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【バトスピ】PAST-CROSS

☆はじめに

 契約編2章環境終盤の侯、いかがお過ごしだろうか?契約編3章の発売がもうすぐ近いということで、記念も兼ねて、契約編で私がそれなりに使っていたデッキを紹介したいと思う。

結局昔渡とは?

 創界神イザナギ&イザナミ(以下、神)を主軸とした霊獣樹魔デッキ(以下、緑紫)である。
 このアーキタイプが転醒編終盤から真転醒編終盤の間に猛威を振るっていたのはご存じであろう。が、残念なことに契約編直前、山の核を有していた圧倒的パワーカード「黄泉の皇蛇ライウンオロチ」の禁止によって、ループをはじめとしたチートムーブをすることができなくなってしまったため、環境ではめっきり姿を見なくなってしまった。

全てがダメ

 さて、それでは私がライウンオロチの代わりに用意した新しい切り札について、早速紹介しようと思う。


は?

 すごい勢いでブラウザバックする前に、テキストを読んでみてほしい。
 神産の獣イワツチビコ。釣りでもデマでも誇張でもなく、ストレージに20円で落ちているこの亀こそが、契約編における緑紫のである。

・完全耐性
・相手ターン中の自壊不可
・手札保護

あれれー

 見てのとおり、サンクティファイドライトを完全無効にして、イワツチビコでブロックもできるし、オノゴロウも打てるし、黄泉路も打てる。
 これによって従来の緑紫では不利対面とされていた金雲が、逆にイワツチビコを引けば勝ちの有利対面へと変貌する。
 また、このカードは別に金雲ピンポイントメタカードというわけではなく、完全耐性故の場持ちの良さから、契約編での山全体に刺さる。

 ライウンオロチを使って相手のコアを枯らす派手なフィニッシュプランを失った代わりに、全体の場持ちとリソースで他デッキに盤面有利を取ってそのままフィニッシュするということを今期の緑紫の主軸として考えた。

 それでは細かい紹介へ移る。


☆構築

 高コス事故を嫌って比較的初動を多めにとった構築にしている。
 一時期の環境デッキであるため、「ゴッドシーカーは神と黄泉路をひろえます!!!つよい!!!」みたいなことは書かない。採用の是非と枚数が何を意識したかについて専ら示していくこととする。

・創界神イザナギ&イザナミ
・ゴッドシーカー神産の翼クニノトコタチ
・ゴッドシーカー黄泉の翼トヨクモノ

 3確。これらを抜いたら山が瓦解する。写真も割愛。

・アーマーバット

とり

 0~2投、本採用は1。
 環境に合わせて投入する。今期ではあまりアンブロッカブルは見ないものの、ローカマーターが飛んできたり、武装ガチャがごく少数存在したりするので、長引いた際の詰み対策として、本採用では1投とした。サンクティファイドライト発動中はブロックできないので注意。単純に0コスの生き物なので序盤に来れば自分の動きがなめらかになる。

・黄泉の巫女ヒルコ

血晶に入ってろ

 2確。
 強いカード。3は腐るし1では足りない。チー牛のゴッドブレイクで腐ったときに3落ちていたらうっとうしいので過剰には積めないと考える。

・黄泉の獣ライウンコマイヌ

何故か緑紫以外での採用が多い

 1~3、本採用は2。
 過去、緑の世界だった枠。このカード無しでは少々手札が足りないと感じたため。また緑の世界と違って何度も使いまわせることから優先して採用。(このカードの有無で結構安定性が変わるとは思っている)。
 3ではかさばったとき少々重いこともあり、本採用ではアーマーバットに1枠譲る形で2投となった。
 ついでにヴィ―ナ貼った相手がちゃんと詰む。

