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音に入ること。

今年の夏より、お友達のご紹介で
星空観察会での唄のお仕事を、時々させてもらっております。(臨時要員的な)
ロケーション的に、とても興味があっただけに
「わぁ、楽しそう!!」と喜んでお引き受けさせてもらいました♪

地球から見える宇宙。
それは夜の星空であり、果てしなく拡がる意識のロマンでもあります。

「暗い夜」 というものが非常に貴重になっている昨今、

南の島、石垣島の北部、久宇良という
自然音と夜の暗闇という、有機的で豊かな環境
そこで奏でるアコースティックサウンド。(唄と三線)

音というものの本質にググッと深く入ってもらう
絶好のロケーションなのです!

月に叢雲


まぁ、イメージ的には色々と素敵な妄想は膨らみまくるのですが!
実際には、お天氣に左右されまくるセッティングでもあり、
にわか雨やら強風やら、、
天が与えてくる試練を、どのように受け取るか?の対応力と人間力。

あと祈りの力。

精神的にも、能力的にも
自分の未熟さとの対峙だったりまします(笑)

昨夜はコンディション的にはいい感じ〜のお天氣。
しかし、広い牧場に20m四方くらいにセッティングされたハッモック
微妙に吹いている風の向きも読まなければ
何を話しているのかが聞き取れない。😂

トークについては「声が小さい。」など、
課題がありましたが😅

演奏中は全体の周波数が会場の中で共鳴し合っている感覚があって
ハーモニーを感じていました。

一曲が終わった後の拍手のない沈黙さえも、
「身体全体で聴いてもらっている。」という安心感があり

全ての演奏が終わった時の温かい拍手と
お帰りになるときに初めてお顔を合わせる参加者さんからの笑顔は
その感覚は間違いなかったなと、わたしもとても嬉しくなりました。

これは最近、熟読している
「THE TAO OF SOUND」の著者であるファビアン・ママンの話とリンクした嬉しい瞬間でもありました。
彼は、ミュージシャン時代(1970年代)に、日本での公演で一曲目が終わった後に会場の反応が全くなく、「自分は何か間違ったことをしたんだろうか?」と内心パニックになりながらも、とにかく演奏には最後まで集中し、
そして最後の演奏が終わったその瞬間に、ワッと湧きあがった聴衆の鳴り止まぬ拍手を聞きながら、
日本人の聴衆は、コンサートを沈黙も含めた「全体」として聴いているのか!! と、とても感動したそうです。

聴衆がしっかりとその場と音に入っている時
沈黙の中にもその余韻があって
それは静かに巡る微細で神聖な波のようなもの。

なので、そこで
聴衆に楽しんでもらっているのかを聞くなんて
無粋なことはする必要はまるで無いのです。

とは言え!!
わたしも正直、観客の反応が無いと不安になっていた事も多々ありましたし、今でもその感じはゼロでは無いですが!!😅

シンギング・リンでの音浴会を繰り返し開催していくうちに
その場に満ちる共振周波数の感度も上ってきている様で、
このまま色んな実験してみようと思っています(関係者様、集合かけます。笑)

(個人のサウンドセッションでは、その音の響きや反応に集中する事もあり、グループでの音浴会とはまた視点がちょっと変わります)

数日前に、ご縁あってウチにやってきた新しい子
タンプーラちゃんとも
また新しいフェーズを作っていきたいなと思います♪

シンギング・リン®とのお見合い。
お互い、良い音を作っていきましょう!とお見合い成立しました(笑)



タンプーラは
F C C C をひたすら繰り返すインドの倍音楽器。

432Hzチューニングで
先日の満月音浴会もデビューしました。

少し整理して
新しい音のセッションも展開していきます♪
 

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