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【⑤延命治療の考え方】
その後、初の点滴と吐き気どめの注射をして終了。
N先生に今はまだ脱水症状が危ないから
明日も点滴しに来る様に言われる。
🏥
私は思わずN先生に、今日咄嗟に病院に来たが、
ヤエ氏をあのまま逝かせてあげたほうが良かったのか?
泣きながら聞いてしまった。
😭👩⚕️🩺
会計する待合室で。
なんなら周りに待機してるワンちゃん猫ちゃん親子がいるのに。
🐶🐱
『確かにそういう考えもあるかもしれないけど、
温かくして、必要な水分を補給して、出来るだけ苦しまずに逝かせてあげたいと、私達は思ってます』
今更だが、N先生は女医さんで、
なんかこの瞬間N先生からマザーテレサを感じた。
🏥……🏠
帰宅。
生死を彷徨いかけたヤエ氏は点滴効果?
家ではずっとポーーーーーっとしている。
声をかけても顔が天を仰ぎ、
目もどこ見てるのかわからない。
💬
いつものグルグルも言ってくれない。
……
………無…………?
______この瞬間、
私はヤエ氏が自ら作った死に時を
“点滴” という延命で邪魔してしまったのかと感じた。
😨
N先生は身体に負担をかけず温かく見送る事の大切さを教えてくれたけど、
ヤエ氏は5月で17歳だ。
『ニャン生』は充分全うしたのではないか?
ヤエ氏はヤエ氏の逝きたい時に逝こうとしてたのでは?
🐈
この考えが暫く私を苦しめた。
でも
一緒に病院へ付き添ったヒィが言う。
…
ヒィ『病院行って良かったよ。行かなければ今のヤエちゃんを温めてあげなきゃいけないとか分からなかったし!』
👩🏻🐈
確かにN先生から『今はとにかく温かくしてあげて!湯たんぽでも、お湯入ペットボトルでも、とにかくヤエちゃんの周りに置いて!』とご教授頂いた。
ヒィ『何も出来ないままお別れより、何かしてあげられた方がいいじゃん』
💻📚
この日まで猫を看取った色んな飼い主のブログや漫画を見てきた。
愛猫との別れ方。
延命治療せず、自然に任せた方が
猫らしい最期と語る人もいた。
それを読み『なるほどー』と私も感じていた。
でも実際、目の前にすると
全然『なるほどー』じゃない!
👹💥
ヤエ氏よ。
約17年、共にしてきた最期がコレなんて認めないぞ。
お別れの挨拶もまともにさせず、
こんなカタチで『ニャン生』
終われると思うなよ🫵
⚡️⚡️⚡️
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