからベンチを守る。

が挙げられますが、前述の通りチャーレムVを採用したデッキがそこまで多くないこと、ヤミラミのロストマインはプレイングでカバーできる範囲にあると考えて不採用とした。

マナフィ
採用する理由として↓

1.ミラー戦において、かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんからセビエを守る。

2.サーナイトexとの対戦において、サケブシッポのほえさけぶからセグレイブやビーダルを守る。
が挙げられます。

ぎりぎりまで採用していたカードであり、1.に関してはクロススイッチャー+キャンセルコロンを抜いた構築が多数になっており、マナフィがいればセビエやビッパを壁にすることで、テツノカイナexのごっつあんぷりふぁいをされなければ先後をひっくり返すカードになります。

2.に関してはナンジャモ+サケブシッポでセグレイブやビーダルを止められて逆転されるのを防ぐために有力なカードとなります。

しかし、直前の環境でパオジアンexとサーナイトexの数が減少していたこともあり他の対策カードに枠を譲った形となります。

ミカルゲ
採用理由として、ミュウVMAXとの対戦において、ゲノセクトVの特性フュージョンシステムを止めること。

(オマケでネオラントVやライコウVなど環境にいるポケモンの特性を止めることができる。)

ですが、フュージョンエネルギーをつけられてしまうとフュージョンシステムが止まらないこと、ミカルゲを常時置いておくとベンチが狭くなってしまうことから対策枠をドラピオンVに譲りました。

ブロロローム
ビーダルと役割が似ているポケモンで、どっちを使うか悩んだものです。

良いとこ、悪いとこを書いておくので好きなほうを採用してあげてください。

良いこと
1.ビーダルと比べて1枚多く引ける。
2.HPが140ある。
3.毒を吐ける。

1.に関して、カードゲームですから多く引けることは選択肢が増える=勝率upに繋がります。

前期のブロロロームと比べて、大地の器が登場した事により、エネルギーがないから特性が使えないといったところも解消されています。

また、純正のパオジアンexと比べてカイリューV、テツノカイナexを採用していることで1ゲームに必要な総エネルギー数が減っている=ブロロロームに使うエネルギーがあるということ。

雷エネルギーを喰わせてドローできるところも無駄がなくて良いですね。

2.に関して、ヤミラミのロストマインやテツノカイナexのごっつぁんぷりふぁいなどを耐える。

ビーダルだとカウンターキャッチャーや手札干渉をされながら、上記のわざを使われると逆転の憂き目にあいますがブロロロームだと大丈夫。

3.に関して、カビゴンLOの時にブロロンが毒を吐くことで縛られても最低限の仕事ができたことからビーダルより評価出来る点と考えました。

悪いこと
1.エネルギー管理の難易度が高い。
2.特性が使えない可能性がある。
3.進化前にベンチバリアがついていない。

1.に関して、従来より簡単になったとはいえ、山にエネルギーをどれくらいおいていたほうがよいか?やパオジアンexのヘイルブレードで使用するエネルギーを逆算するなど考えることが多いためプレイミスが出やすい。

2.に関して、ゲーム終盤の手札干渉でエネルギー関連に触れないとジリ貧になりやすい。

従来より改善されているとはいえ、ここの問題は避けては通れないでしょう。

3.に関して、ビッパと違いブロロンはベンチバリアがついていないため、セグレイブセビエブロロンといったベンチの並びでは相手(自分)のかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんを通してしまうため、1ターン並べられないと置きづらくなるシーンがあります。

従来よりエネルギーに余裕があるとはいえ、数を増やしているリザードンex戦では特にエネルギー関係がシビアになることからビーダルを採用しました。

ロトムV
不安定な序盤を特性によってサポートするポケモンとして採用を検討していたポケモン。
(採用する場合は中身が大きく変わる。)

立ち回りのとこで書きますが、場を非ルールポケモンだけにしたいことがかなりありますので不採用とした。

ロトム型も並行して調整していたので気になる人は聞いてください。

ネオラントV
カイの依存度が高いデッキですのでアクセスしやすくするために採用していたカード。
ナンジャモやボスの司令などサポートの種類が増えていくと採用価値もあがっていくカードです。

