ヤマダ・マサミ氏の特撮本
ヤマダ・マサミ氏の作る「ぼくのトクサツ物語」を読ませて頂いている。ヤマダ・マサミ氏と初めて会ったのは、友人知人で池袋に特撮映画を観に行った時。レイトショーだったので、直前に食事をご一緒させてもらった。ヤマダ・マサミ氏の関心は怪獣の世界。それもとてもディープな領域だ。自分も子供の頃から怪獣好きで「シン・ゴジラ」は3回映画館に行ったし、前職の職権濫用でずいぶん怪獣レア本の復刻を手がけた。ということで当然ながら話は大いに盛り上がった。
そんな縁でヤマダ・マサミ氏の発行する怪獣同人誌を読む機会を得た。正直あまりにディープで、僕程度の怪獣好きではついてゆけないレベルである。第7号では「追悼、飯島敏宏監督 幻の長編『ジャイアント作戦』」。人気キャラクター・バルタン星人の産みの親。第8号では「さよなら1966年(ウルトラマン)24話〜26話」。66年末から67年始にかけての、レッドキングなどの怪獣スター輩出を愛おしく回顧する。怪獣を横から後ろから見たり、体内解剖図を真剣に眺めたり。編んでいるご本人評して「端っこの本」。この世界が真に理解できるのは元職場の変人MPか、○田書店の高○さんくらいだろう。