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犬の話 (ころん 生活編①)

前回、お迎えに至るまでのお話を記事にさせていただきましたが、今回はお家に来てからのお話をしようと思います。

はじめましての方は、よろしければこちらもご覧になってみて下さい。
犬の話(ころん お迎え編)|八神 夜宵 (note.com)
犬の話 (ころん お迎え編2)|八神 夜宵 (note.com)

ころんが来てから、私自身の生活にも大きな変化がありました。
まずは、「規則正しい生活を送るようになった」です。

これまでも、そこまで無茶苦茶な生活ではなかったように思いますが、やはり今までならだらけて寝過ごしたような場合でも、しっかり起きてご飯やケージの清掃などをするようになりました。

仕事帰りの寄り道もほとんどなくなりましたし、休日に遠出する機会も減りました。
要は、なんでも「ころん中心」の生活にシフトしていったようでした。

「犬を飼う」というのは、それなりに手間もかかるものです。
ひと昔前なら、外で飼って、ごはんは残飯、みたいな飼い方が多かったのでしょうが、今は屋外で飼育すると虐待扱いされることすらあるそうです。

フードの種類も増え、品質も格段に向上し、ワクチンも狂犬病だけではなく、いろいろな病気の混合ワクチン、それからノミダニの駆除薬、トリミングやシャンプー、小型犬なら肛門腺絞りなども必要になります。
つまり、手間と同時に、お金もそれなりに掛かる、ということです。

もちろん、掛けた分は100倍以上の、価値ある幸福になって返ってきますけどね!

そんなわけで、暇さえあればころんとベタベタ過ごす日々が続きました。
仕事中のお留守番もそつなくこなし、トイレも特に教えなくても、きちんとトイレトレーでできる、とてもおりこうさんでした。

が、ある時、事件が起こります。

いつものように、おもちゃと戯れていたころんが、ふと気づいて自分でトイレに行ってウンチのためにしゃがんでいると、「ブッ!」と、とても体重3キロ未満の犬から出たとは思えないくらいの大きなオナラが出ました。

瞬間、ころんはパニックになって、慌てて私の膝へ。
犬は、トイレの時が一番無防備になるので、その時に大きな音などがすると危険だと判断するのだそうです。

初めてのことで、すごく怖かったのでしょう、小刻みに震えながら膝の上で小さくなっている様子が、とにかくかわいそうで・・・。

それ以来、トイレトレーでオシッコはできますが、ウンチはできなくなってしまいました。
最初のうちは、ウンチをすること自体が怖くなってしまったようで、やむなく動物病院へ行って下剤を処方してもらうこともありました。

それ以来、「ウンチをする=怖い」が定着してしまうと大変なので、ウンチしそうになると、「がんばれがんばれ」と盛り上げ、無事に出たらそれがどこであろうとほめちぎる、ということを続け、それは今でも続いています。

最近では、オナラ自体にも慣れてきて、オシッコ中にオナラが出ても平然としてますが、ウンチは色んなところでします。
まあ、色んなところと言っても、お気に入りの場所は決まってる上に、「ウンチ出たよ!」と教えてくれるので、困ることはほとんどありません。

出ないで心配するより、全然マシです。

そうそう、ころんとウンチと言えば、もう一つ忘れがたい出来事が。
それは、お家に来て3日目のことでした、その頃はまだ夜はケージで一人で寝せていたのですが、朝(つまり4日目)になり、いつものように「おはよう」と声を掛けると、どこからともなくウンチの臭いはするのですが、物自体が見当たりません(この頃はトレーにできてました)。

勘違いか、昨日の分の臭いが漏れてるのかな?と思って確認しましたが、そうではないようです。

ころんはベッドにちょこんと座って、不思議そうにこちらを見ていますが、
やはり、まちがいなく臭うのです。

とりあえずころんを出して、ケージの中を隅々まで確認しますが、やはり見当たりません。

でも、臭いは強くなったので、近くはなってると思い、今度はベッドを調べてみると、なんと、ベッドの上に四つに畳んで敷いていた毛布の中に、チンとウンチが、それも、そこそこ立派なウンチが鎮座しておりました。

どのようにして、そうなったのか、今でも謎のままなのですが、毛布は四つに畳んでおいていたはずなのに、ウンチを包むように畳みなおされていたのです。

しかも、それは持ち上げてみるまではわからず、まるで人が畳んだかのように四隅が揃ってる状態だったのです。

この状態にするには、まず毛布を広げた上にウンチをして、それから包みなおすようにしなければならないはずなのです。

確かに、毛布をホリホリしたり、咥えて放り投げたりするような遊びはしてましたが、果たして偶然でここまできれいに包めるものなのでしょうか?

まるでキツネにつままれたような気がしましたが、もしかしたらものすごい天才犬なのかも!? と初めて思った朝でした。

この時の閃きは、後に事実となるのですが、その話はまた今度。

それでは、じゃわっとさんばばん!

#ころん
#犬
#ペット
#ウンチ




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