見出し画像

『ぷらキャン』で初キャンプ!手軽さと快適さを両立するアウトドア体験

こんにちは!
長崎のライター、やえのです。

コロナ禍で一気に人気となったキャンプ。
最近は少しブームも落ち着いたようですが、いまだに人気ですよね。

ちょっと遅ればせながら、ですが、先日、初めて娘と一緒にキャンプをしてきました!

この記事ではキャンプのケータリングサービス「ぷらキャン」を使って、母娘2人でキャンプをした体験を紹介します。

とくに、佐世保でキャンプをしたい!っていう方は読んでくださいね!


ぷらキャン

ところで、あなたはキャンプが好きですか?

「行きたいけどな~でもな~」と諦めている人も多いのではないでしょうか?

たとえば、こんな風に思っていませんか?

テント設営や料理が大変そう。
子どもを連れていきたいけど、大人1人では無理。
キャンプギアはぶっちゃけ高い。
いろいろ買い揃えたところで、年に何度キャンプに行くのだろうか。

わたしはそう思っていました。はっきり言って高い趣味だし、夫婦が揃わないと無理だと思い込んでいました。
そんな時に見つけたのが、キャンプのケータリングサービス「ぷらキャン」です。

サイトは↓をクリック

ぷらキャンはテントの設営だけでなく、キャンプギアのレンタル、キャンプ場の予約、そして食事の準備までやっちゃってくれるケータリングサービスです。
そう、名前の通り、手ぶらでぷらっとキャンプに行けるんです。

5月の連休中、娘が「キャンプに行きたい」と言い出し、「それならば!」と予約。5月の中旬に1泊2日でキャンプに行ってきました。

キャンプで準備したもの

わたしにとってキャンプは、小さい頃家族で行った以来です。
中2の娘はもちろん、初めて。

娘がキャンプに行きたいなんて、驚きました。
思春期の女子はてっきりそういうのが嫌だと思っていたので、意外でした。

さて、テントやキャンプギアなどはぷらキャンが準備してくれています。今回料理は自分たちですることにしました。準備したものは以下の通り。

食材(肉や米)、調味料、水、氷、飲み物、お菓子、キッチンペーパー、サランラップ、除菌シート、ティッシュ、着替え、タオル、帽子、日焼け止め、化粧品、ゴミ袋、南京錠など

食べ物や飲み物は家のクーラーボックスに入れて持参しました(クーラーボックスもケータリングのセットであります)。それと、キッチンペーパーや除菌シート、ゴミ袋は準備して下さっていました。

基本的に食べ物と着替えなどがあれば問題ないと思います。

予約した2人用のキャンプセットはこんな感じ。

ぷらっとキャンプHPより

見てくださいな、このラインナップ。ランタン、テーブル、焚火台、薪、カトラリー、調理器具、などなど必要なものは大体揃っています。しかも、ほぼ、snow peak。

あとからネットで価格を見たのですが、目ん玉飛び上がりましたよ。

14時、キャンプ場に到着

キャンプ場に到着すると、ぷらキャンの代表、森永さんがテント設営をしていました。

場所は佐世保市鹿町(しかまち)の長串山(なぐしやま)キャンプ場

公園も併設されており、つつじで有名です。また、山の上なので、景色がめちゃくちゃキレイ。

平日ということもあり、他のキャンパーはゼロ。フフフ、独占!

テントに車を横付けできるのも嬉しい。基本的に私物は降ろさず、必要なものだけを随時車から取り出すスタイルです。

最初に森永さんからキャンプギアの使い方についてガイダンスがありました。

コンロやガス灯の使い方、焚火の火の起こし方、食器やそのほか準備しているものの説明がありました。
「ステンレスカップは真空構造なので火に直接かけないようにしてくださいね。破裂するんで。」
などなど、わからないことだらけなので教えてもらい、助かりました。

