上田市丸子中央病院夏のフェスティバル「平和を願う〜チャリティコンサート」+大花火大会
信州上田市を訪問。映画「残照の彼方に」の舞台となった丸子中央病院(ものすごく立派な総合病院❗️)駐車場での「(ウクライナの)平和を願う〜チャリティコンサート」に参加。ちなみに丸子は高校野球で有名な丸子実業のある街で、現在は上田市の一部となっている。上田駅からは車で30分弱、最寄駅はしなの鉄道大屋駅(5km)。
司会は上田市の花、信州上田観光大使で女優の土屋貴子。もう一人は元上田警察署長の小田原勝。上田市イベントの数々で共演した二人が息の合ったところを見せる。出演トップバッターは、伊那市出身の音楽家である湯澤かよこ。ホイットニー・ヒューストンに憧れてボストン「バークレー音楽大学」で武者修行。去年に母親になったばかり。伸びやかな歌声であった。続いては、上田市が世界に誇るバイオリニスト中澤きみ子。今年5月に紀尾井ホールで開催された50周年記念コンサートは大好評を博した。「紀尾井ホールでの曲目は、50年前のデビューの時の上田でのコンサートと全く同じでした」と司会の土屋貴子。今日は初野外演奏&バンドと初共演という驚異の設営で、曲目もクラシックではなくタンゴ。アルゼンチンのブエノスアイレスにも(審査員として)2回渡っているので、タンゴはお手のもの。時に荒削りで、時に繊細で、時にエキゾチックな、いくつもの顔を見せるパフォーマンス。そして東京エキゾチカwith真由子。津川雅彦と朝丘雪路のひとり娘で、女優から歌手に転身。東京エキゾチカはオールジャンルを演奏できるバンド。この日はリハーサルから見学させて頂いた(リハーサル立ち会いは谷山浩子以来の神秘的経験)。真由子にとっては初の野外ライブ。張り切り方も半端じゃない。ステージから飛び出すような弾ける歌声だ。リハーサルから本番まで、ずっと力強いボーカルで声が減らない。聴衆もステージ後の真由子に感激を伝えるほど熱唱にノリノリ。演奏中のMCで真由子が語った父・津川雅彦のことば「(この世で)起きたことは全て正しい」 は心にズンと来た。今日の「平和を願う〜チャリティコンサート」の意義を見事に代弁したことばだったから。
この日は丸子中央病院主催の花火大会でもある。コンサート終了後には、目前で打ち上げられる巨大花火は(こんなに至近距離で見たのは初めて)、8,000発もの乱れ打ち(ちなみに神宮花火大会が12,000発というから、その規模感がすごい)。コロナ禍での自粛、世界紛争によるインフレという世相をぶっ飛ばしてくれた丸子中央病院・丸山和敏理事長の心意気。丸子テレビ(MTV)の中継も入って、大盛り上がり。まさに信州の夜空を彩る音楽の祭典となった。
【自作SETLIST】
1️⃣湯澤かよこ
①信濃の国
②Summer Breeze
③I Will Allways Love You(Whitny Houston)
④Lesson
⑤不明
2️⃣真由子(前半)
①Cry me a river
②Tennessee Waltz
③恋の十字路(欧陽菲菲)
④別れのスナック(朝丘雪路)
4️⃣真由子→中澤きみ子リレー
①ゴンドラの歌(中山晋平作曲)
4️⃣中澤きみ子
①ラ・クンパルシータ
②リベルタンゴ
4️⃣真由子(後半)
①Fever
②Dream A Little Dream Of Me
③夜間飛行(ちあきなおみ)
④Only You
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