今年No.1ランチは「名もなき店」卵かけ麺🥚
はるばる浦和駅から国際興業バス停13箇所目「町谷三丁目」にある「拉麺 名もなき店」。住所はさいたま市桜区だが、食べログには南与野とある。最果ての地だが、正午前なのに行列で20分待ち。お店はカウンターのみ8席。若いご夫婦でキビキビ切り盛り。
ここのお目当ては「卵かけ麺」。いわゆる「まぜそば」である。とにかく見た目が美しい。麺は三河屋製麺の特注麺。真黄🟡の卵黄は「たむらのタマゴ」なる濃密種。スープに浸した麺に、卵を乗せただけの料理。しかしこれがまた激旨。卵白のトロみに、塩味のスープが渾然一体となる。トリュフソース、辛味噌、ブラックペッパーで味変を楽しめる。これは簡単なように見えて、奥深い料理。よく似た料理を挙げれば、吉祥寺「肉山」コース料理の締めに出てくる卵かけご飯。
これは今年のランチNo.1と言いたいくらいだった。「美味しかった」と激賞してお店を出た。若大将も「すごく嬉しい」と返してくれた。『料理の美味しさって、立地やキャリアなんて関係ないんだな』と実感。若い才能に幸あれと願う。
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