尖閣1945を読んで
普段、このような本は絶対自分では
手に取らない。
これは色々あって、
本当に巡り合わせで読めた本だと思っている。
取材も難航したそうだが、
壮絶な石垣島から台湾への疎開の際の、
尖閣遭難事件の手記だった。
魚釣島(うおつりじま)。
知らない方もいるだろう。というか、
わたしは知らなかった。
これは日本人であれば、
一度は読んでおいたほうが良いような気がした。離島の話ではあるが、
自分の国でここまで命を極限まで燃やしていた方々がいた日々を忘れてはいけない、そんな想いにかられた。
わたしはその中でも、
写真館の花木芳さんの話が胸が痛く、
すぐに音楽がおりてきた。
彼女は本当に強い女性だと感じた。
くわしい話は本を読んでもらいたい。
これは取材した方への許可なども必要であろうとおもうけど、
もし、10年くらいわたしが沖縄で暮らす事ができれば、少しは沖縄の方に認めてもらえる事ができるなら、曲として出してみたいなぁ、という想いもどこかにある。
でも私なんかポッと出のナイチャーが
語れる程の容易な話ではないのも理解している。でも後世に残せるとしたら、文字や音楽だと感じてならない。
アカペラですが、
すこし聴いてもらえると嬉しいです。
カリーがつないだ命
※カリーとは打ち掛け※
男たちに託したカリー
おばぁの真っ赤なカリー
確かにそこに命をつなぐ
奇跡が起こっていた
島には戻ってきたけれど
日ごとに声をなくして
何度もまた奇跡が起こる
そう信じてたけど
涙流してみても
笑う声聴きたくても
ぎゅっと抱きしめることも
叱ることも
もうできない
涙なんてもう枯れ果てて
生きるしかない日々
毎日あの子たちに懺悔しながら
心で会話をした
タバコはやめられないけど
悲しい過去の記憶は
そっとぐっと胸に抱えて
強く生き抜いた
黄金色に輝く夕日
見つめても変わらない
宝物で奇跡のような あの日々は
もう戻らない
本日もみなさん、素敵な一日を✨🌟
わたしもあなたも最強の運と笑顔で🌻
ひ日々是好日。
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