アクアリターンで120をのせておいてテツノカイナexのごっつぁんぷりふぁいでサイド3枚回収することもできます。

相手のテツノカイナexに簡単にサイド3枚とられるので扱いには注意しましょう。

サポートをカイのみにしたこと、ロトムVと同じく場を非ルールポケモンだけにしたいことがかなりありますので不採用とした。

ミュウex
採用時の役割
1.ポケモンをいれかえるクッション
逃げるエネルギーが0なので、あなぬけのひもの受けに使えたり、自分のポケモンがやられた後にとりあえず前に出しておいてすごいつりざお→ネストボールなどですぐにバトル場に送り出したりできる。
前をずっと倒して2枚づつサイドをとるコンセプトでは、アタッカーを使い分けて基本的にバトル場のポケモンを倒していきたいのでとりあえず前に置いておけるポケモンは貴重。

2.特性ドロー枠
ビーダルなどと違い、進化せずにドローしていける点は他ポケモンと比べて優秀。
ドロー枚数は少ないですが、大地の器を複数採用すれば従来より山から高速でエネルギーを抜けるため、当たりの多い山ができる。
また、クロススイッチャーを揃えたり、加えてキャンセルコロンも必要などということが無くなり、スーパーエネルギー回収のみあればいい場面が増えたこともあって、3枚までドロー(+かくしふだ、ポケストップ)で充分なことが多い。

3.アタッカー枠
活躍の機会がとても多いわけではありませんが、ギラティナVSTARやリザードンex戦などで特に使うことがあります。
雷エネルギーも対応しているのもGood!

不採用になった理由としては、役割はあるが薄いということ。
1.に関しては既述のとおり1ゲームの必要エネルギーが少なくなっていることからかがやくゲッコウガにエネルギーをつけておくことで問題なくプレイできます。
2.に関しては充分なことが多いだけで、数を増やしているリザードン戦においては手札が足りないです。
3.に関しては言わずもがなアタッカーとして使えるだけでいなくても勝てるということです。

他不採用理由↓
a.既出ですが非ルールだけにしたいことが多い。
b.頂きへの雪道で特性が使えない。

ボスの司令
使いたい場面はもちろんありますが、カイでエネルギー回収をもってきていたりと、ここぞという場面で使えないことが多いです。
ポケストップ型ということで使うより巻き込まれて落ちていくことのほうが多い。
練習段階では裏面カードをボスの司令、カウンターキャッチャーどちらの効果としても使っていい事にして使用率をみていました。
前をずっと倒せばいいので不採用。

ナンジャモ
序盤カイを持てていないターンに使うことがほとんどで、ポケストップで落ちるし、相手のサイド少ない時にピンポイントで使うなんてことはかなり難しく、2枚は採用しないと本来の役割を果たせませんでした。

また盤面をコントロールしてプレイすれば、ナンジャモを使わずとも勝てる試合がほとんどのため不採用としました。

勇気のおまもり
新時代ではHP220がメジャーのラインとなっていると考えているため、パオジアンexなどのHPを底上げできるカードとして検討していました。

しかし、このカードを採用するとタウンデパートやペパーも同時に採用することになり、大きく構築や方針を変えてしまうこととなるため不採用となりました。
(ロトム型では採用)

ブーストエナジー未来
テツノカイナexでスタートした時の後ろに下げるカードとなる。

かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん90+テツノカイナexのごっつあんぷりふぁい120+ブーストエナジー未来20で230となり、サイドプランがかなり広がる。

また、ごっつあんぷりふぁいのダメージが140となることで、ハッサムやレジ系統などの120で倒せなかったポケモンを倒せるようになるため検討していました。

採用しなかった理由はゆうきのおまもりと同じです。

クロススイッチャー
前のポケモンを倒す、がコンセプトのため不採用としました。

実際のところは強いので採用したかったのですが、4枚枠をとると他のカードがいれられないといところが1番の要因かもしれません。

カウンターキャッチャーが再録されたことで相手のポケモンを呼ぶ枠が足りるということもあります。

クロススイッチャーを抱えたままプレイしなければいけないということが無くなるとデッキのまわりはかなり快適となります。

ボスの司令を入れるならこれが先に入ります。

キャンセルコロン
マナフィ呼んできて、キャンセルコロンして、かがやくゲッコウガでげっこうしゅりけん!
伝家の宝刀ですが、前を3回倒して勝つことを1番の目標としていますので不採用。

