注文時のほっこりする話
妻から「自分が食べたいおかずを買ってきて」と言われ、久し振りに「かつや」のエビフライと一口カツを買いに行きました。
比較的すいていたので、すんなりと注文カウンターに入れました。
店員さんに「エビフライ1個と、一口カツを3個」を注文し、椅子に座ってホッと一息をつきました。
しばらくスマホをいじっていたら、「あのー」と、店員さんの顔が目の前に。
「一口カツを、ロースかつにしませんか?」
実は、一口カツは40グラムで、3つだと120グラムで450円。
ロースかつは120グラムで360円。
90円ほどお得になりますとのこと。
「じゃ、ロースかつにします。」
ということで、注文を切り替えました。
ずいぶん、気を使ってくれるなと、感心していました。
すると…。
しばらくすると、また、「あのー」と、店員さんの顔。
「ロースかつは、カットしておいた方がいいですか?」
食べやすくなるので、その方がよいので。
「じゃ、カットしてください。恐れ入ります。」
と、伝えました。
なかなか、いろいろと厨房で考えているようで、うれしくなりました。
「お待たせしました。」
と総菜袋を受け取ると、「ありがとうございました。」とご挨拶。
「え、まだお金を払っていませんよね。」
「あ…。すみません。お会計をお願いします。」
もしかすると、まだ初心者マークの店員さんかもしれませんが、心がほっこりしました。