・神産の獣ジュモクマシラ

顔が犯罪

 3確。初動コアブ。
 緑世界と違い、使いまわせるので抜く理由が無い。オノゴロウがいると直良し。裏面の効果発揮させない効果が必要な場面も頻出するため注意。

・神産の獣イワツチビコ

石ころ

 3確。
 先述の通り、このデッキを現環境で握る理由。2投では金雲が轢き殺してくるターンに間に合わないと感じたため3。シンプルにパワーが高いので、環境から金雲が減っても2より少なくなることはないように思える。
 完全耐性で発揮し続ける自壊ロック効果が単純にウザく、相手の展開速度を遅めるほか、相手のアタックキャンセルを封じることでオノゴロウを当てやすくしている。重疲労させれば自壊できないからその分コアが失われているようなものである。オオヤシマをケアするための自壊も当然できない。   
 完全耐性なのでオノゴロウの2コアブが割と確実に行えるほか、イワツチビコブロック→黄泉路でトラッシュのほかのイワツチビコを蘇生、とすることで相手の除去を受けないブロッカーを複数用意できる(一撃高打点を狙ってくるデッキに有力)。複数枚入れるメリットはここにもあると考える。
 そして3コス2軽減。対面にもよるが、割られる2シンボルより割られない1シンボルの方が強いので、神技や黄泉路を使って無理に立たせておくことも少なくない。総じて最強である。

さて、書きたいことは書けたのであとはおまけである↓

・黄泉の鬼女ヨモツシコメ

一人だけ世界観が違う

 3確。回収カード。
 減らしているリストをたまに見るが、黄泉路が有限の今、このカードを減らすなどあり得ない。
 神がない→神を拾う。
 リソースが無い→クニノトコタチを拾う。
 足場が残る保証がない→イワツチビコを拾う
 受け札が無い→オノゴロウを拾う。
 オオヤシマの召喚先が無い→オオヤマツミを拾う
 回復したい→猛追を拾う。
 まあここまで書けばわかるだろうが、腐る場面が流石にない。シナツヒコの召喚時で召喚できることだけ忘れないように。
 アタック時の創界神のコア弾いて回復する効果、一見地味だが神技の要求を増やしたり、オノゴロウでブロッカーを止めつつヤマツミで耐性を付けてそのまま殴り切ったりと、応用の利く効果である。

・黄泉の雷神ホノイカヅチ

四季童子しか勝たん

 1~2投。本採用は1。
 正直さっさと0にしたいが、明らかに相手が白晶持ってる時に詰められないのが怠すぎるため1つんどいた。召喚時が強制、除去も強制、そのくせ神ないと除去が使えない、コスト重い、手札保護で防がれる、と超絶弱いカードではある。まあ無いよりはましである。

・神産の風神シナツヒコ

ベリースズメLv100

 2~3。本採用は2。
 流行りの絶甲が紙切れになる。氷刃血解無効の構えを取るため2以上は確定、ただ高コスト事故や先述のコアブ事故につながると考え、1枚減らした。2コアブとしてはオノゴロウまで込みで5投だしそこまで気にならなかった。シコメを踏み倒せることを忘れないこと。

・神産の武神オノゴロウ

あべのくまくまベアーズZOO(タヌキ)

 3確。最強の受け札。イワツチビコの次にこの山を使う理由。
 減少時誘発で起きている2面を止められる。単純に重疲労が強いのでメインで手出しして相手の契約スピリットを寝かせることも多い。シコメでこれを回収することで受けを厚くする。カシウスとバーストを踏むので注意。

・黄泉の槍人ウンダケMark6カスウスノヤリ

手札に無い癖に「カシウス考えます」っていう奴、全員遅延行為でジャッジキルでおk

 0~1。あればラッキーの運だけ枠。
 これ投げたらターンが返ってくることも多い。紫の足場として用いられるため多少は役に立つ。このデッキ全体としてはそこまで縦に引くわけではないが、コマイヌとイカズチが一応いる。
 イワツチビコと併せて金雲メタ4枚目としてみればまあ許されそう。


・黄泉の獣ライウンシシ

たてがみがイカズチなのオサレ

 2か3。本採用は2。
 蘇生のサイクルスピードを2倍にしてくれるカード。ないと困るが落ちるため2。神が強いのはこのカードがいるからと言っても過言ではない。

・神産の山神オオヤマツミ

色間違えてますよ

 2確。
 オオヤシマから0コスで出てくる耐性ばらまき。ないと困るが落ち(ry
 回復効果もよく使う。

・神産の大醒獣オオヤシマ/黄泉の醒獣帝ヨモツオオカミ

あべのくまくまベアーズZOO(オオカミ)

 2~3。本採用は2。
 4コス4コアブ。ないと困(ry
 耐性貫通とライフ貫通でこの山の決定力を上げている。

・反魂の黄泉路

お守り

 3確。
 万能蘇生。手札に干渉してくる山や場のシンボルを消してくる速度の速い山相手に使うのを渋るとしぬことがおおいのでおとなしくイワツチビコに使うこと。

・神産の猛追

ぶちごろし丸

 0~1。環境に合わせて変える枠。
 SN耐性への回答、フラッシュでの神に依存しない除去。回復マシーン。オオヤシマが死にそうなときの救助。ストームアタック。弱くが無いがコストがネック。主に神がいる前提でのカードとなる。
 氷刃ケアして5点取るためには必要らしいが、現環境にそこまでする余裕はない気もする。


