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「相撲」11月場所総決算号

「相撲」11月場所総決算号が届く。今号は別冊付録の大相撲手帖付き。
https://www.bbm-japan.com/article/detail/11375
 表紙は貴景勝と照ノ富士の決戦シーン。巻頭は賜杯を抱いた笑顔の貴景勝。三賞力士が並んだ写真の記事を見て「アッ!」と思ったのは、3人とも大ケガから復帰した力士であること。照ノ富士、千代の国、志摩ノ海いずれも地獄を見たトリオ。養生と稽古に努めた結果に拍手喝采。三賞力士以外で、元気が目立ったのは新入幕の天空海(あくあ)。取り口のフレッシュさが光った。11月場所の最大の見どころは宇良の居反り。そして嬉しいのは納谷の十両昇進の確定。昇進を機に王鵬に四股名を変えるそうだ。祖父の大鵬にも負けない立派な四股名だ。来場所予想番付では、三役、入幕、十両とも、あまり動きがない。そして2020年の大相撲の動き。「相撲」誌が挙げたポイントは、以下の通り。あと幕尻優勝2回も入れて欲しかった。
1.令和初の展覧相撲〜初場所14日目にご一家で、相撲好きの愛子さまも
2.大関豪栄道引退〜大関在位33場所
3.横綱大関38年ぶりの一人大関〜3月場所は貴景勝一人ぽっち、5月場所で解消
4.朝乃山と正代が大関昇進〜3月場所で朝乃山、11月場所で正代
5.コロナによる混乱〜3月場所は無観客、5月場所は中止
6.ガイドライン違反〜阿炎、田子ノ浦親方、時津風親方、松ヶ根親方
7.付け出し力士〜3月場所で東洋大の深井が三段目付け出し
8.新十両は年間3人(史上最少)〜翠富士、錦富士、王輝
9.新入幕は6人〜霧馬山、豊昇龍、琴ノ若、翔猿、琴勝峰
10.照ノ富士、V字復活〜4場所で十両、幕内で2回優勝
11.三役昇進〜初は大栄翔と隆の勝、元大関の高安と照ノ富士が小結復帰
12.昇進回数〜明瀬山は4回目の十両、琴勇輝は8回目の入幕
13.5年以上、庄之助不在〜立行司はずっと式守伊之助
14.50歳の現役力士〜序二段の華吹
15.16歳の幕下力士〜吉井(稀勢の里の荻原以来)
16.前相撲が中止に〜9月場所の新弟子検査は1人だけで取り組み組めず
17.役員改選〜八角理事長4選、(新任)花籠親方、(再任)伊勢ケ浜親方
18.中川部屋閉鎖〜中川親方の不適切指導
19.訃報〜東関親方(潮丸)、元武隈親方(蔵王錦)、湊親方(長浜→豊山)

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