なでしこジャパン🇯🇵熊谷紗希キャプテンの涙
なでしこジャパン🇯🇵が、北朝鮮戦🇰🇵でパリオリンピック出場を決定。勝利の瞬間の熊谷紗希主将の涙を観て、胸が締め付けられた。なでしこジャパン🇯🇵は、かつては世界ランキング2位までランクされ、しかも2011年にワールドカップで優勝した。男子サッカー⚽️より、よほど優秀だった。しかるにポスト澤穂希世代で、リオジャネイロ・オリンピックに予選落ちで出場できなかった屈辱。一時期は内紛めいたこともあった。その後のWEリーグは苦しい時期を過ごした。今年だって連覇した「INAC神戸レオネッサ」が身売り。だからこそ熊谷キャプテンには、大きなプレッシャーがあったことだろう。それも相手は強豪にして不気味な北朝鮮🇰🇵。北朝鮮🇰🇵は国交のない国が多いので、対外試合が少ないのに、世界ランキング9位。8位の日本🇯🇵よりも、実質的に実力は上かと危惧していた。しかもホーム戦に敗れると、パリへの切符🎫は手に入らない。なぜならアジアの枠は2つだけだから(もう1つはオーストラリア🇦🇺が獲得)。正直言ってゴールキーパーの山下杏也加選手の守備で、北朝鮮🇰🇵チェ・グモク選手のゴールが認められなかったのは、ややラッキーだった気もする。しかし運だって実力のうちだ。日頃の努力に、幸運の女神は微笑むのだ。
そもそもスポーツ界は、男女で待遇に大きな差がある。例えばサッカーで言えば、ロンドン五輪の海外遠征の飛行機✈️で、男子はビジネスクラス、女子はエコノミークラス。最も悲惨だったのは、女子プロ野球⚾️。億単位で稼ぐ選手が多くいるNPB男子と違って、女子は2019年に大量退団、2021年には体制崩壊。卓球でも、伊藤美誠選手と平野美宇選手が15歳の最年少コンビで優勝に50万円の賞金が出て、目を丸くして飛び上がっていた光景(子供だっていうこともあったろうけれど、男子プロ野球やサッカー選手だったらここまで喜んだろうか?)。歴史ある男子スポーツ界には多くのスポンサーがつき、興行成績も大きいエンターテイメント産業。人気上昇➡︎収益改善➡︎レベルアップ➡︎待遇アップ。そこをうまくやっているのは、女子ゴルフくらいだろうか。選手の活躍には有能なプロデューサーがバックヤードに必要。スポーツ界で女子はすごく頑張っている。その努力や成果が報いられるような世の中になって欲しい。