リスト紹介はこれで終わりである。
環境や触感によって
・アーマーバット
・カシウス
・神産の猛追
の3枠は好きに調整してほしい。


☆使用

 プレイングに関しては一時期の環境山かつ俺よりみんなの方が上手いので割愛。しかし、パワーが高いので多少のプレイングミスは割と何とかなる。
 ビートしなければならない対面と、着実にパーツをそろえなければならない対面を見極める。(LOや蒼波といった不利対面はある程度割り切って殴り始めたほうが良い)

☆対面

・金雲 7:3 有利
ここまでやって3割負けるのは金雲のドブン率が高いから。てか金雲に7割以上勝てるピンポ山はほかの山に勝てないと思う。イワツチビコ立てたら勝ち。

・蒼波 2:8 不利
 ヒョウモンパンサー、青の世界、カシウス、ファラオムがきつい。神は使えない前提で、次ターンにコア吐ききってリソースを稼いでおく。受けのオノゴロウにカシウスを合わせられると怠いのでカシウスを早めに吐かせる。
 まあいうて詰むカードが多すぎるためほぼ無理対面。自由枠2にスピッツァーを入れておくとファラオムケアをしなくてよくなるから楽だった(契約編一章時点)。

・WBS 3:7 微不利
 シャック契約の時点で先1で神を貼れないのがめんどくさい。先1相手がヴィ―ナ貼ったら勝ち。
 だいたい蒼波と同じだが、青の世界の召喚時メタ率が高いため、辛い。

・緑チー牛 
8:2 有利
 相手の重疲労及び除去を受けないイワツチビコがここでも活躍する。
 エクレルヴェスパー、バタフライジャマー、インペリアルドラモンウンダケモードに注意。トラッシュに依存しすぎない受けを意識。基本オノゴロウ投げたら勝ち。リソースの差がでかすぎる。
0-10 無理
 対面が運だけでアルケー&パラディン&ジャマー&カシウスを必要な分だけ必要な時に捲ってくるのでどうやったって勝てない。お前が最強だよ!すごいね!!スロットでも打ってろ。


・緋炎 7:3 有利
 イワツチビコの耐性を超えられないので、序盤削られすぎないようにしてグロウカイザーをケアし続ければ勝ち。

・赤白 5:5 五分
 ヨモツシコメのコア除去をメインウエポンとして早い段階で殴り始める。テミシはシナツヒコで無効にし、アマテラスのコアを全部弾いた後にヒルコとシーカーで殴り殺す。
 召喚時バーストとゼロカンを採用されていなければ有利な対面。


☆おわりに

 ご意見ご感想はやがね(@yagane_bs)まで

 ps.私事ですが、一次予選抜けました。



 緑紫じゃないんかい。


↓↓↓12/11追記:CS二次予選 ↓↓↓


使用:緑紫グッドスタッフ


☆選択理由

 結論から言うと緑紫を握ることにした。常来、現環境で蒼波に勝てないデッキを使うなんて正気の沙汰ではない。
 しかし今回参加するエリアは中国地方。メタ張りと逆張りの土地柄であることを加味すると、「蒼波」「蒼波殺す山」「唯我独尊山」の三つが“均等に”いるのではないかと予想した。
 であれば「蒼波」の母数が少なめ且つ、初戦や2回戦目で「蒼波殺す山」が「蒼波」を潰してくれると想定し、「蒼波殺す山」と「唯我独尊山」を殺せる緑紫を選択した。
 赤白、蒼波が多いなら秘契約を握りたかったが、夜族(紫の世界)と緑チー牛が裏目であり、それらに負けた後に「緑紫使ってればなあ……」となるのが嫌だったので腹を括った。


☆構築の変更点

out:アーマーバット1、神産の猛追1
in:黄泉の獣ライウンコマイヌ1(3枚目)、チェイスライド1

コマイヌ:いくら蒼波の母数が少ない読みだったとはいえ、一人二人は絶対勝ち上がってくるはず。蒼波に対してはジュモクマシラ/ライウンコマイヌからスタートしたいため、両方ガン投した。
チェイスライド:新規採用。このカードを用意するだけで赤白のリーサルが大幅に遅れる。受け札兼、ジュモクマシラ起動札。

