相撲博物館「特別展〜生誕150年〜第19代横綱 常陸山」展
秋場所と並行して開催されている相撲博物館の展示は「特別展〜生誕150年〜第19代横綱 常陸山」展。「角聖」と呼ばれた明治の最強横綱であり、出羽海一門の開祖である。
https://www.sumo.or.jp/KokugikanSumoMuseum/
1907年、第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトに謁見、ホワイトハウスで横綱土俵入りを披露するなど多くの逸話が残っている第19代横綱 常陸山 谷右衛門。技量・品格ともに優れ、「角聖(かくせい)※」と讃えられた。第二代梅ヶ谷と並んで梅常陸時代と称された。引退後は年寄出羽ノ海として、2人の横綱と3人の大関を育て、出羽海部屋の繁を築いた。 ※角聖とは角力(相撲)の聖人の意。比類なき功績から、常陸山だけが角聖と称されている。
実は先日に千駄木の宴会で会った方が、常陸山の4代目。そのため相撲茶屋「高砂家」を経営なさっている。切り盛りは奥さまと娘さんがなさっている。今回の相撲博物館展示にも、常陸山ご遺族も資料提供なさっている。それで国技館観戦日には女将さんにご挨拶。今まで力士の家族親族には会ったことがあるが、相撲茶屋の方と接したのは初めてだった。