Gueen32th、あなたは最近で大声を出したことがあるか⁈
GWの恒例行事はGUEENコンサート32th(32年目)。
あなたは最近大きな声を出したことがあるか? あなたはこのところで英語で絶叫したことがあるか? あなたは直近で感激で涙を流したことがあるか? あなたは見ず知らずの大勢と唱和したことがあるか。あなたは300人の一員となって手拍子を打ったことがあるか? あなたは心の底から大笑いをしたことがあるか? それができるのがQueenのトリビュートバンドGueenのコンサート。われわれが本物のQueenを生で聴いていたのは45年前。フレディ・マーキュリーが早逝してから、はや33年。もはやフレディ波多江(Gueenのメインヴォーカル)が言うように、フレディ・マーキュリーの声にフレディ波多江の声が意識の中で覆い被さっているかもしれない。相変わらず楽しませてくれるMCトーク。もうサンドイッチマンかナイツ並みに座持たせが上手い。聴衆はずっと笑っている、ずっと共感している、ずっと一緒に身体を動かしている。
この日の公演は前半に「Queen II」のパートがあった。選曲は3曲。「Orga Battle」「The March of the Black Queen」「The Fairy Feller's Master Stroke」。いずれも最も好きな方のトップクラスに入る曲だ。自分がQueenを聴き始めたのは「Killer Queen」の入った「Queen Ⅲ」がリリースされた頃。「Queen II」は、その歌詞のファンタジー性が傑出している。まるでケルト神話のような創造性は、Queenのアルバムでも群を抜いている。LPレコードではA面がホワイト、B面がブラック仕様の曲構成。そしてエンディングは「We Will Rock You」「We are the Champions」で盛り上げてくれて「God Save the Queen」で締めてくれる。最後がイギリス国歌であることは、もちろんQueenのエンディングを踏襲しているが、そのキチンと礼を踏んだ気品に好感が持てる。32年に渡って青春の時間を共有してくれるフレディ波多江に感謝。そして冒頭に登場してコンサートエチケットを説明してくれた小学三年生のフレディ波多江のお嬢さん(本当か?)の愛くるしさに卒倒。