カシウスの枠、直前までアーマーバットにしていたが、蒼波にワンチャン取るためと相手のドブンからのお守りとしてカシウスを1採用。コマイヌスタートしやすくなったので縦引きの枚数自体は増えているし、アーマーバットが刺さる対面がデストジーズしかないが蒼波にはデストジーズ云々での不利ではないため不要と判断。

☆対戦レポート

ちなみに蒼波が最大母数でした!!!
次点で緑(雷契約・秘契約・チー牛)、紫(夜族・オボロ・紫エヴァ)。金雲や赤白は0でした。さすが中国地方。

一回戦:夜族
 先1マシラ→先2トップで神が来た。その後マシラオノゴロウにビランバ、シシにカシウスを撃たれて胃が痛くなる。デスタメントだけケアして5点出したら、相手が受け無しで勝ち。

二回戦:雷契約
 盤面シシシナツシコメでシシアタックしたらジャマー→オオカブト撃たれたが、シナツ重疲労シナツデッキ下って言われたので、シシ貫通込み2点、シコメアタック、チェイスでシシ自壊して神技でシシ蘇生して2点取りに行く。白晶もたれてたので返しナナフシで負けかーと思ってたら手札交換を引けていなかったらしく、ターン返ってシシ貫通で勝ち。今日も護身に成功して一安心。
 あの盤面、オオカブトでシナツ重疲労シシデッキ下って言われてたら負けてる。

三回戦:緑チーパラ
 階段下の緑は勘弁してほしい。
 相手が初動バーストセットでパスだったが、こちらもマシラ→シーカーでなかなか神が見えない。返しのビャクガロウ→クローズエボルをイワツチビコで耐える。神を引けずにもたついてたらオステアを張られて召喚時が止まり、胃が痛くなる。
 返しでヤマツミ素出しして、シーカーシーカーシコメシーカー黄泉道シコメシーカーで山7割掘ってやっと神が一枚見えた。(後ろの方で小声で「オステアあるのに召喚時使ってる……」ってボソボソいってたやついたけど見てるー?)
 パスしたらビャクガエボルをパラディンで回され、トラッシュが死んでさらに胃が痛くなる。
 ヤマツミが全部除外されちゃったので、なんか無茶苦茶して耐えて、盤面5点作って神に2個置いてバーストケアして殴ったら通った。
 なんで勝てたのか一番わからんかった。

四回戦:秘契約
 先行初手、カシウス・オノゴロウ・シコメ・ヤマツミ事故。ああ、負けちゃった、、、
 相手の後1ガタル→スパイダークにカシウスを当てる→エクレルタイガー→モンキーとオセロザが出てきた。オノゴロウで耐えて次ターンイワツチビコ+シコメでオノゴロウ回収。相手が回復状態2体盤面で殴ってきたので受けてオノゴロウ投げる。ターン返ってきたわー、と思ったら、ガダルの効果でアタック中回収してフレルメイア発動!なんやそれ!!!!!!!
胃が痛くなったが、そのターン相手がリザーブに1コアたりなくて完全耐性のイワツチビコ越えられない。
 ターン帰ってきて神までアクセスして、相手ソウルコアなかったので殴って勝ち。

五回戦:導魔
 階段崩れなかったので最終戦。ここにきてまさかの有利対面。のみならず、相手の初手にヴィーナ2枚あったらしく、こちらは後1神スタート。アーマーバット抜いたとかそういう次元じゃない噛み合いで勝ち。

蒼波当たらずに優勝。
中国エリア代表です。

☆総括

 というわけで、全国大会行きます。よろしく。
 今回三戦目までに蒼波に当たらなかったのはさすがにマッチ運と言わざるを得ないので、今後この山を擦るかは分かりません。使って結果出したらこの記事の更新が続きます。 
 最後に、練習に付き合ってくれた広島勢、対戦してくれた中国エリアの面々、優勝を祝ってくれたみなさんに感謝を。
 ありがとうございました。

 はじめて投げ銭設定してみるので御祝儀くれると嬉しいです。
(バトスピするうえで有益な情報を一切載せていないのでご注意ください)


↓↓↓2/28追記:CS2022決勝大会↓↓↓

お久しぶりです。全国大会の傷が少し癒えてきたため、形に残るものとしてレポートを残したいと思います。
私は予選すら抜けられませんでした……。中国地方のみなさんに申し訳ないです。

