尾久駅前で継承された中華そばの名店「竹千代」
5年前に尾久駅前に感動が生まれた。それは中華そば「竹千代」のオープン。『こんな地味な場所に、こんなに美味しいラーメンが🍜』という衝撃だった。しかし実は尾久駅は上野駅と赤羽駅の中間という交通至便の地。ただ駅背後に大規模な列車基地があり、商業ビルが発展のしようがなかった。
ずっと大混雑だったので、ずいぶんと久しぶりに訪問。しばらく行っていない間にも「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー〈TRY〉」も受賞していたし、「ラーメン女子グランプリ」などというイベント(竹千代のラーメンを愛する女子ミスコン)」も開催されていた。自分は「中華そば」、連れ合いは「黒醤油」をオーダー。「中華そば」は昔ながらのアッサリ味で細麺、「黒醤油」は真っ黒な濃厚醤油のツユに縮れ太麺。変わらぬ美味しさを堪能した。
ところで『あれ、マスターがいない⁈』。思った疑問を口に出さずにはいられない性格なので「マスターは?」と質問。返ってきた答えにビックリ。実は「竹千代」は昨年11月で閉店予定だったそうだ。しかしお店を継いでくれた女性がいて、今日もカウンターで奮闘していた。先日はやはり尾久駅前の町中華「大将」が代替わりで驚いたが、サプライズ続き。ともあれ尾久駅前の名店が存在していて何よりだった。人気店って、代々木上原とか派手な場所に移りたがるものだから。
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