カクテル片手にお絵かき!?オトナ限定イベント「Art Drink Night」イベントレポ
大村市にあるコワーキングスペースcotoにて、グラフィックデザイナーの久米真弓さん主催のArt Drink Nightに参加しました。
お酒を飲みながら、おしゃべりしながら。
自由に絵を描く。
楽しくてワクワクがとまらない夜を過ごしてきましたよ!
Art Drink Night
6月22日の夜。
私はJRに乗って大村へ。
いつもは車で移動する私が慣れないJRを使った理由は、お酒を飲むから!
そう、アートドリンクナイトはお酒を飲みながら絵を描くイベント。
酒を飲みながら絵を描くなんて、そんなイベント、聞いたことがない。
「大人になると、うまいとか、下手とか、そういうので絵を描かなくなる。大人の固定観念とか、プライドとか外して童心に帰って絵を描いてもらいたい。そのためには”お酒”の力を借りるのもありじゃない?」
と、主催者の久米真弓さん。
久米さんは、グラフィックデザイナーのお仕事のかたわら、幼稚園で絵画指導をやっています。
絵画指導と言っても、教えるというより、絵を描く楽しさを伝えているようです。
「はい、描いて―。どうやって描くか?そんなのテキトー!ほらほら」
そんなラフな感じで声をかけ、みんなの緊張を解く。もう既に開始前から飲んでいる久米氏。
私も時間前に到着したものの、ついて早々「はい、描いて~」とキャンバスを渡されました。
「ほら、せーのでやるとさ、緊張しちゃうじゃん。」
考えていないようでめっちゃ考えて空気を作ってくれている久米氏。すごい。
いざキャンバスへ!
筆の使い方や色の合わせ方など、簡単にレクチャーしてもらったら、いざスタート。
「あなたの空を描いて」
とお題をいただいたので、私なりの空を描く。
先日福岡で「ゴッホ アライブ」という展示を見て来た私は「星月夜」を思い、描きました。
うーん。今見ると、本当に私の絵?と不思議に思ってしまいます。
最後に白い絵の具液をまき散らし、絵の具のチューブの口で黄色のスタンプをしてできたのが、こちら。
雨と、ホタルを夜空に飛ばしました。
他の方が丁寧に作品に向き合っていたのに対し、私はさっさと書き終わってしまうという。
手持無沙汰にしていたら、「もう一枚描く?」とおまけのキャンバスをいただき、早速2作目に。
今回は九十九島の夕焼けをイメージして描いてみました。
タッチを変えたくて、手で描いたり。五感を刺激します。
普段左脳ばっかり使っているので、脳のバランスが崩れている感覚があるんです。どちらかというと、私は直感とかで動くタイプなので右脳派。アートが好きだし、音楽が好き。
文章は左脳なので、時々右脳を刺激することが大切なんじゃないかと思っている次第です。
ユラユラが強めのちょっと怖い絵になりましたね。ラメの入った絵具も結構使ったので、角度によってはキラキラします。
お酒はジントニックとコロナだけで、全然酔っぱらわないシラフ状態でした。でも、雰囲気がとってもよく、楽しくて笑いが絶えないそんな空間でした。
作品鑑賞会
描き終わったら、みんなの作品をじっくり見る時間。
同じ「空」をテーマにしたのに、こんなにも違うのかってくらい違う。
どれも本当に素敵で。
みんなで褒めちぎりあいました。
「上手い、下手じゃなくてね。自分の部屋に飾りたい絵はどれかちょっと考えてみて~」
もちろんランキングもしません。
各々が「ああ、この絵が素敵だな」と心で思えばよい。
でも、よく考えると自分の絵が一番思い入れがあるから、自分の絵が一番!って思ってしまいました。
帰宅するとさっそく娘に自慢。
「すごいね」
と社交辞令で褒めてもらいましたよ。
素敵な出会いに感謝
参加者は長崎、福岡、大村、諫早などなど、いろいろな地域からいろいろな年齢の方が参加。
短い時間だったのでみなさんと話はできなかったのですが、同じテーブルの数名とお話できました。
「文章がなかなか書けない」
と話す女性には、なぜかPREP法を説明する私。
文章書けなくて悩んでいる人、やっぱりたくさんいるんだよなぁ……。
何かお手伝いできるようになりたいなと改めて感じました。
「また会いましょうね」
そう心から言い合える素敵な出会いをまた重ねることができました。
久米さん、ありがとう。電車酔いを克服して、また行きます!
次回は7月27日
大人気のようで、次回は早くも満席とのこと!
定期的にやっているので久米さんのインスタをチェックしてみてくださいね!