スルーするの、よくないと思う。
「あのヒーローが帰って来る!」
桂正和先生の「ウイングマン」が、とうとう実写化されました!
ヒーロー大好きな主人公が本当にヒーローになっちゃうと言う、全中二病患者の希望の塊のような作品。
ヒーロー物でありながら、ストーリーは重厚で、でもそれを感じさせない軽妙なセリフ回しや周囲を彩る「美少女軍団」とのラブコメ要素もあり、とにかく魅力あふれる作品です!
未見の方は、ぜひ一度読んでみていただきたい!
なぜ8巻なのか?
一番好きなキャラが表紙だから。そして、「8」だから。
偶然にしては、できすぎだぁ!
※ ここからは、多少の「ネタバレ」がございます!
実際、実写化は・・・どうなの?
これは、結構難しい問題。
漫画やアニメ原作の「実写」って、ものすごく大変だと思う。
なにせ、「読み手のイメージ」っていう、見えない敵が既に存在しているから。
名前は出さないですけど失敗例も多くありますよね?
成功例だと「20世紀少年」などが挙げられるとは思うんですけど、ウイングマンはどうなるのでしょう??
テイザー見た限り、「ウイングマン」は完璧。
動きも、細かな部分も。
製作者の「こだわり」がクロムレイバーの再現度でよくわかる!
これならウイナアとか、デルタエンドとか、メカや必殺技は大丈夫そう!
問題は、キャストだけど・・・。
作品愛で乗り切ってみせる!
登場する女性がとても魅力的。
これは、上記キャストの難しさにも絡んでくるんですが、桂先生と言えば、とにかく「女子力」が高い。
おかしな言い方かも知れないけれど、表情とか、仕草とか、「女性じゃないとわからないでしょ?」と言うような表現がすごくうまい。
「ちょっと憂いを帯びた表情」
とか、
「悲し気に微笑んだ表情」
とか、
性別に関係なく、刺さると思う。
みんな、「菩薩級」に美しいから。
個人的に注目して欲しいのは、「あごのライン」。
私はあれ以上の綺麗なラインを知らない。
とにかく全員が個性的で、「どこにでもいそう」で、「どこにもいない」絶妙なバランス!
そんな中で、私は松岡先生が一番のお気に入り。
(ヘッダー画像の一番右の女性。また怒ってるw)
より詳細な情報は、こちらをどうぞ!
※ 外部リンクです!
おわりに
私が「ウイングマン」に出会ったのは、友人のお兄さんが持っていたのを読ませて頂いたのが最初でした。
いやもう、驚いたのなんの。
当時、ドラえもんとかちびまる子読んでた私は、その「リアルさ」に衝撃を受けました。
まだ自由に本が買えない頃だったので、大人になって「愛蔵版」で揃えたんですけど、読み返してみてあらためて「設定の細かさ」、「子供の頃には気付けなかったリアルさ」にまた衝撃を受けたんですよね。
学校生活とヒーロー活動の両立とか、敵の戦法がこちらの弱点を突いてくるあたり、それまでの特撮物とかヒーロー物にはないものでした。
間違いなく、私のDNAと心の奥深くに刻み込まれていて、私の小説にもすごく大きな影響を与えた作品です。
「設定」という概念は、間違いなく「ウイングマン」から学びました。
そして今回、「実写化」で三度目の衝撃!!
もうないだろ、と思ってただけに!
とにかく今から楽しみです!!
「礼賛記事じゃねーか!」
という声が聞こえて来そうですけど、実際「崇拝」してるレベルなので、なんて言われようが構わない!
いいからとにかく、見て!
感じて!
そして一緒に!