デッキの枠をかなりとってしまうので、不必要な試合も多い新時代では必須とまではなりません。
ただ、テツノカイナexの2枚取りと違って、ターン終わりに非ルールが前にいること、相手のポケモンを2匹気絶させることはテツノカイナexと大きく違い、メリットも大きいため自身のゲームプランに合わせて構築を変えましょう。


再掲

デッキリスト 採用カード解説

パオジアンex 2枚
~レイジングサーフ環境では相手2ターン目後にパオジアンexが生き残るシーンも多く(対サーナイトex、ロスト軸、リザードンex etc)スタートすれば大きなリターンがありましたが、新環境ではトドロクツキexに後攻1ターン目から倒されることもあり、パオジアンexでスタートしたいから3枚入れようということはなくなりました。

大地の器の採用によって、特性わななくれいきに依存しなくなったことも重要なポイントです。

1枚採用だと
1.サイドに落ちた時にヒスイのヘビーボールにカイのグッズ枠を割かないといけなくなる。
2.連続で戦わせたい場合にすごいつりざおが必要になる。
3.アタッカーとして複数回前に出ることが必要なマッチが多い。
この3点から2枚採用となっています。

セビエ HP60 3枚
セグレイブの特性は何体いても重複しない特性ですので、進化元となるセビエも合計3枚の採用としています。

テツノブジンexのタキオンビット×2+チャーレムVのヨガループで倒されないように、初稿からずっとHP70のセビエを1枚採用していましたが、使用率がそこまで高くないこと、スタートした時に要求が高くなることからHP60に統一しました。

トドロクツキexがくるいえぐるをしてきたらセビエでも倒せることは頭に入れておきましょう。

セグレイブ 2枚
セグレイブの特性は何体いても重複しない特性ですので、2枚の採用としています。

3枚採用ではない理由
1.すごいつりざお2枚採用+ポケストップ型なので、倒された後でもすごいつりざおですぐに復帰しやすい。
2.エネルギーをトラッシュせずに戦えるカイリューV、テツノカイナexを採用しており、セグレイブをとりにいくとアタッカーが盤面に残るためセグレイブの特性を必要としないターンになる。

カウンターキャッチャー、サーナイトexのサケブシッポなど倒される機会が増えているので、気になる人やすごいつりざお・ポケストップを減らしている人、サイド落ちが怖い人は3枚採用しましょう。

かがやくゲッコウガ 1枚
特性かくしふだでデッキを安定させたり、げっこうしゅりけんを意識させてマナフィを強要するのは新時代でも変わらず強いです。

パオジアンexの特性わななくれいき、大地の器などと特性の相性がよく、アタッカーとしての役割も大きく、活躍の機会はかなり多いです。
ルール上1枚の採用。

げっこうしゅりけん90+テツノカイナexのごっつぁんぷりふぁい120=210
を意識しておくと、今までと違ったサイドプランがとれますので練習段階から意識してみてください。

テツノカイナex 1枚
ルールを持たざるポケモンを主体としたデッキ相手に強くなることはもちろん、サイド1枚のポケモンを壁にして時間稼ぎすることも許さなくなりました。

すごいつりざおで戻して複数回戦わせることが出来るため1枚のみの採用となっております。

出回っている構築より大地の器を多く採用していることにより起動が早くなっていてかなり使いやすいです。

先行されているゲーム展開では、カウンターキャッチャー→ネオラントV、イキリンコexで3枚サイドとることを頭に入れてプレイしましょう。

カイリューV 1枚
雷エネルギーをテツノカイナexと自然に共有でき、エネルギーをトラッシュせずに戦えるアタッカーとして採用。

パオジアンexと違って、相手を倒したあとセグレイブを狙われにくいのは高評価。
エネルギーが残る点で評価しました。

パオジアンexと違ってHP230あるので220でパオジアンexを簡単に倒してくる相手(ミライドンex、ルギアex、トドロクツキex etc.)に対して積極的に戦ってもらいます。

