尾久キリスト教会でチャペルコンサート🎵
尾久キリスト教会では「ユーオーディア」を招いて、チャペルコンサートを開催。ユーオーディアは、日本のキリスト教音楽団体。団体名は「キリストの香り」という意味だそうだ。キリスト教徒のクラシック音楽家が集まり、演奏を通じて賛美、宣教、後進の育成を行なっている。この日は3人の女性演奏家が全14曲を独奏、合奏。ピアノ🎹加賀都喜乃、バイオリン🎻池田美結、ファゴット🪈今井潤子。
①エドワード・エルガー「愛の挨拶」
②アントニン・ドヴォルザーク「ユーモレスク」
③ヨハン・セバスティアン・バッハ「無伴奏チェロ組曲」
④フリッツ・クライスラー「プレリュードとアレグロ」
⑤ ヨハン・セバスティアン・バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」
⑥フランツ・リスト「愛の夢」
⑦ピュートル・イリイチ・チャイコフスキー「花のワルツ」
⑧ 日本の歌メドレー(浜辺のうた、七つの子、ふるさと)
⑨アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」
⑩カタロニア民謡「鳥の歌」
⑪ウィルツェン「あなたに」
⑫ナップ「Blessed Assurance」
⑬(アンコール)マロッテ「主の祈り」
チャペルコンサートならではの選曲で讃美歌が多かったが、これまで厳かな印象が強かったが、『(演奏次第で)ここまでドラマチックになるんだ』と感嘆。演奏の折々に語られるMCも興味深かった。例えばバッハは敬虔なクリスチャンで、毎週のように讃美歌を作曲していた。その譜面🎼には、通常なら自身のサイン✍️を入れるそうだが、バッハはSDGと記したそうだ。S.D.G.とは、Soil DEO Gloria (神にのみ栄光)と主を称えた。ファゴットは木管楽器であるが、材質は楓🍁の木でできている。音域がチェロと似ていて、低音の魅力。長さは1.2mもあるが、実際はU字構造になっていて全長1.8mある。2本の管の間をビブラートさせて吹く。讃美歌には民謡からの曲も多く「ロンドンデリーの歌」は「この世の波風さわぎ」という讃美歌になっている。「鳥の歌」はカタロニア民謡であるが、ツグミや燕など様々な鳥が次々と歌う曲。