☆環境予想


 全国規模で行われた公式の前大会、バトルオブリベンジャーズのデッキ分布はまさに地獄の様相。初見殺しと運だけでパワーカードを上から持ってきて投げ合って勝つ運ゲー合戦。そんな大怪獣バトルじゃそりゃ夜族や導魔、ストジー的な、受け切った後に相手の受け全部吐かせるか受け貫通して勝つ山が強いよなーと考える。

 この時点で全国大会のデッキ分布は、よくわからんGS3割、夜族3割、蒼波3割弱、その他くらいで考える。
 自他含め、人間は簡単に思考の更新ができないと考えているので、蒼波をカモって二次予選を抜けた人は全国でも同じ傾向の山を使うだろうなと予想。
 紫エヴァ使ってた人もケーニッヒを止められないので、紫エヴァから鞍替えして夜族かなーと。
 加えて白のヘイトネクサスや緑の重疲労の弊害を蒼波のついでに受ける紫エヴァはあんまいないだろうとも思っていた。

 また蒼波はガンメタられつつあるが、相棒鮫シャックのパワー自体はイカれているため、青GSはもちろん、直近で結果を出しつつあったwbsも一定数はいるのでは無いかとも考えていた。

 緑色軸のGSや夜族にはめっぽう強いのが緑紫であり、そこら辺をうまく潰していくことができれば予選は抜けられるだろう。また蒼波に当たるのは多くても2回くらいだろう、そういう魂胆で全国に臨んだ。

☆使用リストと検討カード

 リストは二次予選の時と40枚同じ。
 二、三枚差し替えることも検討したが、結局落ち着いたのはあのリストだった。

候補↓

・アーマーバット
 見たかった山はWBS、赤エヴァ。WBSは直近で結果を出し始めていたし、赤エヴァはborで予選を抜けていたり、二次予選を抜けている。しかしそれ以外に当たった時に、トラッシュに落ちたら一生ゲームに絡まない紙切れだったため不採用。

・神産の草神カヤノヒメ
 入れたらサムネ詐欺じゃなくなるから不採用。
 見たかった対面は紫エヴァ、赤白その他創界神山。紫エヴァ対面はオノゴロウにカシウスを撃たれてしまったら初号機を止められないため、黄泉路での疲労札として有効。神割りで神山対面が楽になるし、ジュモクマシラとのくっつきも良いため悪くは無いのだが、紫エヴァ以外の対面はチェイスライドで良く、紫エヴァは予想ではそんなにいないと思っていたため不採用。

☆対戦レポート

一回戦:夜族 ×
 
幕張まで来たのに初戦の対面は地元・岡山夜族。神に4個以上、イワツチ2体に2個ずつコアを乗せていればまず負けない対面。初手神が手札に2枚。勝った!!
 順調に盤面を形成していくも、エルサルバジャーカシウスで阻害され、思うようにアタックステップが回ってこない。
 しばらくしてヤマツミ素召喚からカシウスビランバガン無視でヤシマをフル回転させてアタックステップ、ヤシマで全除去、ゼーゲもコマイヌもヴルンハルトも神産神殿で効果が出ない。一応リーサルターン。
 爆炎やキャバスラ的な誘発で後続を経たれるのがだるかったので神技でシシを蘇生したらゼロカウンター「スティールハート」????????????????
 まあどうせ盤面的にこっから負けないので、ターンを渡す。
 次の相手のターン。メインステップで時間切れ、ライフお互い3、デッキ相手15自分9。

 まままま負けですか????!

 負けです。
 人生で切れ負けしたの初めてだった。結果論もいいとこだが、シシ蘇生していなければゼロカンを踏んでいないのでライフ差で勝っている。知らんがな。


二回戦:緑起幻 ○
 リソース差があるので、こちらはイワツチ&オノゴロウを使いまわし続けて相手の盤面を重疲労させ続ける。神にアクセスして、ヤマツミを立てたらほぼ全ての受け札が無効になり、勝ち。
 一度相手にリーサルを作られた際、反魂で受けているのでジャマーを持たれていたら負けであり、実は結構ギリギリの勝負だったと言える。


三回戦:グッドスタッフ ×


・ジャッジ→「審判員」
・ザジャッジ→「オラクル二十一柱XXザ・ジャッジメント 」
・オーバージャッジ→「オラクルXXオーバージャッジメント」
・ジャッジ9→「mrゲーム&ウォッチの横b」
これらを使い分けるので混乱しないようにご注意を。