特性を持たないポケモンでもあるので、アローラロコンVSTARと戦えるポケモンとしても優秀。
ハッサムなどに弱点をとられて簡単にサイド2とられることもありません。

大地の器を多く採用していると色縛りも全然気にならず始動できます。

すごいつりざおで複数回戦わせることが出来る、高火力はパオジアンexも出せるため1枚のみの採用としています。

250ダメージを与えながら220のダメージを耐えることが出来るのでトドロクツキexに対して積極的に戦ってもらいたいポケモン。

ドラピオンV 1枚
ミュウVMAXへの対策カード。
後攻でのミュウVMAXへの勝率が良くなかったため採用しました。

わざが無色対応なので悪タイプのアタッカーとしてサーナイトexを倒したりも出来ます。

最近のミュウVMAXはロストシティを採用していない型が多く見られるため、すごいつりざおで戻して2回使うことが出来るようになっています。

バトルVIPパス 4枚
これまでと同じく先攻の時にポケモンをしっかりと並べたいこともあり4枚採用。

引けているときと、引けてないときのパワー差が大きいので必ず採用しましょう。

ハイパーボール、スーパーエネルギー回収に加えて、大地の器でもトラッシュするため山にゴミとして残りにくくなっていて終盤邪魔になりにくくなりました。

かがやくゲッコウガの特性かくしふだやポケストップを考慮すると1ターン目に使える確率は高めです。

ハイパーボール 3枚
主にビーダル、すごいつりざおで戻したポケモンを持ってきたりする。

序盤のたねポケモンを並べるのに使うにはコストが重いですが、他のポケモンサーチ系カードには出来ないことが出来るため3枚採用しています。

他カードに枠を譲りましたが、安定してビーダルに進化するために4枚目の採用も強く使えます。

61枚目には入れたいカード。

ネストボール 3枚
序盤にバトルVIPパスで足りない分ポケモンを並べるのに使ったり、すごいつりざおで戻したポケモンを持ってきたりする。

序盤ポケモンを並べるのが重要なので3枚採用しています。
多ければ多いほど安定しますが、4枚目は他カードに枠を譲りました。

個人的に先攻時にセビエに触るカードが12枚以上(初手約85%)入れるのが最低ラインだと思っていますので、参考にしてボール枚数配分変えて見てください。

ヒスイのヘビーボール 1枚
かがやくゲッコウガやテツノカイナexなど1枚採用のポケモンがサイドにいった時でも同じようにデッキを回したいので1枚のみ採用しています。

最初に山を見る時にたねポケモンのサイド落ち確認して、大地の器などのコストに出来るかは最初に確認しておきましょう。

ふしぎなアメ 3枚
2ターン目から戦うためにセゴールをとばしてセビエからセグレイブに進化させることが大事なデッキとなりますので必須カードとなります。

だいたいのゲームで2枚使えればゲーム成り立ちますが、カイやポケストップで持ってこれるとはいえ2ターン目に絶対必要なカードとなりますので引きやすいよう3枚の採用としています。

あなぬけのひも 2枚
カイリューV、テツノカイナexなど重たいポケモンでスタートした時や、カウンターキャッチャーで縛られることも多くなりそうなので逃がすカードの重要性もあがりました。

また、相手のバトル場に出ているポケモンに合わせて、テツノカイナex、パオジアンex(カイリューV)、かがやくゲッコウガを適切に戦わせていく必要があるためベンチのポケモンと入れ替えるカードとして2枚目も採用しました。

ボスの司令を不採用のため、サイド有利状態で前を動かす必要がでてきたときに使いたいのと、ルールを持たないポケモンを壁にされてもテツノカイナexで相手できるようになったことからポケモン入れ替えではなくこちらを採用しています。

