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モリモリさくらんぼ

ちょっと良いさくらんぼを食べた。コロナ禍で開園のメドが立たなかったさくらんぼ農園の佐藤錦。

5月にネットで注文してから2ヶ月以上ずっと「7月にはクール便が来るぞ」という事実が脳裏にあった。クール便は覚悟しておかないと絶対に忘れて受け取り時にテンパると思ったので…

やっぱりテンパった(冷蔵庫がいっぱいで箱が入らなかった)。

上が適当なお皿に盛ったところ。勢いで「一回でこんなに食えるか?」という量を盛ってしまったけど、問題なく10分で完食してしまった。うま〜。
美味しくて舞い上がってしまい、食べながら

「やっぱ果物って最強の娯楽だわ」
「国はもっと一次産業に金を使うべき」
「こんな美味いもん作って農家は恥ずかしくないんか」

みたいなことばかり口走っていた。恥ずかしいのは自分

「値段に比例して確実に美味しくなる食品」ってある程度限られていると思うんだけど、このさくらんぼに関しては間違いなくスーパーで買えるさくらんぼより美味しかった。果物は収穫から食べるまでの間に調理をほぼ挟まない分、肉や魚より素材の良さが美味しさに直結している気がする。

更にさくらんぼは包丁すら使わないので、素材以外に美味しさに影響する要素が鮮度と温度ぐらいしかない。なんなら今回のさくらんぼは丁寧に発泡スチロールで梱包されていたので、そのまま冷蔵庫に入れても冷えすぎず丁度良い温度だった。つまり最高に美味いさくらんぼを一瞬で食べてしまったことになる。茎と種だけが残った皿が虚しい。

さくらんぼ園は対策を施した上で、無事開園できたそうです。よかった。時勢が許すならさくらんぼ狩りに行き、鮮度パラメータMAXのさくらんぼをモリモリ狩りたかった。

ごちそうさんでした。

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