 対面契約オボロ。この時点で何故か紫ノヴァを警戒し、不用意なヒルコアタックはしないと決意。

 ところがゲームが進むにつれ、対面が誘発にタイミングやフラッシュのたびに度を超えた長考。体感タイミング毎1分くらいだったのでギリ許容していた。が、一回戦目の切れ負けを引きずっていたので時間的に焦ってしまい、オノゴロウを自壊した後にシコメを出すはずが何故かオオヤシマをプレイ(この大会の中で唯一の明確なプレミ)。まあこれはこれでリーサルあるしいっかーと思い殴るとザジャッジ&オーバージャッジでストップ。神技でシシ蘇生するとスプラッシュザッパーが飛んできて消された。

 次の相手のターン。相手は青の世界を張った後にトドメの長考。流石に催促したがあまり改善は見られない。その後にザジャッジにνジークを乗せて幻魔を召喚、2点受けて青世界回転→νアタックをイワツチでブロックして確定情報のチェイスライド。なぜかターンが帰ってくる。

 お互いハンドが死ぬほど薄かったので、小型とヤマツミを横に並べてアタック→ザッパーを手打ちしなければいけない状況を作る。相手ザッパーを手打ちした後にこちら神技→シシ蘇生。

「ゼロカウンター、スプラッシュザッパーで」

 全ての駆け引きを破壊する2枚目ザッパーによって盤面は滅び、手札も盤面も神の上のコアも全部ない状態で、生き残ったνジーク幻魔が殴ってきてゲーム終了。

 遅延でジャッジを読んでも警告つけられて終わりだからむしろタイムロス、くらいに考えていたのだが、後で聞いた話によるとジャッジがその卓で見張ってくれるようになるらしいので呼び得だった。

 あと序盤に間違ってヤシマ出してなかったら、ラストターンにザッパー関係なくリーサルが出て、νジークも殺せた。俺が悪い。


四戦目:秘契約
 オノゴロウ引けるかに全てがかかっている対面。
 先手、初手オノゴロウ無し。まずい。マシラプレイエンド。相手後手1。ガダルバーストセット神速スパイダーク。ひょえー!!
 スパイダークにカシウス当ててタイガー起動。モンキー&ダスキーテン&タイガーが並ぶ。ギリ4点しか出なかったらしいので、首の皮一枚繋がった感じ。次のターンに神とイワツチとオノゴロウにアクセスして勝ち。怖すぎ。


五回戦:空契約(?)
 グランツの時代からこのデッキは仮面ライダーファイズブラスターフォームを受けられない。z魔神にもさわれないのでハイタイドzブラスターでぶち殺された。
 テラードハイタイドの可能性を見た。準優勝おめでとう。


 最後、勝てたらオポラインだけどオポとても低かったし、そもそも無理対面だったので、1回戦目か3回戦目どちらかで勝ちを拾わなければいけなかった。

 蒼波に当たらなかったから山選択自体は正解だった!と言うつもりもない。負けすぎて下位の山に当たり続けただけである。また、少ないと思っていた紫エヴァも優勝しており、一位通過も蒼波だったことから、山選択自体にさえも正しかったのかどうか疑問が残る結果となってしまった。
 とはいえ、勝てない対面ばかりに当たったわけではないのも事実。プレミがあったのも事実。悔いが残る結果となってしまった。

https://twitter.com/yagane_bs/status/1627334577579786240


☆全国の総括

 全国大会はやはりメタゲームの質が高く、少しのプレイや構築の差が顕著に現れる実力ゲーでした。構築段階で余計なカードを入れている人が結局勝てていないのが証左です。(ゼロカウンターとかな!!!!)
 環境がこの先どう変化していくのか読めないところではありますが、来季もこの舞台に立てるように頑張りたいと思います。
 練習に付き合ってくれた人、応援してくれてた人、ありがとうございました。
 梨本全国の結果を受けてカシウス禁止にしろ。
 あと開始前に時計類全部没収した癖に、一回戦目に会場の置き時計晒しっぱなしだったの忘れてないからな(しかも席によって一部の人しか見えない)



 これにて、本noteの更新を一区切りとします。緑紫、まだまだパワーは落ちていないので是非使ってみてください。
 ここまでの閲覧、ありがとうございました。

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