カウンターキャッチャー 1枚
世間的にはパオジアンexはカウンターキャッチャーを使われる側、という意見が多いように思います。

ですがこのデッキのコンセプト上、後ろを呼びたい時はほぼサイドが負けている時なのでボスの司令やクロススイッチャーではなく、このカードを採用しています。

かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでサイド1枚取りながら、削っておいたルール持ちポケモンをカウンターキャッチャー→テツノカイナexのごっつあんぷりふぁいでサイド3枚とる(モココ、ライコウVなど)やネオラントV、イキリンコVでサイドを3枚とるなどサイドプランが広がります。

1枚あれば先後をひっくり返すことが出来るため1枚のみ採用しました。

先攻の時は基本的に前のポケモンを倒してサイドを2枚づつとっていて、不要になりがちなのでバトルVIPパスと同じ感覚で捨ててます。

大地の器 3枚
このカードの採用枚数を増やせば増やすほど、テツノカイナexやカイリューVを始動させやすくなります。

またパオジアンexの特性わななくれいきに頼らずにエネルギーを用意出来るようになり(非ルールのみの盤面を作りやすい)、爆速で山の中身を強くすることができます。

一般的な構築では1枚、2枚の採用が多いですが、3枚採用とすることでカイから持ってこなくてもドロー特性やポケストップで手札にくることが多く、2ターン目からテツノカイナexのごっつあんぷりふぁいを狙いやすくなっています。

1枚目で雷エネルギーをもってきておいて、かがやくゲッコウガのかくしふだや、ハイパーボールなどでトラッシュに捨てて置くことが大事です。

スーパーエネルギー回収やハイパーボールと合わせて、試合に不必要なカードをどんどんトラッシュして山を強くしていきましょう。

テツノカイナexを試合後半に起用するような方針・構築になるとどんどん減っていく枠になると思います。

ロストスイーパー 1枚
前期の環境ではほとんどが、カイからスタジアムを割る枠として採用されていたと思います。
今期においてはブーストエナジー古代・未来など強力なポケモンのどうぐが環境で使われているため、より採用価値の高いカードとなりました。

頂きへの雪道はもちろん、トドロクツキexのブーストエナジー古代を割って、カイリューVでたおしたりする。

その他にも場に出ているポケストップを使ってからロストスイーパーで割る→ポケストップをおきなおしてもう1度使う動きも強力です。

前期よりは減ったとはいえ、頂きへの雪道の対策カードとしてスタジアムと合わせて最低でも合計で5枚採用したいところで、ロストスイーパー2枚目とポケストップ4枚目と悩んだ結果ロストスイーパーは1枚としました。

スーパーエネルギー回収 4枚
テツノカイナexとカイリューVのおかげで1ゲームに必要なエネルギーが少なくなった=このカード減らせるのでは?といった考えもあります。

が、このカードを減らしてしまうとハイパーボールや大地の器で切れなくなってしまい、結果としてデッキを動かしずらくなります。

またリザードン戦では最大枚数使うことが多いことからもこのカードは減らせないと考えています。

最大枚数あるとポケストップでもヒットしやすいので入れ得ですね。

すごいつりざお 2枚
ドラピオンVやテツノカイナexなどのアタッカーを複数回使えるようにするため、またリザードン戦においては山の中に水エネルギーが2枚ある状態を維持して、パオジアンexのわななくれいき+スーパーエネルギー回収の6枚で常に倒せるようにしておくために、エネルギーを山に戻すことも非常に大事です。

このカードが2枚あるとセグレイブが2枚でも安心できたり、テツノカイナexの2枚目の採用が不必要となる。

セイボリーを使われても盤面の再形成がしやすい。

また、大地の器をたくさん入れる構築だと3枚目、4枚目が腐ることなく使えるようになるため、このカードの2枚目の採用は各々シナジーがあって初稿からずっと2枚採用しています。

