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小伝馬町「田そば」の「スパイシーチキンカレー」と出会う幸運

小伝馬町「田そば」は駅4番出口の直ぐそばにある立ち喰い蕎麦屋。僅か5名収容なので店頭に行列。そもそも「かつお節卵かけご飯」のヴィジュアルに惹かれてきた。残念ながら今日は取り扱いなし。しかし下調べのうちに、ここがカレーで有名なことを知った。そう言えば先日ここに来て閉まっていた時も「カレーの仕込みで午後はお休み」と告知されていた。
 オーダーは「花まきそば(温)」@650と「カレー(小)」。ばら海苔の香りを吸い込みつつ、指宿鰹節の出汁が出た蕎麦を啜る。うん、ここは立ち喰い蕎麦のレベルを超えている。なぜか葱に山葵が添えらレていたので終盤に投じてみると、これが意外にイケる。温かい蕎麦と山葵の組み合わせが良いことは初体験だった。
 「カレー(小)」は正式には金曜限定の「スパイシーチキンカレー(小)」@420。食べた瞬間『なんだこれっ!』と叫びたくなるほどの本格的なインドカレー。今まで立ち喰い蕎麦屋では「よもだそば」のカレーがNo.1だと思っていた。しかし「田そば」のカレーは他の立ち喰い蕎麦屋を寄せ付けないどころか、カレー専業店の中でもトップクラスの最上級。
 よくよく考えてみたら、このカレーを金曜限定で出すから木曜午後はお休み。だから金曜日は「かつお節卵かけご飯」が券売機になかったのだ。お目当ての「かつお節卵かけご飯」が食べられなかったのは残念だったが、逆に週一回の「スパイシーチキンカレー」に巡り会えたことはラッキーだった。食べ終えてから、お店の大将に大絶賛のエールを送り、お互いに破顔一笑。でも今度こそは「かつお節卵かけご飯」食べるぞ!(しつこい性格)。
https://s.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13180804/

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