「わたなべなつのおにたいじ」人物設定資料 20240516
端役の方々
湯浅由乃(ゆあさ よしの)
八重の大学の研究室で研究員している大学院生。
修士号取得のために必要な授業は取り終わり、今は研究に専念している。
専門は弥生期までの器物の研究で、石器、土器、金属器、および古文書。
八重とは大学生時代にフィールドワークで出会い、卒論や研究の相談に乗ってもらったり、逆に八重から器物の解析を頼まれたり、とお互いに研究者として敬意を持った付き合いをしている。
上椙とは彼女彼女の間柄である。
リアリストな一面もあるが、素は天然。
イメージモデルは綾瀬はるかさん+木村文乃さん÷3くらい。
上椙千英(うえすぎ ちえ)
八重の大学の研究室で研究員している大学院生。
専門は人文考古学で、古文書解析のエキスパート。
それもそのはず、X線CTスキャン装置の開発者の娘である。
子供の頃に鬼を見ている。
パンクロックスタイルで服装の露出は高め。
顔を中心に多数ピアスを付けている。
自称「エンドルフィン中毒」。
普段は幼い言動や行動が見られ、人懐っこいが、「研究モード」に入ると極度の無愛想になる。
湯浅と彼女彼女の関係である。
イメージモデルはP5の武見先生とブラックラグーンのフレデリカ・ソーヤー
三浦雅子(みうら まさこ)
那津らが在籍する2年C組の担任。「ミマサ」「魔女」などの異名を持つ。
担当教科は現代国語と古文。
純日本人と公言しているが、実は母方の祖父がフランス人で、クォーターである。
彫りの深い美人で、特に鼻が高いことから「魔女」のあだ名がついているが、本人もまんざらでもないようで、つばの広い大型の帽子を着用して登校したり、箒でふざけるような、おちゃらけた側面もある。
イメージモデルは中学時代の国語の教師。
晴明の式神
首飾り本体
日本屈指の陰陽師、安倍晴明が作成した「超絶特級呪物」である。
五芒星を象ったヘッドに晴明の「魂の欠片」が封入されており、式神の制御を行うとともに、使用者にふさわしいか、判別している。
使用者は、晴明の能力を一部共有し、式神の使役、術の行使、言語能力などを手に入れる代わり、心願成就まで首飾りが外れなくなる。
多数の式神を勾玉にして封じてあり、見た目にも素晴らしい逸品である。
元亀車(げんきしゃ)
大亀2匹と多数の小亀で牽く四輪車。
中は入る人数に応じて広さが変わり、時間の経過が緩やかになる。
中にいるだけで回復力が高まるが、茶箪笥の中の果物や菓子などの飲食物には強い回復効果がある。
対応勾玉の色は「濃緑」
アダタラ
全長20mを超す、大ムカデ。
穴掘りが得意。口から溶解液を吐き出す。
対応勾玉の色は「黄土色」
米呂院(こめろいん)
犬神。体長は4mほど。
嗅覚と聴力に優れる。探し物が得意である。
対応勾玉の色は「灰白色」
ゼルマ
女阿修羅。赤褐色の肌と、炎の髪の毛を持ち、腕が6本ある。
それぞれに種類の違う武器(剣、槍、斧、鎚、チャクラム、鞭)を手にしている。火球を吐くことができる。
対応勾玉の色は「赤茶色」
紅尾(べにお)
紅の尾を持つ、孔雀のような鳥だが太い単脚で、足は人間の手のようになっている。大きな丸い頭に、前後左右、計4つの目を持つ。
翼長2m程度だが、非常に力が強く、元亀車を持ち上げて飛行することも可能である。
対応勾玉の色は「紅色」
あおすけ
麒麟の幼生体。ポニーほどの大きさ。飛翔(空を走る)能力がある。
角に治癒効果があり、その鳴き声は指向性を持った超高周波で、物質を原子レベルで分解する。
清明に懐き、側から離れない。臆病なくせに好奇心旺盛。
命名は清明。
対応勾玉の色は「瑠璃色」
奥入瀬(おいらせ)
水の精。長い髪の美しい女性の姿をしているが、能力を発揮する時はガラスのように透き通る。裾の長い打掛姿で現れ、振袖や裾を水や氷に変えて戦う。
対応勾玉の色は「透明」
つむじ
子供の女天狗。イタズラ好き。風と雷を操るが、能力は限定的。
博正と鬼祓の音色にぞっこんな、おませさん。
対応勾玉の色は「翡翠」
あとがき
以上が20240516時点(わたなべなつのおにたいじ⑭)までに登場した人物と設定となります。
※ 清明の式神については、本作品には未登場の式神も含まれております。 それらの式神は、続編以降で登場予定。
展開に直接触れる情報については、あえて伏せております。
「あとづけじゃん!」
なんてことではないので、その辺はよろしくご勘弁を。