見出し画像

台風が過ぎて

台風前の、満月音浴会が終わった後

なかなかのデトックスがあり、

それが過ぎて、良い感じになった頃に台風3号襲来 ✨🐉✨

台風前はアセロラが豊作でしたが
今はだいぶ剪定しちゃった。。

ということで、恒例の台風のお篭りで!

とうとう! おっちょこちょいで不器用ながらも、
仕上げまでたどり着いた「金継ぎ」

変わった割れ方するのよね。うちの子たち、、


5年ほど前だったか
ふと、「金継ぎ」という文化を知り
美しさへの憧れだけで本漆の金継ぎセットを購入し

一度はチャレンジしてみたものの、
漆と向き合うには、その特性を理解した
忍耐と精密さ、そして何よりも
漆の放つ周波数との
見えざるコミュニケーションが無ければ
完成まで辿り着けない技であることを
身をもって知り😂
そして、当時は最終工程まで辿り着けずに
頓挫〜お蔵入りしてしまった割れた器たち、、
達成できなかった悔しさが胸に残り
それがずっと氣になり続けておりました。

それが再燃したのが、今年の4月に父が亡くなって、
ふとできた、島での空白の時間。

その時の心境が、すごく合致したのもあり
「今だ!」と、閃いたようにお蔵入りしていた食器たちをみながら
新たな力が湧いてくるのを感じました。

金継ぎ教室などには行ったことが無く
その情報の全てを「つぐキット」の販売元のYoutubeから取得。

https://youtu.be/Va2gld-8wMM?si=E-SRsvglyuHIj5_x


金継ぎは
金継ぎする食器の下準備から完成まで、最低でも数週間〜数ヶ月かかり
一つのお茶碗からも、果てしなく物語が産まれそう。

日本の伝統工芸の奥深さが
漆を扱うことで見えてきます。

金継ぎに惹かれたのは、
「修復」というところを超えて
芸術の域にあると感じたから。

近頃では、合成漆なんかを使って
1日で仕上げられるキットもあるみたいですが、

違う。それじゃないのよ。

という魂からの声に従い(笑
この本漆の「金継ぎ」を最後まで仕上げるに至ったのでした。

金継ぎを始めた時に「最近、金継ぎやっててさ。」と話した大家さんから
「じゃ、この子もお願い!」と渡された
大家さんお気に入りの急須(口のところが欠けてて直すのめちゃ難しそう!)も
わたしのポテンシャルを引き出してくれたかも(笑)

欠けの補修が難しいのと、狭い口の内側の仕上げに
手が震えました(笑
なんとかできて良かった!


全然、未熟な仕上がりですし、反省点もたくさんあり
伸び代しか無いんですが!!😂

難しい欠け!


一つ、大切な氣付きとして
「これが人間の仕事だ。」と感じました。

「感じて、待つこと。」
「最高のタイミングを見極めること。」

物事を合理的で効率的にしていくことが
人間の仕事ではない。

見えざるものとのコンタクト
周波数のやりとり
内側から放つ美しさへ対しての祝福

こんなことは、「効率化」の範囲から
大きく外れていること。

自分自身がまだまだ未熟であることも含めて
漆が教えてくれたように感じます。

お氣に入りのぐい呑みが、更に愛しくなった💖

しかし、、同じことが
あらゆることに対して言えるなぁ。

そして本格的に学ぶには
やはり教室で技術習得する必要も感じました(笑

故郷と石垣の移動中に割れてしまったクリソコラのルースも
金継ぎ!しちゃいました。
精麻と芭蕉の紐も新しく編みました✨🐉✨

これはオルゴナイトになるのかな?とか思ったり!

そんなこんなで漆と向き合い、
ようやく一山超えたところで
音と声に、その周波数を載せていこうと思います。✨🙏✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?