テントは広々。

実は4人用のテントなんです。

「直接着るシュラフはプレゼントです」とのことで、シュラフを着て、それから付属のふとん(7万くらいする!)をかけて寝ます。広いし、お布団はふっかふか❤

チェアも4つあったので、足を伸ばしてゆったり過ごすこともできました。

想像以上にあらゆるものが揃っていてちょっと興奮してしまいましたね。そしてこのピカピカイルミネーションが入口に。

イルミネーションライトが女子っぽいね

「これ、要りますか?邪魔ですか? ”映え”要らないですか?」と森永さんちょっと心配そうに聞かれましたが
「いいですね!」と返事。

人によってはチャラチャラしたものは要らないかもしれませんが。でも、このピカピカは夜、トイレから帰る時、目印になりました。

森永さんとベラベラ1時間ほどしゃべり、そのあと公園に遊びに行きました。

あ、ちなみに森永さんとのおしゃべりタイムはわたしが取材っぽいことをしていたから。
絶対森永さんとしゃべらないといけない、という訳ではありません。

さてさて長串山公園のおすすめポイントはローラー滑り台です。

めっちゃ長いよ

これはね、お尻のいじめでしたよ。こんなお肉もりもりのわたしのおケツでさえ、刺激マックスでした。スリムなみなさんは気を付けてください。ビーチ板が何か必要かもしれませんね。

小さいお子さん連れのキャンプなら、ここで遊べますね。

16時 鹿町温泉へ

ベンチでゆったり読書&ティータイムを楽しんだ後、温泉へ。
温泉施設は車にのって20分くらい走らせたところにあります。

鹿町温泉やすらぎ館

そこでゆったり温泉に浸かり、併設している直売所へ。

佐世保のレモンを使ったアイスキャンデーをゲット。
めっちゃすっぱくて、めっちゃ甘くて途中で娘にプレゼント。

ついでにトウモロコシと焼き鳥も購入しました。
炭火焼にして食べる算段です。ニヤニヤ。

帰りは車でaikoを流したんですがね、なんかこれがエモかった。
すると娘「なんか今、めっちゃ青春してるね♪ 放課後の気分」
わたしは(ん?学校行ってないのに???)と思いつつ
「一緒にいる同級生がずいぶん、年がいってるけどね」
と笑い合い、キャンプ場に戻りました。

19時 夕焼けハンティング

長串山キャンプ場をチョイスしたのは娘。夕日を見たかったからです。

長串山の西側は海で、遠くに平戸島が見えます。
高台に登ってみることにしました。
途中、中学校から電話があり現実に戻されつつも、山に沈む夕日をじんわり2人で眺めました。

レンズが汚れてる…😿
嗚呼、金曜ロードショーのテーマ曲しか流れてこない……。

20時 食事と焚火と、おばあちゃん

日が落ちると一気に寒くなりました。さっそく焚火を楽しみます。

火の暖かさ、揺れる炎で脳からアルファ波が出てる感じがします。パチパチと薪がはぜる音、そして木の燃えるにおいも懐かしい……。

実は、中学・高校の頃、わたしは屋久島に祖母と2人で住んでいました。借りていた家はかなり古く、お風呂がなんと、五右衛門風呂でした。

祖母は毎日薪でお風呂を沸かしてくれていました。よく家の裏で薪を割っていて、「カコーン」という音を聞きながら勉強をしていました。今でも耳から離れません。

今考えると、どれだけ大変かわかりますが、当時は全く感謝できていませんでした。毎日薪でお風呂を沸かすなんて。もう、地獄の沙汰ですよ。

お湯が沸いてもすぐに入らないこともあったので、冷めてしまうことも多々。そんな時も祖母は文句一つ言わず、火口に降りて薪をくべてくれました。

おばあちゃん、ごめんね。大変だったね。そしてありがとう……。

焚火でおばあちゃんを思い出すなんて。ぐすん。

さてさて、この日の晩餐は娘の希望でペッパーランチ。牛肉、コーン、ごはんを適当にバターで炒めて焼肉のたれとコショウをかけて食べるあれです。

たちまちいい匂い

ごはんを炊いたのですが失敗しました。
それでも混ぜてしまえば問題なし。「美味しいね!」と2人でモグモグ味わいました。娘の食欲が爆発していました。

昼間は風が結構吹いていたのですが夜になると風も収まりました。
食事も終わり、次は星空観察です。

星空撮影はわたしがやりたかったこと!

何枚か撮りましたがイマイチ。うーん。レンズのせいかな!

飛行機の軌道がとれました

スマホでも撮影。

うーん

fit boxingの「北斗の拳」をやっている身としては撮らねばならないもの。

そう、北斗七星!

