真由子「ステージを、重ねて身につく、力かな」

久しぶりに東京エキゾチカwith真由子のコンサート。コロナ禍の影響でずっとオンラインコンサートだったが、久々に生で聴けた。横浜ジャズプロムナード以来のホールライブは、代々木上原の古賀政男音楽博物館のけやきホール。ジャズ、バラード、ポップス、演歌の複数ジャンルを、津川雅彦と朝丘雪路というスーパー両親譲りのソウルで串刺しにする。歌手デビュー以来、幾度もステージを踏んで歌い込んできた。自ずから備わってきた落ち着きと深み。今日は六本木でのアルバイト歌手時代に歌を教わったアーサー・ヴァレンズヴェラの友情出演を得て迫力倍増。アーサー・ヴァレンズヴェラはフィリピン生まれで、サッチモばりの低音のシブい歌声。それでいてラップもこなす。真由子を観ていると、思わず頭に浮かぶ一句。ステージを、重ねて身につく、力かな。
【SETLIST】
★ アーサー・ヴァレンズヴェラ
①INST/PIANO 019
②CRY ME A RIVER
③TENNESSY WALTZ 津川雅彦
④BECAUSE OF YOU 津川雅彦
★⑤HELLO DOLLY
★⑥SMILE
★⑦WONDERFUL WORLD
⑧LOVE LETTER - MEMBERS INT
⑨I WANT YOU LOVE ME
⑩FEVER 津川雅彦、ペギーリー
⑪ ONLY YOU - CHASER アメリカ
⑫STAYIN ALIVE アメリカ
⑬FAREWELL SNACK - CHASER