【0214】映画『マッドマックス フュリオサ」を観ました
少し前、6月21日(金)のことです。映画『マッドマックス フュリオサ』を観ました。いわゆるマッドマックスシリーズ最新作です。予習というか復習の意味で、前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をAmazon Prime Videoで鑑賞してから映画館に向かいました。
いちおうネタバレ含みなので、改行を10行ほど入れておきます。
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時系列的には今作『マッドマックス フュリオサ』は、前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚になります。マッドマックスは出てきますが、エンディングだけです。映画の原題は『Furiosa: A Mad Max Saga』で、「物語、叙事詩」ということならば、マッドマックスは出てこなくても構わないですね。
『怒りのデスロード』の主人公はフュリオサだと、以前のnote「【0191】映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観ました」で書きましたが、『マッドマックス フュリオサ』の主人公は、まさにフュリオサです。ストーリーはフュリオサの子ども時代から、母親の敵を討つ復讐劇までを描くもので、単純なものです。ある意味、お約束のカーアクション、バイクアクション、戦闘シーンを、楽しむ映画と割り切って制作したのではという印象も持ちました。もう完璧にネタバレですが、右手だけでのバイクでの疾走シーンは圧巻でした。
あとエンディング近くのストーリーは少し冗長かなぁと思いました。まぁ敢えてヒューマンドラマ的な要素を盛り込んで、アクションシーンとは対照的な演出を行った感じでしょうか。まぁこれは好みの問題かと思います。さらに今後の展開として、前作『マッドマックス 怒りのデスロード』のシーンが入れ込まれたエンドロールへの流れは、インポーズされたカットが少し多かったせいか既視感の方が勝ちました。これは少し前に私が前作を予習鑑賞していたせいかもしれません。
なお『怒りのデスロード』と『フュリオサ』は公開順に観るのもありですが、上記の既視感を避ける意味ではストーリー上の時系列順に(『フュリオサ』を観てから『怒りのデスロード』を)観るのもありかもと思いました。アニヤ・テイラー=ジョイ(が演じた若き日のフュリオサ)と、シャーリーズ・セロン(が演じた後のフュリオサ)、それぞれのフュリオサのイメージが異なる部分と被る部分があり、これはこれで楽しむことが出来ました。成長していくフュリオサ、完成されたフュリオサといったところでしょうか。
2024年7月5日(金)公開