カイ 4枚
特に今さら書くことも無いのですが、セグレイブ+ふしぎなあめのセットが揃います。

セビエの3枚目とスーパーエネルギー回収を持ってきて、そのままセビエをコストにします。

日頃のおこないが良くないとポケストップで落ちます。
ゴミ拾いをしましょう。

ポケストップ 4枚
いろいろ試しましたが、テツノカイナexを2ターン目に起動したい!これを1番達成できるスタジアムがポケストップでした。

序盤のポケモンサーチ、必須カードのふしぎなあめやスーパーエネルギー回収などグッズを多く必要とするパオジアンexデッキにおいて、1番相性の良いスタジアムだとこの2ヶ月弱で再認識させられました。

前期に比べて大地の器が加わったことにより、ポケストップの採用価値はまた上がったのではないでしょうか。

頂きへの雪道で止まりたくないため最大枚数採用しました。
大地の器のおかげでパオジアンexの特性が止まることはマシになったが、かがやくゲッコウガのかくしふだが止まることを避けたい。

基本水エネルギー 8枚
もう何回も書いていますが、1ゲームの中で必要なエネルギーの枚数が減っていることからこの枚数でも足りると判断しています。
が、リザードンex戦ではギリギリになるイメージです。

逃げるに使うエネルギーや、かがやくゲッコウガの特性かくしふだのコストを雷エネルギーとすることで水エネルギーを温存することも大事です。

パオジアンexの特性わななくれいきと大地の器を使えば2ターン目に山からエネルギーが全て無くなることもあり、とにかく山からエネルギーを抜いて山を強くすること、トラッシュにエネルギーを4枚ためることを意識しましょう。

基本雷エネルギー 2枚
このデッキにおいては2ターン目にテツノカイナexでごっつあんぷりふぁいを使いたいことが多く、雷エネルギーのサイド落ちを考慮して2枚採用しています。

また2枚採用することで、テツノカイナexがアームプレスできるようになり戦術の幅が広がります。

テツノカイナexやカイリューVが活躍する対戦では、雷エネルギーをすぐに1枚捨てて置くようにしましょう。


各対面で意識すること
手札や盤面によっても変わるため一概にこうするとは言いきれないため意識していることだけ箇条書きで書いておきます。
疑問質問あれば書き足していきます。

対サーナイトex
当たると嬉しい

・セイボリーされる可能性を考えてベンチ調整をおこなう。
→複数枚数のシティリーグ入賞が目立つ。
後でもいいネストボールはおいておこう。

・マナフィがいない場合はかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでのサイド2枚取りを狙う。
→サイドに落ちていてほしい。

・なるべく早くテツノカイナexを起動させる。
→大地の器多めなので現実的。

・ナンジャモ+サケブシッポのほえさけぶでビーダルやセグレイブをとられる可能性を考えてリザーバーを用意しておく。
→テツノカイナexでわざを使っている間は安心。

対リザードンex
当たると嬉しい

・サイドは常に2枚づつとる。
→先にサイドを1枚とってしまうとハチマキ関連と組合わせて先にサイドを2枚とられ、後にテツノカイナexで3枚できる状況にはならないため、そのまま負けてしまう。

かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん、テツノカイナexのごっつあんぷりふぁい、パオジアンexのヘイルブレードでサイドを2枚づつとることを意識しよう。

2枚とれないから1枚とるは負け筋を作ることがあると覚えておこう。
・サイドに落ちていないか、水エネルギーとスーパーエネルギー回収の枚数確認。
→他デッキに比べて使用枚数が多くなりがちなので必ずチェックしておこう。

・マナフィがいない場合はかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでのサイド2枚取りを狙う。

・すごいつりざおも駆使して山に水エネルギーが2枚、トラッシュに水エネルギーが4枚ある状態を保つ。
→パオジアンexのわななくれいきとスーパーエネルギー回収でリザードンexをいつでもわんぱんできるように備える。

・ビーダルをしっかり用意する。
→ナンジャモでターンを譲らない。

・かがやくリザードンはあなぬけのひもかカウンターキャッチャーで避ける。
→主にサイド2の時に出てくると思うのであなぬけのひもで後ろのポケモンを倒して勝ちきろう。
ベンチが1枠しかない時はあなぬけのひもを先に使ってからパオジアンexかテツノカイナexを選択して出すようにしよう。

