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岐阜屋vs餃子の王さま「タンメン対決」

久しぶりに岐阜屋を訪問。ご存知「しょんべん横丁」、失礼、今は「思い出横丁」の一角を成す町中華。入口に壁がないというか、開けっ放しの、豪快な露店風。真昼間なのに、ほとんどのお客さんが酎ハイ飲んでいる。それを羨ましい思いで横目で見ながら「タンメン」@580をオーダー。ついでに餃子@410も追加。岐阜屋「タンメン」を絶賛する声を聞いたこともあるが、先日行って美味しかった浅草「餃子の王さま」の「たんめん」と比べてみたい気持ちもあった。
 一言で言えば、男性的な野趣溢れる「タンメン」と「餃子」。「タンメン」の野菜は大ぶりにザックリとカットされ、あまり熱を加え過ぎず、野菜の歯応えを残してある。麺は標準の太さで柔らかめ。いかにもラーメン屋のラーメンっぽい麺で、カンスイの匂いが食欲をそそる。スープの塩っぱさは、気温が上がった好天気の下で、汗をかいた身体に心地よい。野菜も麺もスープも、女性的な「餃子の王さま」と正反対。餃子は鉄鍋で、じっくり蒸し焼きにされてゆっくり登場。皮はカリカリ焼いた「餃子の王さま」と違ってモチモチ派。ニンニクたっぷりで「口臭なんてケチくさいこと、気にしなさんな」と背中を叩かれているような気持ちになる。もちろんお腹いっぱいで、大満足。総括すれば、剛の「岐阜屋」に、柔の「餃子の王さま」とでも言えようか。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000757/

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