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お客さんが丹精込めて自分で手作り「さばめし」

今日は御茶ノ水方面に野暮用があったので、三崎町「さばめしの鯖匠」を訪問。水道橋駅裏の飲食店街の一角にあるお店。若い大将と女性二人で切り盛り。ここは「さばめし(鯖飯)」一本のお店である。トッピングを葱や山椒にするバリエーションだけがある。自分は「山椒さばめし」@950をオーダー。

 さてこの「さばめし」を食べるには4つの工程がある。

1️⃣一杯目〜しゃもじでさばをよくほぐし、飯と混ぜてそのまま食す。

2️⃣ 二杯目〜薬味と胡麻を加えて香りを楽しむ。

3️⃣ 三杯目〜海鮮の胡麻和えを乗せる。

4️⃣ 四杯目〜きざみわさびとお出汁で茶漬けにする。

 これがまた旨かった。そもそも焼き鯖に脂が乗っていた。その脂の旨みで数種類の美味しいバリエーションを創出。まさにアイデア💡の勝利。よくよく考えたら客が料理する省力化。つまり鰻の櫃まぶしや鯛茶漬けの鯖版である。プチ高級立ち喰い蕎麦屋「嵯峨谷」で出る「あじごはん(鯵ご飯)」を客が自分で作るのである。ともあれ安くて美味しいから、とってもいいのだ。これ一本で満員御礼は大したものだ。

https://s.tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13265562/


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