対パオジアンex
じゃんけん勝つと嬉しい
じゃんけん負けると悲しい

・じゃんけんに勝つ
→統計的にはパー→グー→チョキの順番で出すと勝率が1番高い。
が、シティリーグなど重要な試合になってくるほど、相手が強い人ほど、チョキを出す確率が高いと感じていますのでグー→チョキ→パーで出すと勝率が高くなります。

・先攻、マナフィがいない場合はかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでのサイド2枚取りを狙う。
→マナフィ不採用のデッキが多い。

・先後、サイドを2枚づつとることを意識する。
→サイド1ポケモン壁はテツノカイナexでごっつあんぷりふぁい。

・先後、セグレイブを倒されてもいいように、セビエを必ず用意しておく。
→基本中の基本。

・後攻、セグレイブを倒してターンを稼ぐ。
→稼げなかったら負けです。

対トドロクツキex
当たると嬉しい

・先攻でも油断して前にルール持ちポケモンを置かないようにしよう。
→後1でも倒してくる。

・カイリューVを積極的に起用して相手の要求をあげよう。
→アラブルタケにブーストエナジー古代をつけてきたら、トドロクツキexを倒しやすい。
→後ろにルール持ちポケモンをおかないことでくるいえぐるを誘発することも。
残りはセビエやかがやくゲッコウガで倒してしまおう。
→ロストスイーパーがサイド落ちしていないか確認。

・モルペコやイキリンコexでサイドプランをつくる。
サイドプランが特殊なので例↓

先攻
先1 ポケモンを並べる。サイド6-6
後1 カラミティストーム サイド6-4

先2 かがやくゲッコウガのゲッコウガしゅりけんでモルペコを倒す。
ボスの司令要求になり、この時ルールを持たないポケモンのみで場を作れると取られるサイドを確実に1に出来る。サイド5-4
後2 カラミティストーム サイド5-3

先3 カウンターキャッチャー+テツノカイナexのごっつあんぷりふぁいでイキリンコexを倒す。
サイド2-3
後3 くるいえぐるorカラミティストーム+毒で倒される。サイド2-1

先4 パオジアンexのヘイルブレードでトドロクツキexを倒す。

最悪3ターン目と4ターン目の動きは逆でも良いですが、崩れたスタジアムでイキリンコexがいなくなることが多いのでとれるなら先に倒しましょう。

後攻の時も先にサイドとられるので基本的に同じ考えです。
先攻だと相手が後1でわざ使えなかったり、こちらがルールを持たないポケモンを壁にしていたりすると、もっと楽に勝てます。

モルペコやイキリンコexがいない場合は、カイリューVで戦ってくるいえぐるをさせた後、セビエやかがやくゲッコウガで倒して相手のサイドを奇数にすることを考えましょう。

対ミュウVMAX
当たると嬉しい

・コオリッポのブロックスライダーでセビエがいなくなることのないように先攻でも2匹並べる。
→油断禁物。

・頂への雪道で止まらないようにスタジアム雑に置かない。
→ドラピオンVを起動するためにも。

・メロエッタはかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんで倒しながらミュウVラインにのせておく。
→既存戦術。

・ドラピオンVは特性無くなってもエネルギーつければ技が使える。
→忘れない。

・ドラピオンVで刺す。
→2回刺すとアナフィラキシーショックで相手が倒れます。

・サイドプランは3-3を積極的に狙う。
→ターンの余裕がわりとあるので焦らずプレイ。
→ミュウVMAX→ミュウVMAXもしくはミュウVMAXとゲノセクトV(げっこうしゅりけん+ごっつあんぷりふぁい)でサイドを取りきる。
かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでゲノセクトVに90のせておけばカウンターキャッチャーからサイド3枚とることができ、ドラピオンVがサイドに落ちていても勝てるプランがあります。

対ロスト軸
当たると複雑

・かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでセビエは枯れないか?
ヤミラミのロストマインでセビエは枯れないか?
→セビエ3枚置くプランも。

