「相撲」2023年初場所展望号が届く
「相撲」初場所展望台号が届く。表紙は大関が期待される若隆景と豊昇龍、新小結の琴ノ若と若元春の4人。巻頭カラー特集は九州場所優勝の阿炎と準優勝の高安。新小結の琴ノ若と若元春も。
興味深かった記事は「昭和40年初場所の部屋別総当たり開始」。二所ノ関一門の横綱大鵬を同門の玉乃島(横綱玉の海)が内掛で破った衝撃の初日だった。優勝は大関・佐田の山で翌場所に横綱昇進。
誌面に昨年の大相撲界の10大ニュースがあったが、自分なりの昨年角界の総括も併記。
★「相撲」大相撲10大ニュース
1️⃣群雄割拠の戦国時代(6場所の優勝者が全て別力士)
2️⃣名古屋場所、新型コロナ再流行で大量休場(八角理事長以下、全43部屋のうち13部屋、関取70人のうち23人、全力士(序ノ口以上で628人)でのうち180人ものコロナ感染による休場率28.7%)
3️⃣巡業や引退相撲が復活
4️⃣御嶽海、長野県から雷電以来の大関昇進
5️⃣御嶽海と正代、大関から陥落
6️⃣鉄人・玉鷲が昭和以降最年長優勝
7️⃣実力急上昇の若隆景が年間最多勝(1位若隆景、2位琴ノ若、3位豊昇龍、横綱大関陣でトップは貴景勝が6位)
8️⃣大相撲ファン感謝祭が大盛況
9️⃣武隈(豪栄道)、押尾川(豪風)、安治川(安美錦)部屋がスタート
🔟二所ノ関部屋(稀勢の里)が部屋開き(牛久市)
◆①朝乃山が三段目で復帰
◆②東大から初に入門
☆MY昨年角界の総括
1️⃣横綱大関の権威失墜
・照ノ富士の膝悪化
・正代、御嶽海の大関陥落
・朝乃山の謹慎
・後半は3場所連続で平幕優勝
・年間最多勝の争い〜一位が若隆景、2位が琴ノ若、3位が豊昇龍って⁈
2️⃣世代交代の過渡期
・若隆景、豊昇龍、霧馬山、琴ノ若の台頭。
・三役の大渋滞〜初場所は8人の見込み
・栃ノ心、宝富士あたりはそろそろ苦しそう。
3️⃣高安の悲劇
・優勝🏆次点8回目。9回目で優勝したのが稀勢の里。
4️⃣軽量力士の活躍と挫折
・翆富士、翔猿の活躍。一方で照強、炎鵬の苦戦。
5️⃣引退力士の多発と角界に残らないケース
・残る派〜魁聖、千代鳳
・残らない派(こちらが増)〜松鳳山、千代大龍、常幸龍、豊山、旭秀鵬
6️⃣コロナ禍の休場
・特に名古屋場所は、休場が計13部屋で、全体の3割近い180人の力士という異常事態。
7️⃣力士寿命の延長
・玉鷲の大活躍
・他にも35歳前後での活躍力士が多数
8️⃣不祥事謹慎からの復帰力士の活躍
・阿炎🔥、龍電🐉、朝乃山🌅の活躍(前より良くなったくらい)
9️⃣十両の活性化
・熱海富士、北青鵬、北の若、豪ノ山など勢いがあって、有望新人が輩出
・幕下や三段目付け出しの学生タイトルホルダー出身者たちが関取の座を虎視眈々と目指す
🔟親方衆の世代交代
・角界一の実力者と言われた尾車親方の定年
・二所ノ関親方(稀勢の里)、宮城野親方(白鵬)の台頭