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星の家のおもひで
仕事しながら、「そういえば、ペンション星の家って、まだあるのかなぁ」と、ふと思いました…。
高校時代、反射望遠鏡と一眼レフカメラを使って天文写真に凝っていたので、「一度は泊まりに行きたい」と、思っていたんですよね。
中学校の時から、故人の小山田いく氏の「スクラップ・ブック」とか「星のローカス」とかいう漫画が大好きで、読んでいた影響なのですが…。
その「星の家に宿泊する」という願いがかなったのは、大学受験が終わって、大学の入学手続きの直前の土日だったんですよ。
たまたま、私が、長野方面の大学に合格したため、「途中下車感覚で行くことができた」のが理由です。
で、部活の仲間と3人くらいで行こうと、ワイワイ相談していたら、「面白そうだから、連れて行って」と、後輩の女の子が2人、横から首を突っ込んできました。
それ、良いのかなあ、と、思いながらも、5人で行くことになりました。
今考えると、大胆ですよねぇ。
でも、私は大学の入学手続きもあるので、余りゆっくりできなかったんですが、強行日程で出発しました。
電車で移動したのですが、その当時は現在と違い、ものすごく豪雪で、3月だというのに、窓の外は2メートル以上の雪景色。
ただ、信州は、冬期間は天気が良いので、星が見えるといいなと思っていました。
ペンションに着くと、寒くて寒くて、と思いながら中に入ると、薪ストーブがあって、ものすごく暖かかったことを覚えています。
当日は、余り天気が良くなくて、観測会ができるかは、夕飯以降で決めましょうと案内があり、周囲を散策したり、買い物をしたり、三々五々、過ごしました。
私は、お土産が欲しかったので、カメラの収納箱に貼るステッカーとトレーナーを買いました。
このトレーナー、実はまだ着ています。
夕飯は、洋食のディナーコースだったと思います。
余りよく覚えていません。
この日は天気が悪く、結局、観測会は中止になったと思います。
翌日、早朝に移動しなければいけないため、私だけ早寝しましたので、その後のパーティの模様は知りません。
早めに朝食を食べました。
ずいぶん分量が多くて、凄く満足したのを覚えています。
強行軍で訪問したので、記憶が余り残っていません。
一緒に行った後輩の女性も、誰だったか全く覚えていませんし…。
でも、これが初めての「友人との外泊」でした。
独り立ちのプレリュード、ってことで。