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人生初の「粉瘤」手術
年末の繁忙期というのに、身体に異常が発生した。睾丸と肛門の間に、おできのような突起物があることに気がついた。押すとなんだか痛い。『癌だと嫌だな』と思って、友人の整形外科医に症状を相談。
先生によると「粉瘤」だろうという見立てだった。粉瘤(アテローム・表皮嚢腫)とは、皮下にできる良性腫瘍。皮内や皮下に袋状の構造で、半球状の隆起となる。角質や皮脂が内容物として蓄積して肥大化。皮膚の老廃物のかたまりである。そこで形成外科や粉瘤専門クリニックの診察を勧められた。ネットで調べてみたら、粉瘤専門クリニックは数多く存在していた。その中で自宅から近い「アイシークリニック上野院」を選んで予約。
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行ってみたら、そこは完全に美容クリニック。われわれのようなおじさんが来るところではない。しかし診察を受けたところ、やはり「粉瘤」との診察。ということで即手術を受けることになった。ベッドに寝かされて手術開始。先ずは女性看護師に剃毛される。これから宦官にされる気分だった。そしてイケメン医師が部分麻酔の注射。これが痛い。麻酔が効いてから、患部の切除と掻き出し。その後に縫合。これは麻酔で痛くない。実質5分で、白内障手術よりずっと早かった。
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術後はガーゼ24時間着用。運動と酒は2〜3日禁止。その後は2週間風呂🛀禁止🈲で、シャワー🚿のみOK。更に2週間後に抜糸であった。手術費用は保険適用で8,960円。抜糸は僅か2〜3秒で終わった。まだ突起と痛みは残っていたので質問すると「3ヶ月ほどしたら柔らかくなります」との回答(うまいこと言うなあ)。2週間ぶりの風呂は極楽。自宅で最も安堵と幸せを感じるのはこの瞬間。友人の整形外科医の先生のおかげで、身体異常に迅速な対応が取れてよかった。