5月23日

炎天下を歩く。

外に出ねばならぬ用事だったが、何も真昼に歩く必要はなかったことに帰ってから気づく。

ポカリスエットより、ほのかに温かいお茶が体に染みる。

体を動かし、汗をかき、必要なものを摂取する。体を労ることを覚える。

意外と丈夫であることに気付き、消化器官の衰えを知る。

緩やかに死に向かって歩くけれど、恐怖に向かって進んでいる訳でないことを忘れなければ、木々に新芽が青く、風が涼しく吹くことに心を向けることが出来る。

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