株の学習 その2
前回の回答に出てきた、ディフェンシブ株について、HAL君に聞いてみようと思います。
ChatGPTは、返してくる回答の中に、次の質問につながる展開が含まれることが多いので、プロンプトの展開がどんどん広がっていきます。
ディフェンシブ株とクォリティ株
HAL君、前の質問の回答にあった、ディフェンシブ株と、先に質問したクォリティ株は、具体的に何が違うのでしょうか。
素人には、似た分類の株に見えてしまいますが。
HAL君 曰く『申し訳ありませんが、提供されたウェブ検索結果には、ディフェンシブ株とクオリティ株の具体的な違いについての情報が含まれていません。
しかし、私の知識を基に説明を試みます。』
凄いですよね。
GPT-4では、必要な情報が見つけられなくても、現在把握している情報から、説明を構築しています。
早速見てみましょう。
『ディフェンシブ株とは、経済が低迷した時でも安定的に利益を出し続けることが期待される企業の株式を指します。
これらの企業は通常、必需品を生産したり、サービスを提供したりするため、経済の状況によらず需要が安定している傾向があります。
一方、クオリティ株とは、一貫して高い利益を生み出す企業、すなわち「質の高い」企業の株式を指します。
これらの企業は良好な財務状況を持ち、強固なビジネスモデルを持っていることが特徴的であり、これにより一貫したパフォーマンスが期待されます。』
確かに、概念的には、分類が異なるということですね。
しかし、余り株の価値が上がっていかない市場の状況であっても、どちらも、確実に結果を出してくれるという点が一致してそうです。
もしかすると、両方の特徴を持つ株が、あるかもしれませんね。
『これら二つのカテゴリは確かに似ている部分がありますが、一部の重要な違いがあります。
ディフェンシブ株の主な特性は経済環境に対する抵抗力であり、一方でクオリティ株は企業の「質」によって特徴づけられます。
つまり、クオリティ株はその企業が良好な財務状況を維持し、強固なビジネスモデルを持っていることを指します。
また、クオリティ株は一般に、一貫して高い利益を生み出すことができる企業を指します。』
なるほど。
「経済環境に対する抵抗力」ですか。
とてもイメージしやすい言葉ですね。
このイメージなら、その違いが分かりやすいですね。
『具体的な例を挙げると、消費者が日常的に必要とする食料品や家庭用品を製造する企業の株は、通常、ディフェンシブ株と見なされます。
これに対して、優れた財務状況と堅固なビジネスモデルを持つテクノロジー企業などは、クオリティ株の一例と考えられます。
それぞれの株式分類が投資戦略にどのようにフィットするかは、個々の投資家のリスク許容度や投資目標によります。
ディフェンシブ株はより安定的な投資を望む投資家に適しているかもしれませんが、クオリティ株は長期的な成長を求める投資家に適しているかもしれません。』
凄くわかりやすい説明ですね。
恐らく、リストすると、この紹介された分野以外の分野に属する株もあると思います。
しかし、こういう観点で資産ポートフォリオを組むと、とても有効かもしれません。
次は、グロース株について、聞いてみましょう。
グロース株の特徴
株の分類として、最後にグロース株を聞いてみたいと思います。
HAL君、グロース株というのは、どういった株の特徴を持つものを指しますか?
また、その分類の株が持つ傾向というのは、どういった業界が多いのか、説明してください。
HAL君 曰く『「グロース株」とは、将来的な業績の伸びや成長が期待される銘柄を指します。
売上高や経常利益が年々増加傾向にあり、成長性のある企業が該当します。
近年では、AIやメタバース、自動運転、5Gなどの新興技術に関連する企業が該当するケースが多く見られます。
これらの企業はしばしば「テーマ株」とも言われ、将来的な成長が期待されています。』
AIが、グロース株なんですね。
今だと、半導体製造や、半導体製造のための機械製造なども、非常に将来性が期待されますよね。
また、生成AIのための専用チップメーカーや、AIに必要不可欠な電力の発電施設、例えば、核融合発電、水素発電といった、次世代施設も含まれるでしょう。
面白いなぁ。
『このようなグロース株を見つけるには、現在の業績だけでなく、新商品の発売や新事業の展開といった情報収集を行い、将来の成長性を予測する必要があります。
また、グロース株は、新興企業やハイテク関連事業など、今後成長が期待できる業界に多く見られます。
そのため、IT業界や最先端の技術を用いた業種など、成長が見込まれる業界における銘柄が特にグロース株と呼ばれることが多いです。』
分類について、よい理解が得られた気がします。
こうした分類は、この後展開する「資産ポートフォリオ」にも、直接関係すると思うので、意外と重要なんですよね。
ということで、長くなったので、続きは次回にしましょうか。