ある「ギフテッド」当事者の半生(1) どうしてこうなった
最近、「ギフテッド教育」なるものが認知されつつある。というのも、文科省が「特異な才能のある子供への支援に乗り出し」たからだ。だから教育関連のニュースで『ギフテッド?ああ、頭のいい天才でしょう』と認識されている方も多いと思う。
実際はそんな簡単なものではない。ある意味「ギフテッド」という言葉が一人歩きし、ステレオタイプなイメージが形成されつつあるのには大変な違和感を覚える。
私は1988年(昭和63年)生まれで、平成の年と年齢が一致する歳だ。
そんな"古い教育を受けた"者の、あ