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「東北福興弁当」第10弾「未来へのきざはし」

「駅弁秋の陣2021」で「初陣賞」を受賞した仙台「東北福興弁当〜未来へのきざはし」(JR東日本クロスステーション)@1200を購入。あまり幕の内タイプの弁当は好みではなかったが、開けてみて驚いた。おかずは6つのパートに分かれていて、それぞれが東北6県の産物を使った料理である。数えてみたら全部で21種類も盛り込まれている。ご飯は2つに分かれており、片方は宮城・福島・山形の南東北連合軍。もう片方は青森・秋田・岩手の北東北連合軍。解説を読みながら食べ進んで行ったが、途中でどれがどれだかわからなくなるほどの多くの料理を美味しく堪能。駅弁の由来は第10弾「未来へのきざはし」と題されて、過去にも9回作られていて、今回は10周年を記念して過去9回の内容の一部を集結している。だから21種類のおかずを21社の東北各地の食産業事業者が分担している。つまりわれわれがこのお弁当を買って食べることが、東北地方の復興に寄与すると言うわけだ。東日本大震災は真に悲惨な天災だった。それが駅弁の選択で復興に貢献できるのであれば、胃も心も大喜びである。

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