第105回全国高校野球大会における、慶応の優勝と佐々木麟太郎くん以外で、全体を通じて注目した3つのポイント
第105回全国高校野球大会における、慶応の優勝と佐々木麟太郎くん以外で、全体を通じて注目した3つのポイント。
1️⃣齢79歳の大垣日大の阪口慶三監督
・立っているのさえやっとに見えるお爺ちゃん監督。大垣日大の監督歴19年(前任の東邦高校を含むと56年)。なんと率いている現チームに、お孫さんが選手として在籍している。名采配を揮うそうだ。忖度の結果でなければ大したものだ。敗退後に「(甲子園に)また来る」とおっしゃったところが、仰け反るほどすごい。
2️⃣長髪で出場した慶応高校
・坊主頭が当たり前の高校野球に、長髪を靡かせて登場。とは言っても「巨人の星」の花形満(神奈川県代表・紅洋高校)のような長い前髪ではなく、常識の範疇。高校野球の前時代的な慣習を破ったことは天晴れと讃えたい。他の高校野球部も続いて欲しい。他校の監督や部長も率先すべきだ。
3️⃣盗撮禁止
・応援団のチアリーダーたちのスカートの下を望遠レンズで盗撮する輩が多いとのこと。女子スポーツ選手たちからも、同様の被害に対して抗議の声が多くなっている。結果的に応援の女子は、野球ユニフォームの短パンが多くなった。盗撮が止められないなら、球場へのカメラ機材持ち込みの規制もやむを得ない。