はい、イマイチです。ちなみに月はこんな感じ。

ハーフムーンですね

夜空をぼんやり見ていると流れ星が!
娘は初めての流れ星に大興奮。

なのに「宇宙のゴミやチリが大気圏に燃えてね」と母はロマンのないことを口走っておりました。

22時 急にホラー

暗いキャンプ場のトイレで出会うのは、です。
これは避けて通れないもの。

普段、虫と戯れることのない娘は用を足すのに15分以上かかりました。

母「死なないけん」
娘「そういう問題じゃないんだって!!!(怒)」

娘にとって虫がたくさんいるところで用を足すのはお化け屋敷を超える恐怖体験でした。

そして遠くから「ホウ、ホウ」という声。
またしても娘ビビる。

「ミミズクかフクロウだね」
とわたし。

自然の音とはいえ、普段聞こえない音はやはり怖いのでしょうね。娘はビビりっぱなしでした。

そして就寝。わたしはお酒も入っていたこともあり、すんなり入眠。けれど眠りは浅く、夜中にカサカサという音がして目が覚めました。

え、ひ、人の足音……???

息を殺して外から聞こえる音に耳を済ませます。
5分くらい起き上がって聞いていましたが……。おんなじ感じでカサカサ音がする。

よくよく聞いていると風が吹いてテントがすれている音でした。

なんでこんなにビビっちゃうかというと、キャンプに行く前に女性キャンパーの恐怖体験の動画を見すぎてしまったから。

南京錠で内側からジップを止めていたのですが「やっぱり怖いな」とちょっと思ってしまいました。

誰もいないキャンプ場も、誰かいるキャンプ場も、女性だけだとやはり不安はつきものですね。

万が一の時、警察や家族に連絡できるようにしておくとよいかもしれません。管理人さんも17時くらいには帰ってしまうので。

今回、森永さんが「いつでも電話してきてくださいね。夜中でも。」と言って下さったので安心感はありました。

朝は鳥のさえずりが凄い

朝驚いたのは鳥のさえずり。
目覚まし時計代わりになるレベルのボリュームでした。

こんなに鳴いていたら誰でも起きるよね。
普段昼前まで寝ている娘もあっさり日の出と共に起床。

朝食はホットサンドを作りました。

お日様が上がるまでは涼しく、気持ちよい風。
朝早く外でコーヒーを飲む。めちゃくちゃ気持ちよいし美味しかったですね。
けれど気持ちよさはあっという間に消滅。
山の向こうから太陽が見えたとたん気温が急上昇。めちゃくちゃ暑くて車の影に待機しました。

そしてチェックアウトまではゆっくり読書タイム。

10時ちょっと前には森永さんがきて、またおしゃべりタイム。

定年してから趣味を仕事にした森永さん

「おすすめの季節は5月と秋、そして冬ですよ」
とのこと。

「夏は暑いし、虫が出るし、焚火を楽しめませんからね。」

たしかに。海キャンプとかはいいかもしれませんが、虫は難点ですね。

次のキャンプはどこがいいか相談したり、お仕事の話などしたりして、10時半にはキャンプ場を出ました。

まとめ

花火もしましたよ

今回かかった費用は35,000円+食料+交通費です。

同じようなキャンプギアを揃えようとしたらおそらく20万、30万はかかります。

あらゆるものが備わっていたので不便さをほとんど感じず、快適に過ごせました。

「キャンプは快適さを求めてはならない。不便な環境を楽しみ、自分で考えサバイバルするのが醍醐味だ!」という方もいるかもしれません。

それはそれでいいと思います。

でも、それだけをキャンプと言われちゃうとね。もったいない。
初心者でも、不慣れでもキャンプをゆるっと楽しむ方法があっていいですよね。ぷらキャンはそれを叶えてくれる素晴らしいサービスだな!と思いました。

森永さんの話によると、わたしたち親子のように母と子どもという組み合わせのお客さんが多いそうです。そういう潜在ニーズって昔からあったんだと思います。

わたしと娘にとって、焚火のにおい、夕日や星空の美しさ、心地よい鳥のさえずり、虫の驚異など、自然に触れることが何より最高の体験でした。

学校に行っていない分、こういう体験を通して少しでも成長したり挑戦したりできるようになってほしいと母として願っています。

次は秋。それまでせっせとお金をためて、飯盒炊飯の練習をしておこうと思います。

2024年5月20日記


今回わたしが利用したのは西九州させぼ地域商社の「ぷらっとキャンプ」。予約はコチラまで。

後日、代表の森永さんにはこのサービスを始めた経緯や叶えたいことなどインタビューしますので、お楽しみに!


【体験記事書きます!】

取材ライターとして体験記事やインタビュー記事など執筆しています。
書いてほしい!という方はぜひお問い合わせください。
お待ちしております。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集