・マナフィがいない場合はかがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでのサイド2枚取りを狙う。
→いなかったらラッキー程度。

・なるべく早くテツノカイナexを起動させる。
→大地の器多めなので現実的。

・頂への雪道で止まらないようにスタジアム雑に置かない。
→かくしふだを止めるな。

・カウンターキャッチャー+手札干渉+ヤミラミのロストマインを乗り越えろ。
→順調にいけばこれしか負け筋ないので負け筋を消していくことが大事。
このターンに4エネルギーついたテツノカイナexを用意しておく。
このターン、トラッシュに水エネルギーが2枚用意しておく。
(スーパーエネルギー回収で縛りから逃げることが出来る。)
ビーダルを2匹用意しておく。

対ミライドンex
当たると嬉しい

・後攻、相手の挙動しだいで、ルールを持たないポケモンのみにしてサイド1計画orベンチ枠調整してパオジアンexがわななくれいきをしてもよい。

→テツノカイナexのごっつあんぷりふぁいやライコウVのライトニングロンドで2枚取りされないよう立ち回る。

・カイリューVでライコウVとミライドンexを倒す。
→サンダーとレジエレキVMAXで火力上げてくることに注意。

・勇気のおまもりがよく入っているためロストスイーパーのサイド落ち確認。
→落ちてたらパオ酷使。

・ピカチュウVMAXはあなぬけのひもで避ける。
→もしいたら。

・かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでモココ取りながらライコウVにのせてテツノカイナexで倒す。
→モルペコ、イキリンコexと同じ考えかた。

・頂への雪道で止まらないようにスタジアム雑に置かない。
→かくしふだを止めるな。

対ルギアVSTAR
当たると嬉しい

・後攻、ルールを持たないポケモンのみにしてサイド1計画。
→先2ごっつあんぷりふぁいは土下座。
→先2ミュウexのげっこうしゅりけんは注意。

・先攻2ターン目でわざを使えたらもうなにしても有利。
→ルール持ちポケモンを倒してサイド2-2-2でとることが基本。
→ルールを持たないポケモン(カビゴンなど)を壁にされてもカビゴン→カウンターキャッチャーネオラントVテツノカイナexでごっつあんぷりふぁい→ルギアVSTARで勝てます。
(トドロクツキexと同じ考えかた)

→先2ごっつあんぷりふぁい→エネルギー追加してカビゴンにアームプレス→パオジアンexのヘイルブレードで勝ちなど。

・テツノカイナexのアームプレスを頭に入れておく。
→アームプレス弱点320でルギアVSTAR倒してサイド2取りながらルギアVSTAのストームダイブを耐えることができるほか、カビゴンも倒すことができる。
1ターン目に出して雷1枚つけておこう。

・あなぬけのひもでアーケオスにごっつあんぷりふぁいしても強い。
→臨機応変に。

対テツノブジンex+ウーラオスVMAX
当たると悲しい

・たくさん並べて、やられても並べてセグレイブになれるまで並べ続ける。
→耐えきれなかったら仕方なし。

・もし相手のわざを凌げたらウーラオスVMAXをヘイルブレードで倒したのちイキリンコexをカウンターキャッチャーで呼んでテツノカイナexでごっつあんぷりふぁいする。
→マナフィでもいるとかなり現実的にきまる。
いない場合は割り切り。

他デッキ
ここまでの技術を組み合わせるとだいたい勝てます。

かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんでサイド複数取り。
テツノカイナexのごっつあんぷりふぁいでサイド複数取り。
パオジアンexのヘイルブレードで青天井わんぱん。

場をルールを持たないポケモンだけにする。

サイド2-2-2、1-3-2理論これさえ覚えていればだいたい勝てます。

盤面コントロールさえしっかりできれば勝てますが、出来なかった場合にもカイリューVやドラピオンVで手厚い保証がついているので今の環境だと勝ちやすいデッキと思います。
カイリューVやドラピオンVを不採用にするならハイパーボール4枚目やナンジャモなどを採用してください。

質問などあればTwitter
やぎやぎ(@AOkIZnrkcS0UZ4h)
までご連絡ください。

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